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【2025年最新版】平成時代を詰め込んだMV「イケナイ太陽」で再ブレーク!ORANGE RANGEの「エモさ」と魅力を徹底解説
2000年代前半、私が学生時代に夢中だったバンド、ORANGE RANGEをご存知でしょうか?
令和になった今、再び注目を集めています。
2024年のM-1グランプリ決勝で、とある芸人さんがネタに楽曲を使用したことをきっかけに、コラボレーションPVが話題になりました。
平成に流行した懐かしのアイテムや演出が散りばめられた映像を見た瞬間、「あ〜懐かしい!」と胸が熱くなりました。今の言葉で言うなら、まさにエモいという感覚でしょうか。
実は、私が人生で初めて行ったライブもオレンジレンジでした。
初めてライブに行ったときは、ドキドキしながら電車に乗って会場へ向かい、お気に入りの洋服を着て、初めてタオルとTシャツを購入したときの高揚感を今でも鮮明に覚えています。夏といえば彼らの曲が流れていたあの頃が懐かしく、学生時代に一番聴いていたと思います。
令和になった今も精力的に活動を続けていて、世代を超えて愛される存在となっています。
今回の記事では、そんなオレンジレンジの魅力を改めて振り返りながら、おすすめ楽曲のPVも紹介しています。
YouTubeのリンクも貼っていますので、ぜひご覧ください。
目次
ORANGE RANGEとは?

ORANGE RANGE(オレンジレンジ)は、沖縄県出身の5人組ロックバンドで、2001年に結成されました。メンバーはHIROKI、YAMATO、RYOの3人のボーカルに加え、ギターのNAOTO、ベースのYOHという構成で、かつてはドラムのKATCHANも在籍していました。彼らの最大の特徴は、ジャンルにとらわれない自由な音楽スタイルです。ロック、ヒップホップ、レゲエ、沖縄民謡、ポップスなどを融合させたミクスチャー・ロックを展開し、唯一無二のサウンドを築いています。
2003年に「キリキリマイ」でメジャーデビューし、同年の「上海ハニー」で一気にブレイク。以降、「ロコローション」「花」「イケナイ太陽」など、数々のヒット曲を生み出しました。特に「花」は映画『いま、会いにゆきます』の主題歌として起用され、オリコンチャートで52週連続ランクインするなど、ロングヒットを記録しました。2000年代のJ-POPシーンを代表する存在となりました。
ライブパフォーマンスにも定評があり、フェスやツアーでは観客との一体感を重視した熱いステージを展開。3人のボーカルによる掛け合いや、ジャンルを横断する楽曲構成は、世代を超えて支持されています。令和に入ってからも精力的に活動を続けており、M-1グランプリで芸人がネタに使用したことをきっかけに再注目され、懐かしさと新しさが融合した「エモい」存在として再ブレークを果たしました。
彼らの音楽は、青春時代の記憶を呼び起こすと同時に、今の時代にもフィットする柔軟性を持っています。ORANGE RANGEは、過去の栄光にとどまらず、常に進化し続ける「今も聴きたいバンド」なのです。
メンバー紹介

ORANGE RANGEは、沖縄県出身の5人組ロックバンドです。3人のボーカルとギター、ベースというユニークな編成で、ジャンルレスな音楽を展開しています。まずは個性豊かなメンバーたちをご紹介しましょう。
高音域を担当するボーカルのYAMATO
つかみどころのない不思議キャラ。ライブでは三線を弾くこともあり、沖縄らしさを感じさせる存在です。MCも得意で、ステージを盛り上げるムードメーカー。
中音域ボーカルのHIROKI
明るく元気なキャラクターながら、読書や絵本制作など多彩な才能を持つアーティスト。音楽雑誌でエッセイや漫画を連載していたこともあり、表現力の豊かさが魅力です。
低音域ボーカルのRYO
ラップを中心に楽曲に深みを与える存在。ベース担当のYOHの弟で、最年少ながらも力強いパフォーマンスでファンを魅了します。加入前はドラムを担当していたという意外な経歴も。
ギターのNAOTO
バンドの作曲を多く手がける音楽的な中心人物。ジャンルを超えたサウンドを生み出し、他アーティストへの楽曲提供も行うなど、プロデューサーとしても活躍しています。
ベースのYOH
バンドのグルーヴを支える縁の下の力持ち。兄弟でバンドに参加していることもあり、メンバー間の絆の強さを感じさせます。
それぞれが異なる個性を持ちながらも、絶妙なバランスで融合しているのがORANGE RANGEの魅力です。3人のボーカルによる掛け合いと、ジャンルを超えたサウンドが、彼らを唯一無二の存在にしています。

