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【2026年度版】イヤホン選びに迷ったらコレ!オーディオ専門店のプロが50本から選んだ“間違いない”イヤホン

「イヤホンが欲しいけど、種類が多すぎて違いが分からない…」
そんなふうに迷った経験はありませんか?

最近では、通勤・通学などで外出の際に音楽を楽しむのはもちろん、テレワークやオンライン会議でもイヤホンを使う機会が増えています。その一方で、「有線とワイヤレスのイヤホンならどっちがいい?」「ノイズキャンセリングって必要?」「結局どれを選べば失敗しないの?」と悩む方も非常に多いです。

そこで今回は、オーディオ専門店スタッフの視点から、イヤホンの種類ごとの特徴やメリットを分かりやすく解説します。実際に使用している筆者の手持ちの機種も紹介しながら、「自分に合ったイヤホンの選び方」が分かる内容をまとめました。

ワイヤレスイヤホンと有線イヤホンはどっちがおすすめ?

イヤホン・ヘッドホン選びで迷うポイントのひとつが、「ワイヤレス」と「有線(ケーブルタイプ)」のどちらを選ぶかという点です。

現在の主流は、Bluetooth接続に対応したワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンです。近年発売されるスマートフォンの多くはイヤホンジャックを搭載しておらず、ケーブル不要で使える利便性の高さから、多くのユーザーに選ばれています。

また、ワイヤレスイヤホンは各メーカーから幅広いモデルが発売されており、以前は「有線イヤホンより音質が劣る」と言われることもありました。しかし、現在では高音質コーデックやノイズキャンセリング機能を搭載したモデルも増え、音質面でも十分満足できる製品が数多く登場しています。

一方で、有線イヤホン・有線ヘッドホンは、音質を重視するユーザーから根強い支持を集めています。特にミドルクラスからハイエンドクラスのオーディオ製品では、有線モデルが主流です。

上位モデルの多くはリケーブル(ケーブル交換)に対応しており、使用するケーブルによって音の傾向や表現力が変化することもあります。そのため、有線イヤホンは単なるリスニング機器としてだけでなく、本格的なオーディオ機器として楽しめる点も大きな魅力です。

普段使いの利便性を重視するならワイヤレスイヤホン、高音質や音のカスタマイズ性を求めるなら有線イヤホンがおすすめです。自分の使用シーンや重視するポイントに合わせて選びましょう。

イヤホンの形状別の特徴

イヤホンは形状によって、装着感や音質、遮音性が大きく異なります。
特に「カナル型」と「インナーイヤー型」は使用感が大きく違うため、自分の用途に合ったタイプを選ぶことが重要です。

ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

密閉型(カナル型)

カナル型イヤホンは、イヤーピースを耳の奥まで入れて装着するタイプです。現在では最も主流のイヤホン形状で、多くのワイヤレスイヤホンにも採用されています。

最大の特徴は、遮音性の高さです。耳をしっかり密閉するため、周囲の騒音を遮りやすく、電車や通勤・通学でも音楽に集中しやすくなります。また、低音がしっかり出やすい点も魅力です。

一方で、ケーブルタイプの場合は「タッチノイズ」が発生しやすいというデメリットがあります。タッチノイズとは、ケーブルが服に擦れた際に振動が耳へ伝わる現象のことです。

この問題を軽減したい場合は、ケーブルを耳の後ろに回して装着する「耳掛け型(シュア掛け)」タイプがおすすめです。

開放型(インナーイヤー型)

インナーイヤー型は、カナル型のようなイヤーピースがなく、耳の入り口に引っ掛けて装着するタイプです。

耳を塞がないため圧迫感が少なく、周囲の音を聞き取りやすいのが特徴です。また、音が自然に広がるように聞こえるため、「開放感のあるサウンド」が好みの方にも向いています。

さらに、耳を密閉しない構造なので、カナル型で起こりやすいタッチノイズもほとんど気になりません。

ただし、遮音性は低く、電車内などでは音漏れしやすい点には注意が必要です。また、耳の形によってはフィット感に個人差が出やすい傾向があります。

以前は主流のイヤホン形状でしたが、現在では低価格帯モデルが中心となっています。一方で、一部には音質にこだわった高級モデルも存在します。

音を出す「ドライバー」の種類とは?

イヤホンの音質を大きく左右するのが、「ドライバー」と呼ばれる音を鳴らす部分です。

ドライバーの種類によって、低音の迫力・ボーカルの聴きやすさ・音の繊細さなどが大きく変わります。

現在のイヤホンでは、主に以下の3タイプが採用されています。

ダイナミック型(D型)
バランスド・アーマチュア型(BA型)
ハイブリッド型

それぞれ特徴が異なるため、好みの音や用途に合わせて選ぶことが重要です。

ダイナミック型(D型)

ダイナミック型は、現在もっとも一般的なドライバー方式です。

電気信号を受けたボイスコイルが「ダイアフラム(振動板)」を前後に動かし、その振動で空気を動かして音を出します。スピーカーと近い構造のため、自然で力強い音が特徴です。

特に低音の迫力に優れており、ロック・EDM・映画鑑賞など、臨場感を重視したい方に向いています。

また、低価格帯から高級モデルまで幅広く採用されているのも特徴です。大型ドライバーを搭載したモデルでは、ハイエンドイヤホンでもダイナミック型が使われています。

一方で、ドライバーの特性によっては中高音の細かな表現が苦手な場合もあります。

バランスド・アーマチュア型(BA型)

