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ギター挫折者と現役ギタリストの対談!どうやってブレイクスルーした?また、続けて見えてきた世界とは。

皆さんは「ギターを始めて1年以内に辞める人の割合は90%」という事実をご存じでしょうか。

フェンダー社のCEOであるアンディ・ムーニーによると「初心者の90%は演奏開始から12カ月以内にギターを諦めている」とのこと。つまりはギターを続ける人はなんと10%ほど(宅建の合格率より低い…)で、ギターを続けた人はとても少数の珍しい人間だと言えます。

ちなみに筆者の私もギターを12か月以内に辞めた(実際は1か月で辞めた)大多数側の人間である。BUMP OF CHICKENが流行っていた高校1年生の頃「車輪の歌なら弾きやすい」という噂を聞き、ギターを用意しコードを抑えてみたりとやってみたがまったく続かず「ゼロから始めるギターコード入門」と一緒に見事に部屋の置き物になりました。

ギターが続かない人の特徴として以下の要因があるみたいです。

・どうしても弾きたいという曲が無い人
・コツコツ積み上げるのが苦手な人
・指が痛いのが我慢出来ない人
・すぐに結果を求める人
・一緒に続ける仲間がいない人

胸が痛い…!

確かに思い当たる節があります…
その他、基礎練習が多いため弾ける喜びに達するまでに熱が冷めてしまい辞めてしまう人も多いとのことです。(私がこれ…)

ただ、もしもの話。

「ギターが弾けたらどんなに楽しいだろうか…」

音楽が好きな人なら一回ぐらいは思ったことがあるかと思います。

たまに、You Tubeですんごいギタリストを観ると「なんでこんな難しいこと続いたんですか!」と聞きたくなるときがあります。でも、そんなこと聞くのはヤボすぎる…いきなり知らない人にそんなこと聞かれても困らせてしまうだけだろう…

「・・・社内の人に聞けばいいじゃん!!!」

そうなんです。私の会社は楽器の専門買取店。この疑問に答えてくれる人はきっといるはず。

社員総会(コロナ前)のとき、ステージ上でギターを弾き散らかしてる同僚を見ながら「やっぱりギター弾ける人かっこいいな…」とちょっと悔しい思いをしながら眺めていた記憶があります。

そういえば、隣の店舗に二人いたはず!よし、聞いてみよう。

ということで、今回のブログ記事は「ギター挫折組・ギター続いた組対談!どうやってブレイクスルーした?また、続けて見えてきた世界とは。」です。

今回は「なんで続けられたか」「続けた先に何があったか」に関して二人のタイプの違うギタリスト査定士にインタビューしてみました。

まずは、社内でも「ギターと言えばこの人」ってぐらい有名な郡山店 S藤さんの話が聞きたい…きっと「挫折しても立ち上がり、壁を乗り越えて今がある」的な熱い話をしてくれるはず…そんなことを想像しながら連絡してみることにしました。

【郡山店:S藤さんインタビュー】

簡単なプロフィール】

好きなジャンルはブルースやロックンロールなど。
インタビューした日の気分はハウンド・ドッグ・テイラーだったとの事。
高校一年生のころ三個年上の兄の影響でギターを始める。
初めて弾いた曲はTHE WHOの「Summertime Blues」

高橋:
いきなりで大変申し訳無いんですが、なんでギターなんて難しいもの続いたんですか!挫折しそうになったことはないんですか?

S藤さん:
本当にいきなりですね(笑)
むしろ続けているって感覚がないかもしれないです。
もう生活に馴染んでいて辞めてないだけって感じですかね。

高橋:
そもそも続けてる感覚がなくて辞めてないだけって感じなんですね!(やばい。このブログ終わる…)ギター辞めたくなるぐらい挫折したこととか無いんですか…?

S藤さん:
たまに難しいコードもあったりするんですよ。
なんでこんなに難しくする必要ある?みたいな(笑)
でも、上手くいくと楽しいし辞める理由にはならなかったですね。
あと普段も練習しようとかそういう感覚じゃなくて、おもちゃに触れて遊んでるって感覚でやってます。

高橋:
本当に音楽を楽しんでるって感じですね…(凄い…)
最後にギターを続けていて良かった事とかありますか?

