熊本県宇城市で買取させていただいた、 Accuphase C-280Lをご紹介します。
アキュフェーズ(Accuphase)は、日本の高級オーディオ機器メーカーで、1972年に設立されました。主にアンプ、プレーヤー、チューナーなどのオーディオ機器を製造しており、その製品は高品質と精密な技術で知られています。オーディオ愛好家からも高い評価を受けています。
アキュフェーズの製品は、長期間使用できるように設計されており、流行に左右されない本質的な価値を追求しています。また、「Accurate(正確な)」と「Phase(位相)」を組み合わせた名前の通り、正確な音質再現を目指しています。

Accuphase(アキュフェーズ)のC-280Lは、1987年2月に発売された高級ステレオコントロールアンプです。1982年に登場した名機C-280をベースに、当時さらに注目を集めていたバランス伝送技術を本格的に取り入れて発展させたモデルで、同社の歴史に残るプリアンプの一つとして知られています。

C-280Lの大きな特徴は、ラインアンプ部に採用された2アンプ構成の本格的なバランス回路です。ホット側とコールド側それぞれに専用の増幅器を配置し、完全に独立した信号処理を行うことで、外部から混入するノイズの影響を抑え、透明度の高い音楽再生を追求しています。さらに、バランス伝送に対応した精密4連ボリュームを採用している点も特徴です。
周波数特性はCD・Tuner・Line・Tape Playで1Hz~350kHz、バランス入力では1Hz~700kHzという非常に広い帯域を実現。CD・Line系のS/N比は115dB、全高調波歪率は0.005%とされています。豊かな情報量と微細なニュアンスを引き出す能力に加え、低域から高域までバランスの取れた再生を目指した、当時のハイエンド機らしいスペックを備えています。

また、幅468mm、重量18.1kgという大型・重量級の筐体も印象的です。多彩な入力とバランス入出力を備えているため、アナログレコードからCD、チューナーなど複数のソースを本格的なオーディオシステムで楽しみたい方に適しています。ヴィンテージ・ハイエンドオーディオならではの物量投入と精密な回路設計を味わえる、現在でも魅力的なコントロールアンプです。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
| メーカー | Accuphase(アキュフェーズ) |
| 型番 | C-280L |
| 形式 | ステレオプリアンプ |
| 発売時期 | 1987年2月 |
| 定価 | 700,000円(1989年改定前は640,000円) |
| 周波数特性 | CD・Tuner・Line・Tape Play:1.0Hz~350kHz(+0 -3.0dB) CD・Line(Balanced):1.0Hz~700kHz(+0 -3.0dB) AD:20Hz~20kHz(+0 -0.2dB) |
| 全高調波ひずみ率 | 0.005%(すべての入力端子にて) |
| 入力感度 / インピーダンス | AD(MM):4.0mV / 47kΩ AD(MC +26dB):0.2mV / 10Ω・30Ω・100Ω CD・Line・Tuner・Tape:252mV / 20kΩ CD・Line(Balanced):252mV / 40kΩ(20kΩ/20kΩ) |
| 定格出力 / インピーダンス | Output(Balanced):2.0V / 50Ω(XLR) Output(Unbalanced):2.0V / 1Ω(RCA) Tape Rec:126mV / 200Ω |
| S/N比(IHF-A補正) | CD・Line:115dB AD(MM):90dB AD(MC +26dB):78dB |
| ゲイン | CD・Line → Balanced/Unbalanced Output:18dB AD(MM)→ Output:54dB AD(MC +26dB)→ Output:80dB |
| 消費電力 | 75W |
| 外形寸法 | 幅468×高さ171×奥行396mm |
| 重量 | 18.1kg |
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