BA型は、もともと補聴器向けに開発された技術をオーディオ向けに発展させたドライバー方式です。

小型の「アーマチュア」という金属パーツを振動させて音を鳴らします。ダイナミック型よりも細かな振動制御ができるため、音の分離感や解像度に優れているのが特徴です。

特にボーカルや楽器の細かな音を聴き取りやすく、中高音域の表現力に優れています。

そのため、モニターイヤホンやプロ向けイヤホンで採用されることが多く、ステージ上でミュージシャンが使用しているイヤモニもBA型が主流です。

また、ドライバー自体が小さいため、

低域用
中域用
高域用

と、役割ごとに複数搭載できる点も特徴です。

ただし、構造が複雑なため価格は高めになる傾向があります。

筆者の私物イヤホンレビュー!おすすめ名機イヤホン2選

ここでは、筆者が実際に長年使用しているイヤホンの中から、特に印象深い2機種をご紹介します。
どちらも生産終了モデルではありますが、現在でも中古市場で人気が高く、「名機」として語られることの多いイヤホンです。

SENNHEISER IE80

こちらは2010年にリリースされた、ゼンハイザー社のIE80というイヤホンになります。
2017年にはマイナーチェンジ版であるIE80Sがリリースされ、未だに根強い人気を持つ1本です。

SENNHEISER IE80は、一昔前の高級イヤホンのスタンダード。
2010年に登場したSennheiserの人気ハイエンドイヤホンです。

ゼンハイザーはダイナミック型への拘りが非常に強く、BA型のイヤホンはリリースされていません。こちらのIE80も当時としてはダイナミック型を代表する機種の一つでした。 後継機の「IE80S」が発売された現在でも、中古市場で高い人気を維持しています。

H4 IE80の特徴

IE80はダイナミック型ドライバーを採用しており、特に豊かな低音表現が魅力です。
音のバランスは、

低音 > 中音 > 高音

という、いわゆる「ピラミッド型」のチューニング。

現代的なイヤホンと比べると高音の解像度は落ちますが、尖ったような出音はなく、ナチュラルな音質でクセもなく聴きやすいです。

低域を楽しめる一方で、刺激の強すぎない自然なサウンドに仕上がっています。特にロックやライブ音源との相性が良く、長時間でも聴き疲れしにくい印象です。

また、IE80はイヤホンとしては珍しく、かなり広い音場を持っています。
密閉型でありながら圧迫感が少なく、ヘッドホンに近い空間表現を感じられるのも特徴です。
さらに、ハウジング部分には低音量を調整できる機構が搭載されており、付属ツールを使って好みの低音量へ調整できます。

リケーブル対応で長く使える

IE80は着脱式ケーブルを採用しているため、断線時もケーブル交換が可能です。

筆者は純正の銅線ケーブルから銀線ケーブルへ交換していますが、特徴の低音は多少弱まりましたが、高域の解像度が増し、全体的に引き締まった音質になる、といった変化を感じました。

現在でも社外製ケーブルやBluetoothレシーバーが販売されており、有線・ワイヤレス両方で楽しめる点も魅力です。

IE80は、後継機種のIE80Sも含めて、既に生産終了になっている製品です。

もともと人気があって売れたモデルでもあるので、今だと中古市場では活発に動きがあります。ナチュラルな音質が欲しい、低音の強いイヤホンが欲しいという方にはおススメできます。

Sony MDR-EX1000

Sony MDR-EX1000は、ソニー製ダイナミック型の完成形 。
2010年に発売されたSonyのフラッグシップイヤホンです。
スタジオモニターヘッドホンとして有名なSony MDR-CD900STの思想を受け継ぐモデルとして開発されました。

H4 EX1000の音質

ダイナミック型としては大型の16mmのドライバーを搭載しております。

EX1000の最大の魅力は、非常にバランスの取れたフラットな音質です。

低音・中音・高音のどこかを過度に強調するのではなく、全帯域を自然かつ高解像度で鳴らしてくれます。

特に、

高音の伸び
空気感
立体感

の表現力が素晴らしく、楽曲の細かなニュアンスまで感じ取れます。
H4 16mm大型ドライバーによる圧倒的な音場

EX1000は、イヤホンとしては大型の16mmダイナミックドライバーを搭載しています。

さらに半開放型構造を採用しているため、非常に広い音場を実現しています。

筆者の感覚では、

IE80 → 室内ホール
EX1000 → 野外スタジアム

のような空間の広さを感じます。

今でも評価が高い理由

現在でもEX1000は中古市場で根強い人気があります。

派手なドンシャリ系ではないため、最初は地味に感じるかもしれません。しかし、さまざまなイヤホンを聴いた後に改めてEX1000を聴くと、その完成度の高さに気付かされます。

筆者自身、現在でも「ソニー製ダイナミック型イヤホンの完成形」の一つだと感じています。

まとめ

今回はケーブルタイプのイヤホンについてご紹介させて頂きました。

筆者がポータブルオーディオに傾倒していた時は、まだワイヤレスは数が少なく、
音質面でも有利だったケーブルタイプのものがまだまだ主流の時代でした。
ですので、筆者の手持ちのイヤホンもケーブルタイプが殆どになります。

今ではBluetooth対応のワイヤレスイヤホンを使う方が大多数かとは思いますが、
圧縮せずに音データを伝えられ、より忠実な音を再生できるのはケーブルタイプならではのメリットです。
また、充電の手間も要らず時間を気にせず使えるのが魅力です。音の遅延もなく、ネット動画や映画、通話なども快適に楽しめます。

余談ですが、2月初頭に札幌では大雪が降り、車で通勤するのが困難な状況だったため、普段使わない交通機関で通勤していたのですが、その際に久方ぶりにイヤホンを使用し、改めて良さを実感したので、そのことを思い出し今回のブログのテーマとさせて頂きました。

YouTubeでも音楽とカメラの歴史を紹介していますので是非ご覧ください!

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