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【簡単解説】なぜ?”謎が多い”レコードの再ブーム。人気の理由を解説。

サブスクやYouTubeで便利に音楽が楽しめる時代に、なぜレコードプレイヤーを用意して、レコードに針を落とす必要があるのだろうか。レコードブームと聞いて疑問に思う人も多いと思います。私もその1人でした。

しかし、最近ではアナログレコードで新譜が発売されることも増え、星野源、あいみょん、藤井風、宇多田ヒカルをはじめとする多くのアーテイストがリリースしています。また、アメリカではCDよりレコードの方が販売枚数が多いとのこと。どうやら、このレコードブームは本物みたいです。

それでは、なぜ昨今レコードが好まれるようになったのでしょうか。今回は謎のレコード再ブームに関して、オーディオ査定士の私がご紹介致します!

まず、レコードって何?

レコードとは音声が記録されたアナログの円盤のことです。デジタルでしか音楽を聴いたことがない人からすると「どうやって音声を録音しているの?」って感じですよね(笑)

これにはめちゃくちゃアナログな「振動」が深く関係しています。

レコードには音溝と呼ばれる溝が掘られており、カートリッジ(レコード針)の針先が溝の形状に合わせ振動として読み取り、電気信号に変換することによって音楽として再生することができます。

少し難しいですが振動に関してシンプルに説明すると「音が鳴ると空気が振動する。その振動を記録して、復元することが出来れば理論上あとからでも同じ音を出すことが出来る」といった感じ。私自身も自分で書いておいて全然理解していませんが、とにかくそういう仕組みでレコードは音を出しているのです(笑)

ちなみに、このレコード盤とレコード針の間に耳を澄ませてみると、かすかに小さな音で音源が再生されています(レコード盤から直接音楽が流れているというなんとも不思議な光景です…)

また、カートリッジ(レコード針)にはMM型とMC型があります。MM型の方は針交換が容易でそのままターンテーブルに付けて使えるのに対し、MCカートリッジは昇圧トランス(結構高い)が必要になります。音が良いのは一般的にMC型と言われていますが、初心者の方は比較的安価で扱い易いMM型の方がオススメです。

今レコードが人気の理由①【音が良い】

レコードは多くのオーディオマニアの間で「音が良い(と感じる)」と言われています。

「そんなの後から開発されたCDの方が良いに決まってるじゃん」と思うかもしれませんが、実はレコードの方が優れてる側面もあるのです。

例えば、CDでは周波数20Hz〜20,000Hz(人間が聴き取れる範囲)の間の音をデジタル処理して記録するのに対し、レコードはデジタル処理されない範囲もアナログで記録されています。そのため、レコードの方が音が良いと言われたりします。

確かに、耳では聴き取れない範囲ではありますが、スピーカーで大きな音で聴くと「身体で感じている音」として生の音を楽しむことができるのです。

音源データが圧縮されたサブスクで聴くことが当たり前になっている若い世代からすると、レコードの音は今まで感じたことのない音かもしれません。

今レコードが人気の理由②【物理的に触れられて、愛でられる】

その他に「アナログで聴くという行為が楽しい」という点も人気の理由でしょう。

これはコーヒーをインスタントではなく、豆から挽いて淹れる行為に近いものがあるかもしれません。スマホで便利に音楽が聴ける時代にあえて、ひと手間加えて音楽を聴くという行為が楽しいのです。確かに、ジャケットからレコードを取り出し、プレイヤーに乗せて丁寧に針を落とし、そのレコード針が溝から音を拾いあげる、そんな物理的に音楽を再生する感覚はスマホ画面のタップでは絶対に味わえません。
また、聴き放題のサブスクは月額料金を払って「音楽を借りている感覚」に近いのに対し、レコードは「物理的に音楽を所有している感覚」があります。好きなレコードをジャケットが見えるように飾ったり、1枚1枚選んで買ってコレクションするということも音楽を愛でるという行為なのです。

1980年代後半、ブームを終えたレコード。

諸説ありますが1980年代後半には一度レコードの時代は終わりを迎えたと言われています。

それは、CD(コンパクトディスク)に主役の座を奪われたためです。CDはレコードと違い、サイズも小さく、リモコン一つで好きな曲が選べます。

さらに、CDからカセットテープへのダビングも簡単にできるというポイントも一般層に受けたようです。レンタルショップでCDを借りてダビングして、通学中にウォークマンで聴いたり、車のカーオーディオで楽しむなんてこともCDコンポがあれば出来ちゃうんですね。

そんな、圧倒的な利便性を前にしてレコードは1990年代に入って少しずつ家庭や店から姿を消し、使われなくなったようです。

2023年、第二次レコードブーム!

一度ブームが終わってしまったレコードですが、今では世界的なブームが起こっています。

アメリカでは2022年にレコードの販売枚数が4100万枚に達し、その数はなんとレコードがCDの販売枚数を上回ったとのこと。レコードの存在や価値が見直されているのは間違いありません。

若い世代からは一曲も飛ばすことなくアルバム単位で聴くことも「逆に新しい音楽の楽しみ方」とされ、ファッション的な意味でも「おしゃれな趣味」としても認識されているようです。

買う人がいるから、売れる「レコード」

今回レコードの再ブームに関してご紹介しましたが、空前のレコード人気に伴い中古のレコードプレイヤーやレコードの需要も確実に上がっています。なかには、希少価値があったり生産が終了しているものに関しては高値で取引される商品もあります。

もし、あなたのご実家やおじい様おばあ様の家に使っていないレコードプレイヤーや聴いてないレコードがあれば、レコードの価値が見直されているこの機会にご売却をご検討されるのはいかがでしょうか。

もし少しでも「どれぐらいの値段になるか知りたい」ということであれば、オーディオ・楽器・カメラ専門買取店「ニーゴ・リユース」までお気軽にご相談ください。

どんなに古くて劣化している(または音が出ない)状態でも、無料出張査定で1点1点丁寧に査定いたします。是非お気軽にご連絡ください!

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