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高級ハウスオーディオメーカー「B&W」のおすすめスピーカー4選!

オーディオに興味を持った方ならB&Wというメーカー名を耳にしたことがあるのでは?ホームオーディオ用の高級スピーカーメーカーとして、押さえておきたいのがB&Wです。今回は、B&Wがどんなメーカーなのか、そのサウンドの特徴、さらにおすすめの機種を4つご紹介します。

B&Wとはどんなメーカー?

B&Wは1966年に設立されたイギリスのオーディオメーカーです。B&Wはバウワース アンド ウィルキンスの略で、二人の創設者の頭文字をとった社名となっています。

第二次世界大戦後に小売店として始まったB&Wは、最初は既存の音響製品を取り扱っていましたが、熱心なクラシック音楽のファンだったバウワースは当時の既製品の音質に満足できませんでした。そのため、自分の手で既製品の改良を行い、スピーカーシステムの組み立てを行うようになりました。

そして、バウワースの手がけるスピーカーの熱烈なファンだった地元の老婦人が亡くなった際に、事業資金としてバウワースに1万ポンドを贈与します。今につながるB&W Group Ltdの誕生です。

B&Wは「元の音楽のニュアンスに忠実な、アーティストが意図したとおりの、演奏の真のサウンドを再現するスピーカーであるべき」という信念を創業以来持ち続け、製品を世の中に送り出してきました。その徹底したTrue Sound志向は、プロフェッショナルの音響の現場に受け入れられます。ビートルズの「アビイ・ロード」やピンクフロイドの「狂気」などの名盤がレコーディングされたことで有名なAbbey Road Studios、スターウォーズやインディジョーンズ、ジュラシックパークなどの大ヒット映画を生み出したスカイウォーカー・サウンドなど、エンターテインメント制作における世界最高峰の現場でB&Wのサウンドシステムは使われてきました。家庭用ホームオーディオにおいても、True Sound志向をそのままに、音楽ファンが納得する高級オーディオメーカーとしての位置を確固たるものにしました。

日本でのB&W製品は輸入代理店が度々変化しており、2011年以降はD&M Holdingsが日本の正規輸入代理店を担当しています。

B&Wのスピーカーの特徴

B&WのスピーカーのサウンドはTrue Soundと銘打たれ、生の演奏そのものを忠実に再現することにこだわっています。

だから、演奏したまま、録音したままのサウンドを目の前で聞いているような臨場感、迫力を楽しみたい方には特にあっています。ジャンルとしてはオーケストラや映画音楽、ギラギラした響きがエキサイティングなギターロック、繊細な表現のストリングス、響きの美しい女性ボーカル曲など、特に中高音の響きに強みがある音楽と相性が良いようです。品のあるサウンドが好みの方にはストライクなのではないでしょうか。

逆に重低音をブーストしたい、スピーカーからの出力で音源にはない迫力を出したい、といったニーズには合わないスピーカーかもしれません。

B&Wのおすすめスピーカーを4つ紹介!中古価格も

B&Wは超高級価格帯から10万円台で購入できる製品まで幅広いラインナップを揃えています。ご自身の予算や家でのリスニング環境にあった機種を選びましょう。代表的なおすすめ機種を4つご紹介します。

Original Nautilus(ノーチラス)希望小売価格 1,540万円 / pair

店:https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/nautilus

B&Wを語る上で欠かせない象徴的な機種がNautilus(ノーチラス)。NautilusはB&Wの最上位機種で、希望小売価格は6月末現在日本円で1,540万円。ノーチラスとはラテン語でオウム貝を意味し、本スピーカーのデザインもまさに貝、もしくは潜水艦のような趣。スピーカーではなくもはやアート作品のようです。

肝心のサウンドはまさにB&Wの真骨頂である中高音を伸びやかに煌びやかに表現するTrue Sound。他の全てのシリーズの基本がノーチラスに詰まっています。

一般庶民にはとても手を出せないプレーヤーでもあり、さらに仮に入手したとしてもそのポテンシャルを活かすためのサウンドシステムを組む必要があり、おそらくそれにも数百万円はかかるでしょう。まさに、超高級ハイエンドオーディオの代表格と呼べるのではないでしょうか。

