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やっぱり人気のフェンダー製品、その理由とおすすめモデルを紹介!
エレキギター、ベースといえばFenderというイメージの方も多いのでは?他のメーカーにも手を伸ばしつつ、やっぱりFenderに戻ってくるという方もよく見かけるような気がします。今回はFenderが人気の理由とおすすめモデルをピックアップし、改めてその魅力を再確認してみました。
目次
フェンダー製品が人気の理由
1946年の創業以来、世界のエレキギター、ベース市場を牽引し続けているFender社ですが、その人気の理由はどこにあるのでしょうか。
今使われているギターの基本的な構造を大体網羅している
ストラトキャスター、テレキャスターは楽器をやっていなくてもバンドや音楽が好きなら聞いたことがあると思いますし、ジャズマスターやジャガー、ムスタングはバンドマンなら実際に所有していたり、楽器屋で試奏したりした経験があるのではないでしょうか。このようにギター購入の際に候補になりやすい構造、タイプのギターの多くは、フェンダー社がオリジナルを開発しています。当然、良いなと思ったギターはフェンダー社のものである可能性が高く、長い販売実績を経てフェンダーギターユーザーは、エレキギター市場の40%のシェアを占めるようになりました。
使用しているアーティストが多い
フェンダー社のギター、ベースを使用しているアーティストが非常に多いのも人気の理由です。フェンダー社の日本法人であるフェンダー・ミュージック社のエドワード・コール社長によると、全世界のステージの8割以上でフェンダー社の製品が使用されているということ。好きなアーティストに憧れて楽器を始めた人の中には、アーティストと同じフェンダーギターやベースを弾きたいと思う人が多く、一般層にもフェンダーの楽器が人気となっています。
製造年代によって選択肢が広い
また、フェンダー製品は年代によって楽器の音色等の特徴が異なり、その時代ごとのサウンドを表現してきました。同じフェンダー製品であっても、年代ごとにファン層が違いますし、表現したい音楽によっても非常に選択肢が広いのも特徴です。最新モデルが最高とは限らず、さまざまな人に刺さる懐の広さがフェンダーの魅力といえます。
価格帯が幅広い
フェンダーの機種は10万円以下のエントリーモデルから40万円程度の上位モデルまで非常に価格帯が幅広いため、初心者からプロミュージシャンまで購入層も幅広いです。本家Fender USA以外にも、最近ジャパンビンテージで人気のフェンダージャパン(元フェンダー・ミュージック)やフェンダーメキシコ(メキシコのエンセナーダ工場で製造された機種の一般的な呼称)など、廉価版といってもユーザーに支持される特徴がしっかりあるのも面白い点といえます。
フェンダーおすすめの機種
どんな価格帯、製造年代の製品でも、必ず刺さる人がいるのがフェンダーの魅力の一つ。そんなフェンダーを冠するギターの中から今回は人気の3機種をピックアップしました。
FENDER ( フェンダー ) / American Vintage II 1961 Stratocaster RW Olympic White
Fenderの黄金期とも呼ばれる1961年製のストラトキャスターを再現したAmerican Vintage II。オリンピックホワイトの仕上げが美しく、当時を再現した温かくクリアな音色は、ジャズからロックまで多くのプレーヤーが憧れるのではないでしょうか。当時を再現するだけでなく、9.5インチの指板ラジアスを採用する等、モダンなプレイにも対応。ヴィンテージサウンドと現代的な演奏体験を融合させた逸品といえます。
Fender Japan TL52-95 BSB フジゲン 1986年製
今市場で非常に人気のジャパンヴィンテージ。元々はFender社から無許可で日本のギターメーカーがコピーモデルを作ったのが始まりでしたが、本家に勝るとも劣らないクオリティに、最終的にはフェンダージャパンとして支社となることとなりました。特に1982〜1997年に造られたフェンダージャパンギターはフジゲン社が製造を受託しており、安価でありながら本家にも引けを取らない品質として高い評価を受けています。ここ最近のジャパンヴィンテージの市場価値は高騰していますが、特にこのTL52-95はフジゲン製テレキャスターの最も脂の乗った時期のモデルとして人気です。
FENDER ( フェンダー ) / American Professional II Jazzmaster 3-Color Sunburst
甘さと荒々しさを兼ね備えているのが魅力のFender ジャズマスター。本機種は60年前の開発当初の魅力をそのままに、サウンド面での進化を遂げました。22フレットで幅広い音域でのプレイが可能なDeep Cシェイプのネックは長時間の演奏でも疲れにくく、ポップインアーム式Panorama™ Tremoloシステムにより非常に幅広い演奏表現が可能になりました。
色々なFender製品を試してみよう
Fender製品を置いてない楽器屋はないといっても過言ではありませんし、中古楽器屋に行けばもう新品では見ることができなくなったあらゆる年代のモデルを見つけることができるのは、楽器好きとしては嬉しい限り。宝探しのような楽しみ方や、試走することでの運命的な出会いというのもプレーヤー冥利に尽きるのではないでしょうか。是非、色々なFender製品を試していただければと思います。
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