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【2026年版】吹奏楽部出身の中古楽器買取のプロが解説!中古楽器の魅力と失敗しない選び方のコツ
吹奏楽部やオーケストラ部、ブラスバンドなどで楽器を演奏していた経験がある方は多いのではないでしょうか。特に、学校の共用の楽器を使っていた方の中には「自分の楽器が欲しい」「でも新品は高くて迷っている」という悩みを抱えている方も少なくありません。
本記事では、吹奏楽部出身で現在は中古楽器の買取・販売に携わるプロの視点から、中古楽器の魅力やメリット、失敗しない選び方のポイントを解説します。さらに、実際に中古楽器を使用して感じたリアルな感想も紹介しながら、初心者でも安心して選べるコツをわかりやすくお伝えします。
吹奏楽部出身の私の趣味と集めてきた中古楽器
先日、相棒のカメラたちと一緒に散歩に出かけました。
もともとカメラと楽器が趣味で、どちらも私にとって欠かせない存在です。
東北の店舗で勤務していることもあり、雪や凍った道が心配で、冬は遠出する機会がぐっと減っています。それでも、冬ならではの美しい景色に出会えるのは、この季節の魅力だと感じます。

最近は、ようやく春らしい気候になってきたものの、地域によってはまだ冬の名残もあり、油断できない日も続いているようです。
そんな中で、最近出番が増えてきているのが、もう一つの相棒である「楽器」たちです。ここはまさに、私のホームグラウンド。もともと管楽器や音楽が好きで、それをきっかけにこの仕事を選んだこともあり、入社してからさまざまな楽器を少しずつ集めてきました。例えば吹奏楽部時代に吹いていたホルンをはじめ、他にもポケットトランペット、フルート、オカリナ、ミニギター。

毎日欠かさず吹いているわけでもなく、演奏技術に自信があるわけでもありません。それでも、楽器が好きという気持ちだけは強く、「この子(楽器)いいな…」と直感で惹かれてしまうことがよくあります。
実は入社するまで、「中古の楽器を買う」という選択肢は自分の中にありませんでした。しかし今では、今ではすごく楽しい選択ができたなと感じています。 以下からは、中古楽器の買取に携わる吹奏楽部出身のスタッフである私が、実際に中古楽器を使ってみた感想をお伝えしていきます。
中古ホルン

私は吹奏楽部で8年間ホルンを吹いていました。これまでは学校の共用楽器を使うことがほとんどでしたが、中古ホルンを購入したことで、初めて「自分の楽器」を持つことができました。その中古ホルンがこちら。

YAMAHAのベルカット・フルダブルホルン、YHR-764です。
購入価格は17,500円。
YAMAHA現行のフルダブルホルンは、新品で購入しようとすると最低でも40万円前後は必要になります。できればローンは組みたくないですし、せっかくならいろいろなホルンを吹いてみたいという思いもあり、「自分の楽器を持つのはまだまだ先の話だな」と感じていました。
しかし、中古品という選択肢に気づいたことで、その考えは大きく変わりました。これまで学校の共用楽器を使ってきたこともあり、中古楽器に対する抵抗があまりなかったことも後押しとなり、購入を決意しました。
今振り返ると、学生の頃にこの選択肢を知っていれば、お小遣いを貯めて購入できていたかもしれないと、少しだけ後悔する気持ちもあります。
ちなみに、学生時代にずっと使用していたのはYAMAHAのYHR-567でしたが、今回手にしたYHR-764はその前身モデルにあたるホルンです。(YHR-764は1990年代に生産終了したモデルとされています)
まずこの子の見た目・状態ですが…