参考中古価格:情報なし

804 D4 希望小売価格 261万8000円 / pair

※写真は当社買取の804D3

庶民にも手の届くホームオーディオシリーズのフラッグシップモデルと言える800 Series Diamond。その中でも特に人気なのが804Dです。庶民にも手の届くと言いましたが、日本円にすると261万8000円。十分高価ですが、ノーチラスに比べると一桁少ないので、お得であるかのような錯覚を受けてしまいます。

特徴としては新開発とキャビネットにより進化したサウンドを堪能できること。継ぎ目のない曲げ加工をした木材によるキャビネットは音の拡散性に優れ、アルミニウム製の台座がしっかり振動を受け止めることで、不要な共振によるノイズを防ぎます。

音の質感としてはとにかく中高音域がクリア。全く雑味がないため、クラシック愛好家の方にはオーケストラを目の前で聞いているような臨場感を感じられ最高なのではないでしょうか。一方、低音やガチャガチャした感じのロック、ジャズなどを聞く際には音が綺麗すぎて少々評価が分かれるスピーカーかもしれません。高いから良いというより、やはり自分の好みが大切なのです。

参考中古価格:185万円

705 S3 希望小売価格 56万3,200円 / pair

出典:https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/705-s3

さて、ようやく本当の意味で庶民にも手が届きそうな価格帯のシリーズです。とはいえ、705 S3も日本円で56万3,200円と十分高額ではありますが、一生物のホームスピーカーと考えれば、現実的な価格かと思います。

700Seriesはリビングにおけるスピーカーということで、形状もここまで紹介した2機種に比べるとコンパクトなものが多く、専用のサウンドルーム等でなくても安定してTrue Soundを表現することに重きを置いています。

その中でも705 S3はデスクに置けるくらいコンパクトなサイズとなっています。肝心のサウンドの特徴は、B&Wの他ラインナップと比べても全体の音のバランスが良いこと。解像度の高い高音域、伸びやかな中音域だけでなく、低音もしっかり出ている印象です。「庶民にも手の届くハイエンドオーディオの中では音のクオリティは最高峰」という声もよく聞かれます。

参考中古価格:31万円

Formation Wedge 希望小売価格 154,000円

出典:https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/wireless-speakers/formation-wedge

ここまで紹介したスピーカーは全て有線のタイプで、自分でアンプや配線を組む等、サウンドシステムの構築が必要でした。音を鳴らすまでの過程も楽しめることが購入の向き不向きを決める重要な要素でもありましたが、Formation Wedgeはワイヤレススピーカーです。スマホからBluetoothやWi-Fi等で直接音を飛ばして再生できるということ。これは高音質なスピーカーは欲しいけど、オーディオマニアではないというライトユーザーにとっては嬉しい製品なのではないでしょうか。

Formation Wedgeは240Wのパワーアンプを搭載したハイレゾサウンドスピーカーです。音量を上げれば上げるほど迫力のあるクリアなサウンドが楽しめるという声が多く、一般的なワイヤレススピーカーで物足りなくなった方は間違いなく世界が変わるでしょう。

参考中古価格:11万円

中古市場でもB&Wのスピーカーは大人気!

※写真は当社買取のNautilus 801

B&Wはコアなオーディオマニアにファンが非常に多く、中古市場でも非常に人気があるスピーカーです。ただし、個性がはっきりしているスピーカーなので音質が好みに合わなかったり、さまざまな要素から「購入したけど自分の手には余る」と感じ、使わず保管してあるという方もいるかもしれません。

ニーゴ・リユースではオーディオ専門の査定士が、無料でご自宅を訪問し査定を行います。B&Wのスピーカーをお持ちで、今後どうするかお悩みの方は、ぜひご相談ください。売却金額を資金として、新しいオーディオを購入する際の機種等のご相談にもお乗りします!

YouTubeでも音楽とカメラの歴史を紹介していますので是非ご覧ください!

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