- ニーゴ・リユースのKININARUマガジン
【2023年】今年はどうなの?フェスのコロナの影響。全員で「感染に向き合う」とは?
2023年。これまでコロナウイルスの影響で禁止されていた「大声での歓声・合唱」「マスク無しの参加」が緩和され、少しずつ昔のフェスに戻りつつあります。
各フェスのホームページを見ても驚くほど「コロナ対策に関して注意事項」のバナーが減っており、なんなら見つける方が難しい(去年はサイトの一番上とか開催日の下とかにあったのに…‼)
去年はルールが多かったが、コロナ対策の制限が緩和されてから初めてのフェスは一体どんな感じなのだろう…今回は私自身が一足先にフェスに参加して現場の空気を感じ取ってきました。
2023年、フェスに行ってみて。
今年のフェス(2023年5月1日現在)ではマスクの着用は個人の自由となっており、実際に行ってみると2〜3割の人はマスクをしていない印象だった。ここ数年マスク着用が当たり前の生活に慣れていた私にとっては1日で1年分の人の顔を見た気さえする。
去年はフェスによってはアルコール禁止の会場もあったが、今年からは屋台に堂々とビールやハイボールの旗が並んでいる。お酒を飲みながらライブを観るなんてことも当たり前のように出来るようになっていた。フェスにアルコールは欠かせませんからね。お酒好きにとっては明るいニュースなのではないでしょうか。
また、今年からは去年まで禁止されていた「大声での歓声・合唱」もOKになり、コール&レスポンスも待望の復活を遂げていた。ライブ後半になるにつれ盛り上がっていく会場を観ると、改めてアーティストとの声を出してのやり取りが一体感を作るうえで大切なものだと感じた。
フェスを続けるために全員でマナーを守る。
なかにはフェスを人生の生きがいにしている人たちもいる。そんな人たちからしたらフェスが開催されないなんて大問題でしょう。
しかし、2020年には新型コロナウイルスの影響で4大フェスである 「フジロックフェスティバル」「サマーソニック」「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」「ライジング・サン・ロック・フェスティバル」も開催をやむを得ず断念。2021年に入るも数多くのフェスが「感染防止対策が万全ではない」などの理由から開催を見送る事になった。
2022年には「音楽ファンのためにフェスを止めるな」という強い思いの元、たくさんの知恵を出し合い、新しいルールを設けたうえで多くのフェスが制限付きで開催された。
そういった経緯もあり、ルールがだいぶ緩和された2023年になっても全員が探り探りな状態で未だにフェスの楽しみ方に向き合っていると感じた。
特に、コロナ対策の窮屈さに3年間耐えた人達の痕跡がステージ前での人との距離感に出ている。なんというか、混み合ってる会場でも絶妙なちょっとしたスペース(小学生の頃の小さい前ならえぐらい?)を空けているのだ。勇気のある人は「これを利用しない手はない」と言わんばかりにその隙間を利用してどんどんステージ前の方に進んでいる(笑)
ただ、個人的にはこの暗黙のルールの距離感がすごく好きで、数年前に一度無くなりかけたフェスという文化を「なんとしても続けたい」と思った人達の一体感がコロナ前には無かったその絶妙な距離感に現れている気がした。ライブで歓声をあげたりして音楽を楽しむだけじゃない「全員でフェスを作っている」を体現している。
全員で「絶対に正解の無い正しさ」に向き合う。
「エンタメは不要不急」なんて言葉を耳にしてから2〜3年。ステージ前で全身で音楽を浴びることを生きがいにしている人たちからしたら耐え難い期間だったと思う。
フェスの主催者も「全員が納得するルールを作ることは不可能」だとしても、なんとかしてフェスを続けるためには次のフェーズへと駒を進め、参加者もそれを理解した上で「みんなでフェスを作る」をしていった。
これからもコロナの影響がどのようになるかわからないまま、全員で「絶対に正解の無い正しさ」みたいなものに向き合いながら、フェスの楽しみ方をアップデートしていく必要がある。ときには、小さなルールに多少の窮屈さを感じるかもしれない。ただ、それを全員で頑張って乗り越えていき、これからも音楽フェスという文化が途絶えることなく続いていってほしい(と、切に願っている…)
音楽を続けよう。
音楽フェスに関しての個人的な感想をご紹介しましたが、合わせて音楽機材を専門的に扱う当社についてのお話もさせてください。
当社では中古のオーディオやPA機器、楽器を買取して販売しております。コロナ禍でライブやコンサートが減った中でも「音楽を生きがいにしている人はいる」と信じてリユースの仕事をしていました。中古のオーディオやPA機器、楽器を売り買いする事によって必然的に「誰かの不要なモノ」も「誰かにとって大切なモノ」になるかもしれないのです。私たちが買い取ってきたギターが今どこかのライブ会場で使われているかもと思うとワクワクします。
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