ORANGE RANGEのギタリストNAOTOとベーシストYOHは、それぞれの音楽スタイルに合わせたこだわりの楽器を使用しており、バンドのサウンドを支える重要な役割を担っています。
NAOTOは、Fender StratocasterやGibson Les Paulなどのエレキギターを中心に使用し、楽曲によってギターの種類や音色を巧みに使い分けています。彼のエフェクトシステムはFree The Tone社によってカスタム設計されており、複雑なルーティングや高品質なエフェクターを駆使して、繊細かつ力強いギターサウンドを生み出しています。ライブではMarshallやMesa/Boogieなどのアンプを使用することもあり、幅広いジャンルに対応できる柔軟な音作りが特徴です。
一方、YOHはFender Jazz Bass系やMusic Man StingRayなどのベースを使用しているとされ、重厚で安定感のあるベースラインを奏でています。彼のプレイスタイルはピック弾きと指弾きを使い分け、楽曲に応じてアタック感や深みを調整しています。アンプにはAmpeg系を使用することが多く、必要に応じてコンプレッサーやオーバードライブなどのエフェクトも取り入れています。
このように、NAOTOとYOHはそれぞれの楽器と機材に強いこだわりを持ち、ORANGE RANGEの多彩な音楽性を支える重要な存在となっています。彼らの機材選びや音作りは、バンドの個性を際立たせる要素のひとつです。
オレンジレンジの魅力

私がオレンジレンジを好きになったきっかけは、2003年秋に『NARUTO』を観ていたとき、エンディングで流れてきた「ビバ★ロック 〜japanese side〜」を聴いたことでした。メロディがとても良くて、かっこいいな、元気になる曲だなと思い、すぐに気になりました。
その年の12月に発売されたアルバム『1st CONTACT』を、クリスマスプレゼントとして両親にお願いして買ってもらったのが、今でも大切な思い出です。アニソンから入った音楽の世界でしたが、気づけばオレンジレンジをきっかけにバンド音楽を聴くようになり、音楽雑誌を買ったり、CDの発売日に購入したり、音楽番組を録画したりと、どんどん音楽に夢中になっていきました。
学生時代は、通学中やテスト勉強のときも彼らの音楽を聴いて頑張っていました。彼らの音楽を通じて友人ができ、ライブにも参戦できたことが本当に嬉しかったです。
当時私は吹奏楽部に所属していて、「花」を演奏する機会があったときは、嬉しくて心を込めて演奏しました。余談ですが、定期演奏会で使った会場が数年後にオレンジレンジのライブ会場になり、チケットを押さえてライブに行ったときは、感慨深い気持ちになりました。
今の言葉で言うなら、「推しと同じ会場で演奏した」という感覚がとても嬉しかったです。
私が思う彼らの魅力は、ライブで盛り上がるアゲアゲな曲、ゴリゴリのロックな曲、ユニークなキャッチフレーズが印象的な曲、そして時には涙を誘うバラードまで、幅広い音楽ジャンルの楽曲があることだと思います。元気になれる楽曲も多く、いつも彼らの音楽に励まされています。
最後に、ライブでも盛り上がる楽曲のリンクを貼りましたので、ぜひご覧ください。
実際のライブの雰囲気を感じていただけると思います。
私が選ぶおすすめ楽曲

