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カメラ三脚選び方のおすすめ!三脚を使うメリットとは⁉
みなさんこんにちは!
カメラブームの今、最近になってカメラを始められた方も多く、自分の周りでもカメラを持ち始める方が多くなりました。
そんなカメラ初心者の方や、もっと上達したい方に向けて今回はカメラの三脚について、三脚を使うメリットから、三脚の種類、実際に三脚を使って撮った写真をご紹介していきたいと思います。
目次
三脚を使うメリット
三脚を使うメリットは大きく分けて3つあります。
1.手ブレしない
手でカメラを持ちながらの撮影になると、どうしても手ブレしてしまうことがあります。
私も撮影後に写真を見返して、手ブレしていて残念な気持ちになったことがあります。
三脚は地面とカメラを支える役目なので、手ブレしません。
2.構図を整えれる
こちらも手持ちで撮影をされる場合、地面と水平な写真を撮りたくても、カメラの重さなどで水平に撮れないといった経験がある方は多いのではないでしょうか?
三脚を使うと、そんな写真の構図をしっかり整えて、尚且つ縦写真も横写真もローアングルからハイアングルまで撮ることができるので重要になります。
3.シャッタースピードを長くして露出を多くできる
主に夜景の写真や、花火の写真、星空撮影などはシャッタースピードを長くし、光の痕跡を残すという撮影技法で写真を撮るのが基本ですが、これは手持ちでは完全に手ブレしてしまう為、シャッタースピードを長くする場合は必需品になります。
この3つが三脚を使う上での大きなメリットになります。
撮れる写真が大幅に広くなるアイテムなのでカメラを持たれている方は三脚は必須アイテムと言えます。
三脚の種類
1.アルミ三脚
カメラ用三脚の中では定番の三脚です。
スマートフォンや、コンパクトカメラなどの軽いカメラから一眼レフやミラーレス一眼まで幅広く使える三脚です。
アルミ三脚は基本的にコスパが良く、数千円で買えるものもあります。
初めて三脚を買われる方は相当なこだわりがない限り、アルミ三脚で間違い無いと思います。
2.カーボン三脚
カーボン三脚は一般的なアルミ三脚よりもハイクラスなものになります。
カーボンは軽量、頑丈で且つ振動を伝えにくいという特徴があります。
アルミ三脚より、約20%程軽いものが多いです。
しかし、これだけスペックが高いのでコスパはあまり良くなく、高価なものが多いです。
3.トラベル三脚
トラベル三脚とは、名の通り旅行や登山などに向いています。
他の三脚と違い、小さく収納ができます。
例えると、折り畳み自転車のような感覚です。
アルミ三脚やカーボン三脚とも一般的な構造は同じですので、コンパクトに持ち歩きたい方におすすめです。
しかし、収納する時に少し手間がかかります。
4.ビデオ三脚
ビデオ三脚はこちらも名前の通り、動画撮影用の三脚になります。
ビデオカメラのリモコンも備わっている三脚もあり、リモコンのボタン一つで録画の開始、停止から、ズームイン、ズームアウトを行うことができます。
ビデオ三脚は撮影中にカメラを動かすことを想定した構造になっています。
その為、他の三脚と違い動画撮影においてはカクつきのない動画が撮影できます。
「耐荷重」をしっかり把握しておこう
この3つが大きく分けて代表的な三脚になりますが、ここで三脚を選ぶ上で重要な点がもう一つあります!
それが、「耐荷重」になります。
耐荷重とは、三脚に乗せることができるカメラの重さの指標になります。
スマートフォンやコンパクトカメラをお使いの方はあまり気にすることではありませんが、一眼レフやミラーレス一眼、重たいレンズを使われている方は一度三脚に乗せるボディ、レンズの重さを把握しておく必要があります。
その重さ以上の耐荷重を備えている三脚でないと、カメラの重さに三脚が耐えきれず、全く固定ができないという事態に陥りますので、覚えて欲しいポイントになります。
実際O村も耐荷重を知らずにいた時期があり、レンズを変えたタイミングで急に三脚が機能しなくなって絶望したことがあります。(笑)
現在O村が実際に使っている三脚
O村はVelbonのアルミ三脚、EX-630IIを使っています。
メインで使っているカメラとレンズの重量は合わせて約2kgなのですが、それ以上に重いレンズやアクセサリー類は持っていないので、耐荷重3kgの三脚にしています。
この三脚は9,000円台でコストパフォーマンスもよく、初心者の方でも操作しやすい3Way雲台を搭載しており、操作が比較的簡単なレバーロック式になっていて、持ち運びが便利な専用ケースも付属しています。
脚の長さ調整もかなり幅があるので、ローアングルからハイアングルまで撮影可能です。
耐荷重3㎏の三脚の中ではかなりリーズナブルな価格帯ですので、ご参考までにご紹介させて頂きます。
実際にどんな写真が撮れるのか
今回は実際に私が三脚を使って撮影をした写真をご紹介します。
今回紹介する写真はどれもシャッタースピードを長くし、露出を長くしたものになります。
「露出」とは
最初に露出について簡単に説明すると「カメラに入る光の量」になります。
動く光を撮影する場合、露出時間が短いと点で写りますが、露出時間を長くするとカメラに入る光の量が多くなるので光が点から線になって写ります。
1.花火
まずは花火の写真です。
花火を撮る時のシャッタースピードは私は基本8~15秒ほどにしています。
露出時間が長いので、目視では発光している瞬間しか見えない花火も線で撮ることができます。
2.星空
次は星空撮影の写真です。
星空撮影を撮る時のシャッタースピードも私は花火同様8~15秒ほどを目安にしています。
星は目視では小さな明るい点に過ぎませんが、これも露出時間を長くすると目視では見えない星や、目視でも見える星がもっと明るく写ります。
機材をしっかり揃えると天の川の撮影も可能です。
O村は天の川の写真を撮るための機材を買う為に必死に貯金しています。笑
3.車の写真
最後はこちら、陸橋から撮った車のライトにフォーカスを当てた写真です。
こちらも露出時間を長くすることで車のライトを線で撮影でき、まるでビームかのような写真が撮れます。
3つの写真の中で1番撮りやすい写真なので初心者の方は是非こういった写真から撮ってみて下さい!
最後に
いかがだったでしょうか?
今回はカメラのアクセサリーである三脚にフォーカスしてご紹介しました。
普段三脚を使わない方でも三脚の魅力を知れた記事になったのではないでしょうか?
悩まれている方がいらっしゃいましたら、参考になればと思います。
ニーゴ・リユースではカメラ関係の三脚も勿論買取が可能ですので、買い替えをご希望の方、使わなくなった三脚がある方など、カメラ好きの査定士がお伺いさせていただきます。
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