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スピーカー3機種聴き比べ!高級機種としておすすめされるJBLは本当に音が良いのか?
突然ですがみなさんは「憧れのスピーカー」はございますでしょうか? 私は「いつかJBLのスピーカーは手に入れたいなぁ」、と常々思っております。
しかし
「そんなに良いスピーカーじゃなくても良い音は出せるのでは?」という感情もあるのです。
そこで今回は3つのスピーカーの音の聴き比べを、レコードを使って行っていきたいと思います!
(今回使用する機材は、我々ニーゴ・リユースで実際に買取したお品物になります。
もしご家庭で使わなくなったオーディオがございましたら、是非ニーゴ・リユースにお問合せください!)
目次
使用する機材
スピーカー①
DENON USC-MS3
ミニコンポ(D-MS3)用スピーカー。2002年発売。
当時の新品価格は不明ですが、現在中古市場ではミニコンポ一式でも比較的安価で取引されております。
スピーカー②
Technics SB-6A
1982年発売。当時の定価で45,000円(1本)。
オーディオの定番ブランド、テクニクスのスピーカーになります。
スピーカー③
JBL 4312
1982年発売。当時の定価で143,000円(1本)。
みんな大好きJBL。筆者もいつか欲しいスピーカーです。
さらに、テクニクスとJBLのスピーカーは発売の年が同じなため、どう違って来るかも非常に楽しみです。
アンプ
LUXMAN L-530X
レコードプレーヤー
DENON DP-1100
使用するレコード
今回は、言わずと知れたロック・ジャズの名盤ローリングストーンズの「STICKY FINGERS」とソニークラークの「COOL STRUTTIN’」を使用します。
ちなみにスティッキーフィンガーズはチャック付きです。かわいい。
聴いてみる
ミニコンポ用
まずはミニコンポ用のスピーカーから聴いてみます。
特に違和感などは無く、思ったよりも悪くないといった印象です。十分良い音に感じました。ロックでもジャズでも可もなく不可もなく聴けました。
テクニクスを飛ばして一気にJBLのスピーカーで聴いてみます。
・・・・・明らかに良いです…!
全ての帯域が出てるような印象を受けます。特にアコギの音がハッキリしていて気持ちいいです。
個人的にJBLは「音が硬い」といったイメージが有りましたが、実際にじっくり聴いてみると、硬いと言うより「音のメリハリがしっかり出ている」という方がしっくり来る感じでした。「ジャズに合う」というなんとなくのイメージも、実際聴いてみて確信に変わりました。
なるほど、これは人気なワケだ。
テクニクス
この中で中間のランクのテクニクスのスピーカー。
悪くはないけど、中域があまり出ず、なんとなく「ハッキリしない音」に感じました。こもっているような印象すら受けました。
直前にJBLで聴いているため、「JBLならもっと抜けた音が出るのに…!」と思ってしまいました。しかしサイズ故かもしれませんが、出音にある程度の迫力はあります。
聴き比べた感想
今回は、ミニコンポ用・テクニクス・JBLの3つのランクのスピーカーを聴き比べてみました。
また最後に、再度ミニコンポ用のスピーカーで聴いてみましたが、、、、
全然満足できませんでした!!
これが「耳が肥える」ということなのでしょうか?(笑)
スピーカーが小さいからというのもあるでしょうが、シンバルなどの高域ばかりが目立つ音に感じるようになってしまいました。
結果としては、
「相対的に安価なスピーカーは悪いように感じてしまうというデメリットはあるが、JBLのスピーカーは結局良い!」ということが分かりました。
正直私は当初、スピーカーにそこまで大きな差はないと思っていましたが、ここまで変わるとはビックリです。また機会があれば今回使ったスピーカー以外のスピーカーでも聴き比べがしてみたいです。
みなさんもオーディオショップなどで聴き比べをして好みのスピーカーを選ぶのはいかがですか?
それでは、よいスピーカーライフを!