ここからは、私個人の独断と偏見で選んだおすすめ楽曲をセレクトしてみました。
好きな曲が多すぎて本当は選びきれないのですが、今回は有名な楽曲を中心にピックアップしています。
話題になったPVのYouTubeリンクも貼っていますので、ぜひご覧ください。
皆さんが知っている曲を中心に紹介していますので、懐かしさや共感を感じていただけたら嬉しいです。
1.イケナイ太陽(令和ver.)
M-1グランプリの決勝戦でマユリカがやった漫才ネタがきっかけで、脚光を浴び当時公式Xでも触れていましたが、まさか令和ver.のPVができるとは思っていませんでした。平成あるあるが隠れています。皆さんは何個気付きましたか?
当時のPVはこちらから
2.ロコローション
夏といえば、私はこの曲が一番好きです。某飲料水のCMソングとしても話題になりました。ライブでも盛り上がる楽曲で、学生時代には友人と一緒にカラオケでよく歌った定番ソングです。
私の中では、まさに夏ソングのナンバーワンです。テンションが上がる一曲で、夏の海にもぴったりです。
3.花
オレンジレンジ最大のヒット曲であり、泣けるレンジの代表格といえばやはり「花」は外せません。映画『いま、会いにゆきます』の主題歌として起用され、オリコンチャートで52週連続ランクインするなど、ロングヒットを記録しました。2000年代のJ-POPシーンを代表する存在となりました。一番有名な曲なのではないかと思います。
4.ラヴ・パレード
映画『電車男』の主題歌であり、バラード曲です。ラブソングとなっており、当時好きな人がいて踏み出せない時にこの曲に勇気づけられました。前向きな歌詞とPVも6分近くあり見ごたえありです。収録されている3rdアルバム「ИATURAL」は私が一番好きなアルバムです。
5.ミチシルベ~a road home~
受験生だった頃、私の支えとなった曲です。
中学校では対人関係がしんどくて、「高校生活は思いきり楽しむぞ!」と意気込んでいたものの、受験勉強で行き詰まってしまい…。そんなとき、前向きな歌詞に救われました。
6.*~アスタリスク~
こちらも人気アニメの主題歌で、知っている方も多いと思います。
auの携帯とのタイアップ曲でもあり、PVに登場する機種に実際に機種変更したことがあります。
どの携帯にするか、カタログを見ながら悩んだのも懐かしい思い出です。
PVはとても凝った作りになっているので、ぜひ最後までご覧ください。ラップのパートが特にかっこよくて、冬の夜空がきれいな日に聴きたくなる一曲です。
7.おしゃれ番長 feat.ソイソース
こちらは、某チョコレート菓子のCMソングとして使われていた楽曲です。歌詞がとてもクセになり、お菓子を食べながら踊った方もいるのではないでしょうか。
何を言っているのか分からない歌詞なのに、耳に残るキャッチーなメロディーが印象的です。
余談ですが、「SUSHI食べたい」も、聴くと本当に寿司が食べたくなる楽曲です。
今回は、私が人生の節目に救われた楽曲の中から、7曲をセレクトしてみました。
本当は選びきれないほど好きな曲がたくさんあるのですが、有名な曲やPVが話題になった楽曲を中心に選んでいます。
最近では音楽番組やフェスなどでも彼らの出演が増えていて、楽曲に触れる機会も多いのではないでしょうか。
この記事をきっかけに、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
まとめ

今回の記事を書くにあたって、久しぶりに彼らの音楽を聴いてみました。
色褪せることのない楽曲の数々に改めて元気をもらい、歌詞がユニークな曲や泣けるバラードまで、幅広いジャンルに触れられるのが彼らの最大の魅力だと感じました。
私が人生で初めてファンクラブに入ったのは、オレンジレンジでした。
出演した音楽番組をビデオテープに録画したり、MDに新曲を入れてウォークマンで持ち歩いたり、音楽雑誌を購入して切り抜きを集めたりしていました。今でいう推し活ですね。
フリーペーパーの宣材写真を切り抜いて、プリクラ帳に貼っていたのも懐かしい思い出です。
学生時代に流行した音楽が、大人になってから再び注目されるようになり、聴き直してみると懐かしさとともに新鮮さも感じました。
サブスクリプションの普及により、今では手軽に音楽を楽しめるようになり、気に入った曲はすぐにプレイリストに追加できます。
学生時代に夢中になったバンドが再び注目されていることが、とても嬉しいです。
大人になってから聴く彼らの音楽は、また違った魅力を感じさせてくれます。
今後も、当社スタッフによるおすすめアーティストや、機材・楽器に関する記事を更新していきますので、ぜひご期待ください!
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