静岡県静岡市で買取させていただいた、HASSELBLAD 503CXをご紹介します。
Hasselblad(ハッセルブラッド)は、1841年に設立されたスウェーデンのカメラメーカーで、中判カメラとレンズの製造で知られています。
第二次世界大戦中にはスウェーデン軍のために航空カメラを製造し、さらに、1960年代にはアポロ計画での写真撮影に使用され、世界中でその名を知られるようになりました。
現在、ハッセルブラッドはXシステムやVシステムなど、さまざまなカメラシステムを提供しており、プロフェッショナルからアマチュアまで多くのユーザーに支持されています。

ハッセルブラッド「503CX」は、スウェーデンの名門カメラメーカー、ハッセルブラッドが1988年に発売した6×6cm判(実寸 約56×56mm)の中判一眼レフカメラです。500C/Mをベースに改良された500シリーズのモデルで、1994年に後継機の503CXiが登場するまで生産されました。1988年に登場した503CXは、500C/Mから進化し、内蔵フラッシュコントロール(OTF調光)と明るいフォーカシングスクリーンを備えたモデルとして高く評価されています。

標準レンズとして代表的なのが、Carl Zeiss製の「Planar CF 80mm F2.8」です。35mm判換算では約44mmに相当する扱いやすい標準画角で、人物撮影から風景、商品撮影まで幅広く活躍します。なお、503CXのボディとレンズは交換式のためボディ単体で販売されることもありますが、純正のセットでは80mm Planar CFとA12フィルムマガジンを組み合わせた構成が一般的でした。

503CXの大きな魅力は、6×6cmという正方形の大きなフィルムフォーマットです。35mm判よりも広い撮像面を生かして、非常に豊かな階調と立体感のある写真を楽しめます。また、機械式シャッターを採用しているため、基本的な撮影動作に電池を必要としない点も特徴です(※TTLフラッシュ機能を使用する場合のみ専用電池を使用します)。
【スペック表】
| 項目 | 内容 |
| メーカー | ハッセルブラッド(Hasselblad) |
| モデル | 503CX |
| 発売年 / 生産期間 | 1988年(1988〜1994年) |
| カメラタイプ | 中判一眼レフカメラ(Vシステム) |
| 使用フィルム / 画面サイズ | 120フィルム / 6×6cm判(実寸 約56×56mm) |
| レンズマウント | Hasselblad Vマウント(レンズ交換式) |
| 標準レンズ | Carl Zeiss Planar CF 80mm F2.8(35mm判換算 約44mm相当) |
| シャッター | レンズシャッター(B、1秒〜1/500秒) |
| フィルムマガジン | A12(120フィルム使用・12枚撮り) |
| ファインダースクリーン | Acute-Matte(アキュートマット) |
| フラッシュ調光 | TTL / OTF調光(ISO 16〜1000対応) |
| 電源 | 基本動作は不要(機械式) ※TTLフラッシュ調光機能使用時のみ6V電池(PX28 / 4SR44等)を使用 |
| サイズ・重量 | ボディ約610g (80mmレンズ+A12装着時:約1,510g / 約180×114×107mm) |
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