S藤さん:
音楽がプレイヤー目線で楽しめるようになったことですかね。自分が弾く立場だからわかるんですよね。「ここのフレーズかっこいいな〜」とか。
理解が深まってからは曲を聴いていても分かることが増えて楽しいですね。

あと、普段聴かないジャンルも派生して聴けるようになったとかもあります。
エレクトロニカっていうダンスミュージックがあるんですが、元々は「なんかチャラい…」と思って毛嫌いしてたんですよ。
ただじっくり聴いてみると結構良くて…たまにブルース的な要素を感じる瞬間があったりして、自分がやる側だから気付く良さもあるんですよね。「ここめちゃくちゃ上手い!」みたいな(笑)
こういう出会いがあるのが楽しいですね。

高橋:
あまり繋がりが無さそうな所がそんな深部で繋がるんですね!それはもう音楽を続けてきた人の特権かもしれませんね。(これは良い記事書けそう…!)
本日はお付き合い頂きありがとうございました!

S藤さん:
はい、ブログ頑張ってください!

「なんで続けられたのか?」という疑問を投げかけて返ってきたまさかの回答が「続けているって感覚はない。辞めていないだけ。」だった。

「好きだからやっている」というシンプルな回答は自分がどれだけヤボな質問をしたのか痛感することになった…

また、音楽への理解と知識を深めた斎藤さんはご自身の興味をどんどん深堀りしていく。だからあんなに音楽詳しいのか…

ちなみに、S藤さんはライブ終わりに気持ちが高ぶった状態でステージ裏に戻り、ギターを勢いよく置いた(放り投げた)ところ、ボディとネックの付け根から真っ二つに折れたというお茶目な一面も話してくれました。

S藤さんいわく「普通にお気に入りだったのでちゃんと落ち込みましたね」との事。

続いては、同じく郡山店の「楽器・オーディオ・カメラ」全部趣味のコンプリート査定士 菅Nさんにお話をお伺いすることにしました。(あんまり話したことないから緊張する…)

【郡山店:菅Nさんインタビュー】

簡単なプロフィール

好きなジャンルはアニソン(主にけいおん!)ボカロ・ゲームミュージックなど。幅広く何でも好き。
持っているギターはYAMAHAのFG512SJやFender JapanのTelecasterなど。ご自身でカスタマイズすることもある。
ライブで必要な音響機器は一通り所有。

高橋:
お家に音響機器あるんですね!

菅Nさん:
そうなんです。年に2,3回バンドスタイルでやるんですが、アンプ・ミキサー・マイク・ケーブルなど楽器以外の器材出しは私が担当しております。その時はドラム(たまに鍵盤)やってます。

高橋:
(ドラム?!やばい、無理やりにでもギターの話しなくちゃ…)
今は主にドラムとの事ですがギターもやられているんですよね…?

菅Nさん:
ゆるーくやってますね。今年でなんだかんだ24年ぐらいやってます。

高橋:
長いですね!(良かった…記事書ける…)
ちなみにギターを始めた頃のお話をお伺いしたいんですが、苦戦したり挫折しそうになったことはないんですか?

菅Nさん:
よくある話ですが、Fコードは普通に難しかったです。
高校一年の頃、よく知らないまま父親のクラシックギターに鉄弦を張って弾き始めたんですけどネックの幅が広かったので当時は苦戦しました。カポの存在も知らなかったので、Fだけでなくバレーコードが出てくるだけで苦戦でした。
その後、楽器屋で初めてアコースティックギターを触ったときはびっくりしましたよ。「こんなに押さえやすいギターがあるのか!」って(笑)

高橋:
Fコードで諦めてしまう人は多いらしいですね…(人差し指ピンと伸ばして押さえるやつか…)

菅Nさん:
そうですね。ただその後、簡略コードとパワーコードを使って良い意味でごまかせることが分かりその後も問題なく続きました。
その他に、周りの友達に恵まれたっていうのもあります。
一人でやるより、二人でデュオ、三人でトリオ、四人、五人…と増やしてバンドサウンドを作るのが楽しかったですね。

高橋:
なるほど!ちなみにギターを続けていて良かったと思うことはありますか?