あまり良くは無いですね。
ラッカーの剥がれや緑青、錆などが目立ち、ところどころに小さなヘコミもあります。
中古品ということは承知の上で購入しましたが、届いた当初は長年使われていなかった楽器特有の錆びたようなにおいもありました。購入後すぐに洗浄を行い、今では学校で使っていた共用ホルンと大きく変わらない感覚で使えています。私自身はあまり気にしないタイプなので、洗えば問題なく使用できました。
※洗浄はYAMAHAのブラスソープを浴槽に溶かし、管全体を浸して行いました。汚れや凹みが気になる場合は、オーバーホールに出すのが安心です。
このYHR-764は中ベルタイプで、細ベルのように明るく軽い音が出やすいわけでもなく、太ベルのように深く柔らかい音に特化しているわけでもない、いわばバランス型のモデルです。よく言えば吹きやすく悪く言えば音色に特徴のないモデルです。
実際に使ってみると、外観の状態に反して吹奏感は良く、LowD〜HighFあたりまでは問題なく鳴ってくれました。もともと学校で使用していたYHR-567も中ベルだったため、息の入り方や抵抗感も近く、違和感なく移行できました。
ただし、中古楽器や共用楽器には「個体ごとのクセ」があります。長年の使用による管のわずかな変形や凹みによって、息の通りや楽器の振動の仕方が変化してしまうことが原因だと考えられます。
このYHR-764の場合、全体的な音程は比較的安定している一方で、G(どの音域でも)がやや高くなりやすい傾向がありました。こうしたクセは調整や慣れで対応する部分もありますが、個人的には「私に馴染ませてやる!」と燃えるので、こういったクセのある楽器に愛着が湧いてしまってしょうがないです。
現役の学生や、部活で共用楽器を使っていた経験がある方であれば、こうした中古楽器でも比較的抵抗なく扱える範囲だとは感じました。ただし、外装の状態が悪い場合は内部トラブルを抱えている可能性もあり、例えば管に穴が空いていたり、抜き差し管のジョイントが緩んでいるケースもあります。店頭での販売中古楽器ならしっかり状態観察を、ネット上の売買であれば詳細について質問してみた方が良いと思います。
中古フルート
部活や楽団に所属していると、演奏している楽器以外にもいろいろな楽器に憧れを持つことがあるのではないでしょうか。私もそのひとりで、そんな気持ちから購入したのがこちらのフルートです。

SELECTIONのフルートです。購入価格は1500円。
こちらはおそらく海外メーカーさんのフルートです。現行のモデルが見つからなかったのでなんとも言えないところですが、初心者などに向けて流通していたフルートだと推測されます。

フルートの演奏経験はありませんでしたが、「構えてみたい」という気持ちだけで購入しました。
グレードとしては比較的低めのため、中古市場では手に取りやすい価格帯になっています。


購入時は指紋跡や黒ずみがありましたが、シルバーポリッシュで吹いてあげると綺麗に。中古ホルンと比較すると錆臭さもなく、軽いお手入れで問題なく使用し始めることができました。(木管楽器は金管楽器に比べて演奏後の手入れが重要なので、中古楽器も状態の良いものが多い印象があります。)
ただ、このフルートはムラマツやヤマハといった一般的に流通しているメーカーのものと比べると、ジョイント部分がかなり固い印象がありました。汚れがたまっていたのかも…。

初心者(私)でもしっかりと息が入り、すぐにオクターブも吹けるくらいには使用できました。よろこびの歌のメロディであれば簡単に吹けるようになると思います。
一方で、先日店舗で買取したムラマツのフルートと比較すると、キィを押すときの軽さや音の安っぽさが目立ちました。
そのためこの楽器は、「フィンガリングの習得や音を出す練習をする初心者向け」という性格が強く表れているモデルだと感じました。しかし、もとより気軽にフルートを練習するために購入した一本。ホルンよりも持ち運びやすく、音を出したときに迷惑にもなりにくいのでちょっとしたときに楽しめる楽器になっています。
まとめ
今回は、私自身が実際に使用している中古楽器のホルンとフルートを二つ紹介しました。本当はもっと他の子(楽器)もお見せしたかったのですが、それはまた別の機会にできればと思います。
中古楽器には状態や個体差といった不安もありますが、その分だけ「自分に合う一本」に出会えたときの楽しさや愛着は大きいと感じています。新品にはない気軽さもあり、思っていた以上に音楽との距離を近づけてくれる存在でした。
中古楽器を購入する際には、「プロや本格的な楽団の所属を目指しているわけではないし…」「この楽器、ちゃんと吹いたことないしなあ」と考えて購入を迷った時期もありました。ただ、新品の楽器に比べてハードルが低いこともあり、気づけばいくつも手に取っていました。実際に手元にあると嬉しさもあり、気ままに音を出すだけでも十分に楽しい時間になります。「中古楽器は初心者でも使えるのか」「中古ホルンや中古フルートの選び方が知りたい」といった方にとっても、実際の使用感を参考にしていただければ幸いです。
「自分の楽器が欲しいけれど新品は高くて手が出ない」という学生の方や、「楽器は好きだけれど価格や練習時間の面で踏み切れない」という方にとっても、中古楽器は現実的で良い選択肢になると思います。
中古楽器は、代替品としてだけではなく「自分だけの一本を見つける手段」にもなります。ぜひ中古楽器から、自分に合った楽器を探してみてください。
また、おうちに眠っている楽器がある方も「楽器が欲しいな」と思っている人に向けて、査定に出してみるのはいかがでしょうか。ぜひ、ニーゴ・リユースにご相談ください!




