- オーディオ
買取店スタッフがアキュフェーズのアンプE-406でDENONの定番CDプレーヤーDCD-S10を試聴してみた
みなさんこんにちは、最近はめっきりCDプレーヤーで音楽を聴かなくなってしまったS藤と申します。
みなさんの中にも「レコードは聴くけどスマホもあるしわざわざCDプレーヤーで音楽は聴かない…」という方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。私もその内の1人です。
なので今回はたまにはCDプレーヤーで音楽を聴いてみよう!ということで、人気オーディオブランド、アキュフェーズのアンプDENONのCDプレーヤー、DIATONEのスピーカーを使いCDを味わって行きたいと思います!他のCDプレーヤーやコンポ、ラジカセなどでも聴いてみようと思うので是非最後までご覧ください!
また、今回使用する機材は我々ニーゴ・リユースで実際に買取をした機材になります!
目次
使用機材
Accuphase “E-406”
1993年発売 380,000円
プリアンプ部分とパワーアンプ部分を完全に独立させて開発したプリアンプアンプ。
パワーアンプの電源トランスは9kgにも及び、その為重量も28kgとかなり重くなっております。
今もなお人気の高いアンプで、中古市場でも高値で取引されています。さすがアキュフェーズと言った所でしょうか。
国内でも最高峰といえるブランドのアンプでファンも間違いなく多い為選びました。
DENON “DCD-S10”
1995年発売 180,000円
ALPHAプロセッサを搭載しており、16ビットのデータを20ビットのクオリティで再現する事が可能となっております。
D/Aコンバータのチップ内部にはDENON独自のAプロセッサを搭載し、高精度化を図っています。
こちらも定番のCDプレーヤーで、中古市場でもかなり人気のある機種です。
高級志向のCDプレーヤーとしてこちらを選びました。
DIATONE “DS-A3”
1994年発売 1台180,000円
DIATONEの放送局用モニター的側面も残しつつ音楽的な表現力も重視したスピーカー。
DIATONE工房50周年の記念モデルです。
ネットワークは音楽性を重視してDS-2000に準じる高純度ネットワークが採用されています。
モニタースピーカーの要素も残しつつ、ということでかなり素直な音を出してくれるかなと思いこのスピーカーを選びました。
ONKYO “C-773”
2007年発売 38,000円
あらゆる上位モデルを発表していたONKYOが、そのノウハウを最大限に活用し、リーズナブルながらも高いパフォーマンスを実現した機種。
ディスクごとに最適値のサーボ量を自動調整するデジタルサーボが搭載されています。
DENONのCDプレーヤーと比較して手頃な価格になっているため、そこの差が気になり選びました。
SONY “JMD-77”
2000年発売 オープン価格
横幅202mmとかなりコンパクトなシステムコンポ。
迫力のあるサウンド、繊細な音の響きが満喫できるように、新・DSG(ダイナミックサウンドジェネレーター)なるものを搭載しています。
低域、高域ブースト時の位相のズレを抑えてくれます。
スピーカー、アンプ等も同じセットになっているものだとその分音もよくなるのか….?と思い選びました。
Victor “RC-X1”
1993年発売 54,800円
正直特筆することはありませんが、当時の至って普通のラジカセ、といった感じです笑
そこそこの大きさがあります。
ほぼネタ枠です!これに関してはなんとなくで選びました(笑)
今回使用する機材は日本国内のブランドのもので固めました!
視聴スタート!
(このように組んで聴いてみます)
とりあえず適当にCDをかき集めました。が、ロック系が多いですね笑
DENON DCD-S10
とりあえずの感想としては、「改めてCDで音楽を聴くのも良いな」という感じです。風情がある気がします。実際、スマホなどで聴くよりも音楽に没入出来るのでかなり良いかと思います。
アンプあってのことかもは知れませんが、かなりの迫力もあり聴いていて非常に満足できます!
次にCDプレーヤーをC-773に替えて聴いてみました。
ONKYO C-773
直感で変わったような気はしませんでした、、、が何度か交互に聴いていると、DCDの方がかなり低い帯域の「ぼわっ」とした部分の広がりが感じられます。(リバーブ感に近いかも知れません)
というのも、それぞれの周波数特性が違く、DCDは2Hz〜20kHz、C-773は4Hz〜20kHzと、2Hz分の差があるのです。
よく聴くとこの差も分かりやすく、さすがDCDだなと感じます。
ドナルドフェイゲンやテイラースイフトなど、比較的ハイファイな音源だと分かりやすかったです。
2台のCDプレーヤーを聴いて思いましたが、アキュフェーズのアンプ、ダイヤトーンのスピーカー、共に温かみのある良い音が出ております。ハイファイの要素にも大幅に貢献していると思います。
次にガラっと環境を変えて、SONYのシステムコンポで聴いてみました。
SONY JMD-77
やはりスピーカー、アンプごと変わっているので正直聴くと「物足りないなぁ」と思ってしまいます(笑)
しかし、それでいてまとまりがあって使いやすい音なのかなぁとも思いました。
やはり同じセットで聴いているからという所は大きいのだと思います。
中古市場でも手が届かない金額では全然無いので、こういったシステムで聴いてみるのも全然アリだと思います。
最後は、ほぼオマケと言った感じですがビクターのラジカセで聴いてみました。
Victor RC-X1
正直な所、筆者は完全に舐めてかかっていたのですが、この音質はかなり好きです(笑)
「ハイファイさ」は確かに欠けますし、それこそドナルドフェイゲンなんかは合わないような気もしますが、先程の写真にあった比較的荒々しいロックなんかを聴くのには非常にマッチしていると思います。
「ローファイさ」が音楽的な要素になっていると感じました。
ただ、万人受けは全然しないと思うので本当に気になった方のみやってみるのが良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はCDプレーヤーを聴き比べしてみました。
定番の『DCD-S10』は超ハイエンドという事では無いですが、十分な安心感があり「やっぱり良い」という感じでした。コストパフォーマンスも高いので、使用しているユーザーが多い理由も納得の1台です。
そしてお手頃CDプレーヤー代表として選んだ『C-773』。今回の比較対象のDCD-S10と比べると、物足りない所はありますが、これと言って悪いところは全くなく、価格や手に入りやすさから考えると申し分ないという印象です。
システムコンポの『SONY JMD-77』も、当時の技術がしっかりと詰まっている感じがしました。2000年頃のモデルなので当時流行していたMDもついております。筆者は全く触れていないのですが、諸先輩方は、よくカタカナで局のタイトルを一文字ずつ入れていたという事を聴いた事があります。
最後にネタ枠で選んだつもりのラジカセが以外と良かったのも個人的には少し驚きで、ハイファイを追い求めている方には刺激になるかも知れません(笑)
逆に今は手に入らないかもしれませんね(笑)
今回紹介した機器以外でも、ハイエンドであればラックスマン、アキュフェーズ等はSACDにも対応している機種が多く言わずもがなな性能ですし、価格重視であれば、ケンウッドやティアックなんかも手頃な価格で入手できるかもしれません。
みなさんもお気に入りのCDプレーヤーを探してみてはいかがでしょうか!
我々ニーゴ・リユースではCDプレーヤーはもちろんD/Aコンバータなどのオーディオ機器の全てを買取をしております!
もし、「今後使う人も予定もない…」「どこに相談していいかわからない…」という時は、是非1度ニーゴ・リユースにお問い合わせください!!
ではまた!