菅Nさん:
うーん、音楽を通じて友達や知り合いが増えたことですかね。
今組んでいるバンドに20代のメンバーとかいるんですけど、彼らとは音楽がなかったら知り合えなかったな〜と思いますね(笑)

高橋:
それはめちゃくちゃ大きいですね!(有り難い!こういうの聞きたかった!!)

菅Nさん:
その他だと好きな音楽の仕事に携われたことですかね。
11年間務めた営業職を辞めた後、音響と照明を一手に引き受ける会社へ一度転職したんですよ。
中で、そこでステージを支えている裏方の仕事の魅力にいつの間にか心惹かれていました。気づいたらスタッフの動きと機材ばかり見ていました。

その会社で営業をしながら週末はステージの裏でアーティストのサポート・照明のプランニング・オペレートなどしていたのですが、舞台袖や調整室から来場しているお客さんの顔が見えるんです。
もうお客さんって楽しんでるときめちゃくちゃいい顔してるんですよ(笑)
その他にも演者さんからも僭越ながらお褒めの言葉を頂けることもあります。

自分が携わってるイベントで喜んでもらえたらやっぱり嬉しいものですよ。〇か✕か、レスポンスの速さは今の仕事に通じるスピード感があります。

高橋:
人との出会いややりがいのある仕事に辿り着くためにギターや楽器は欠かせない存在だったわけですね!最終的に「人が楽しむ体験を作ることが好き」だと気付いたという話はとても興味深かったです。本日はありがとうございました!

菅Nさん:
お疲れさまでした!

最後に菅Nさんは「高校生から始めたギターがキッカケでたくさんの人と出会えた。ギターをやっていて良かった。」と話してくれました。また、趣味の範囲では終わらず仕事にも活かしている菅野さんは社内でも信頼されお客様からも好かれ今の仕事でももちろん活躍されています。

ちなみに、高校生時代はオールナイトニッポンで新譜の初オンエアがあるとMDに録音して、歌詞を文字起こし、そのまま耳コピ。翌日の昼休みに友達と答え合わせして放課後セッションしてたとのことでした。(めちゃくちゃ楽しそう!!)
普段聞けない菅野さんの青春時代の話も聞けてとても楽しいインタビューでした。

【インタビューを終えて…】

「好きなことを語る人の話は面白い!!笑」

これが私の率直な感想でした。ところどころ熱量高めにギターについて話してくれる部分もあって「ああ、こういう人がギター続くんだな…」とシンプルに思うこともありました。

タイプが全然違う二人でしたが共通して「ギター(音楽)に出会わなかった自分が想像できないほど今の自分を構成している一部になっている。」と話してくれました。

続けられた理由は「音楽が好きだから」「友達と一緒にやっていて楽しかったから」とシンプルなものでしたが、続けた先で得たものの大きさは想像以上でした。

ただ、今回はギターを続けた二人の査定士にインタビューしましたが、最初に書いたとおりギターを続ける人の方が少ないという事実もあります。

ギターの買取査定時に「ギター始めてみたんだけど結局続かなくてさ…」と少し恥ずかしそうにお話される方もいらっしゃいますが、そういうとき私は「辞めることは別に恥ずかしいことじゃないですよ!笑」と少し前のめり気味で言います。(私もそうだったので…)

実際にあまり使わなかった使用感の少ないギターの方がお値段が付きやすいので、お客様に喜んで頂けることも多いです。
もちろん昔使っていたけど、ここ何十年保管したままで音が出なくなっていたり壊れていたりする場合でも諦めずにニーゴ・リユースにご相談ください!
楽器好きの当社スタッフがお客様の思いも汲み取りながら喜んで査定致します!

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