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実はバンドにおける超重要パート!?弾き方次第で大きく変わるベースの魅力と役割
ニーゴ・リユース査定士でベース弾きの越でございます。
ブログ初投稿となりますので、以後お見知り置きをお願い致します。
今回のテーマは「バンドにおけるベースとは」についてです。
さて、春の訪れを感じる今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか。
新年度を迎え進学される皆様、ご入学おめでとうございます。
勉学、部活と実りのある学生生活を存分に楽しんで下さい。
部活といえば、最近の文化部の中で「軽音部」がある学校など多いのではないでしょうか?
アニメブームもあり、当たり前になった軽音部。入部される方も多いはず・・・。
ただ、今から話す事は軽音部、もしくはバンドを始めようとするときに出てくる会話。
「バンドって言ったらボーカルだよね!」
「いやいや、バンドの花形はギターでしょ!」
「わかってないなぁ。ドラムがなきゃリズムないでしょ!」
「ギターもいいけど、曲の色付けといったらキーボードでしょ!」
…………………………
「あれ?ベースって何するの?」
そんな会話があると思います。ベースって地味なイメージありますよね。
ギターみたいに歪ませて、カッコいいギターソロを弾く!とかはないし、
ドラムみたいに叩いてると拍手喝采が起こるみたいなこともない。
ボーカルは言わずもがな・・・。
そんなベースの役割とはなんなのか?
私なりにお答えします。
ベースってどんな楽器?
まずベースはリズム楽器の部類にあたります。
正式な言い方はエレクトリックベースギターと言います。
1940年代後半から1950年代初頭、ジャズやブラックミュージックなどのバンドアンサンブルではドラム、エレキギター、管楽器類、ボーカル、コントラバス(ウッドベース)で
構成されていましたが、当時生音でコントラバスを弾いていた為、アンサンブルをする上でベースの音が埋もれてしまっていたのです。
そこで生まれたのがスピーカーを通して弾くエレキギターに模した形で、ベースの音を出せる楽器、エレキベースギターが誕生したのです。
バンドにおけるベースとは?
ではベースとは一体なんなのでしょう?
ベースはバンドアンサンブルにおける音の基盤になります。
ギターやピアノなどの和音を弾くのではなくその和音の1番下の音を奏でるのがベースになります。
例えば「ド」の和音(構成音)、ド、ミ、ソになります。
ギターやピアノなどはこの和音を同時に弾きますが、ベースはその1番下の「ド」を弾きます。
その「ド」を弾く事により、全体的な音の輪郭をハッキリ聞かせる事ができ、音に厚みが出るのです。
バンドを家に例えるならば
ドラムは家を建てる「土地」
ベースは家を建てる為の「基礎&骨組み」
ギター&キーボードは「壁、窓」
ボーカルは家に必要な「生活家電」
と言ったところでしょうか。
そう!ベースは家に必要な基礎であり柱であるのです!
基礎がなければ災害が起きた時、簡単に壊れてしまいますよね。柱がなく壁と屋根しかない家だと簡単に潰れてしまいますよね。バンドアンサンブルにおいてベースはなくてはならない存在なのです!
でもこれだけ聞くと、
「単音だけでしかも1番下の音だけしか弾かないから地味じゃない?」
と言った声も聞こえてきそうですね。でもベースは単音をただ刻んで弾くだけではないのです。
そこで完全主観ではありますがベースをカッコよく弾く日本人ベーシストを3人ご紹介したいと思います。
筆者おすすめのベースヒーロー紹介
①KenKen (RIZE、Dragon Ash)
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https://www.instagram.com/p/BmgGrTQFNck/
日本人ベーシストとしてパッと思いつく人が多いのではないでしょうか。
KenKenさんのプレイスタイルは主にスラップ奏法(親指で弦を叩き、人差し指、中指で弦を引っ張る奏法)です。以前テレビでも取り上げられていましたが、ピンクレディーさんの楽曲「UFO」を自身のYOUTUBEチャンネルでカバーされていました。
「これベースの音なの?」と思わせるくらいの音も出してくるKenKenさん。
見て聴いていて楽しくなれるベーシストです。
②ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)
https://www.instagram.com/p/CVX77mghhDH/
OKAMOTO’Sのベーシスト、ハマ・オカモトさんです。
ダウンタウンの浜田雅功さんの息子さんになります。
活動はOKAMOTO’Sに留まらず、様々なアーティストのサポートもしております。
主な奏法は指弾き、スラップとなります。KenKenさんの様なバキバキ音のスラップ奏法とは違い、使用されているベースの特徴を活かしたサウンドで、楽曲に合わせた奏法を行います。
③田村明浩(Spitz)
https://www.instagram.com/p/Bgi6cmpljzA/
最後は国民的バンド、Spitzの田村明浩さんです。
田村さんのベースはボーカルを引き立たせるベースプレイとなっており、KenKenさんやハマ・オカモトさんの様に前に出るベースではなく、曲にメリハリを付け、ボーカルを引き立たせるベーシストです。
その中でも「おぉ!」と思わせるおススメ楽曲「君は太陽」です。
アンサンブルを崩す事なく、うねるベースラインを聞くことが出来ます。
ライブではボーカルの草野さん以上に激しいパフォーマンスを見せてくれるのも魅力です。
まとめ
いかがでしたか?
一見、地味そうな楽器ではありますが、バンドアンサンブルを支え、尚且つメロディーラインも弾けてしまう。ある意味なんでもありな楽器ですよね。
でも最大の魅力は何かと尋ねられたら私含め、多くのベーシストは迷わずこう答えることでしょう。
身体の芯に響く低音!
これに尽きますね。
最後に、「以前までベースをやっていたんでけど弾く機会がなくなってしまった」
「売りたいけど、出来ればちゃんと分かっている人に売りたい」と考えていらっしゃる方!
ニーゴ・リユースはその「想い」も買い取らさせて頂きますので、0120-1212-25までお気軽にお問いあわせください!