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憧れのライカでモノクロ写真が撮りたい! Leica X1レビュー

カメラの査定士をしながらも「自分はライカを持つ事なんてない」と思っていましたが今回は縁があって「Leica X1」を手に入れたので僭越ながらレビューをさせていただこうかと思います。

キッカケはお客様からの「モノクロ写真撮れば?ライカで」という一言。
私は人から影響を受けやすい。

最近あまりカメラを持ち出して撮ることがなくなりまして…とお話した際に「気分を変えてモノクロ写真を撮ってみるといいよ。被写体に集中出来て楽しいよ」と教えて頂いた。

人は空間認識の情報のほとんどを「色」から得ているため、色を抜いて白黒で撮ると「被写体の形が際立つ」とのこと。また、あえて色の情報を無くすことによって想像力が掻き立てられ、非日常的で奥行きのある写真が撮れるのだとか。

さらに「それともう一つ、持ち歩きたくなるカメラを買えば?ライカとかすごく良いよ。」と教えていただいた。

ライカか…私にとってライカは敷居が高い。
なんとなく「カメラに精通した人が手に取る高級カメラ」ってイメージがある。
あと価格がすべて飛び抜けて高い…

ただ、
・シンプルなボディの直線とレンズの円で構成された端正なフォルム
・カメラの正面に付いているブランドバッジ
・100年以上大きく変更がないシンプルでクラシカルなデザイン
確かにポケットに忍ばせて外に出たくなるカメラだとは思う。

さらに、お客様宅に飾ってあるモノクロ写真を眺めている私にもう一言。
「無駄なボタンがないとね、自然と撮りたいものに集中出来るんだよ。ライカってそんなカメラだよ。」

ライカか…
私は人から影響を受けやすい。

ってことで、買ってしまいました。

「Leica X1」

実際買ってみると「家に存在しているだけで満足」という感じでなんだか尊いです。
急な出費でしたが「お酒を飲む機会を減らせば大丈夫」と自分に言い聞かせ踏み込むことが出来ました。

さっそくですが「Leica X1」の紹介をさせていただこうかと思います。

「Leica X1」について

まず初めにX1は2009年製のデジカメなんです。
「今さら10年以上も前のデジカメなんて使えるの?」という疑問もあるかと思いますが、そういった点も含めて今回ご紹介致します。まずは、スペック・仕様についてです。

◆スペック・仕様
画素数:1290万画素(総画素) 1220万画素(有効画素)
撮像素子:APS-C型CMOS
焦点距離:36mm
F値:F2.8~F16
シャッタースピード:30~1/2000 秒
焦点距離:通常:ISO100~3200
最短撮影距離:60cm(標準) 30cm(マクロ)
連写撮影:3コマ/秒
幅x高さx奥行き:124×59.5×32 mm
重量:本体286g
レンズ:ELMARIT f2.8/24mm

外観デザインはバルナック型。かなり初期のデザインなので私からすると「ライカのイメージ」とは少し違ったデザインだったりします。
本体上部には電源スイッチ、絞りダイヤル、シャッタースピードダイヤルのみ。

2009年製コンデジということもあり画素数は低いですが、センサーサイズがAPS‐Cということで「ノートPCで観るのがマックスのサイズ」である私的にはまだまだ使えるなといった感じです。また、40cmぐらいまで寄れるのでテーブルフォトにも向いており、街歩きや旅行でも重宝するかもしれません。

また、フィルム選択として発色やコントラストのプリセットを選択する事ができます。5種類ありまして比較してみるとこんな感じです。

「白黒ナチュラル」も良いですが「白黒ハイコントラスト」の方が被写体の存在感が際立って良い感じです。これは上手く使い分けていこうと思います。

話を戻すが私はライカでモノクロ写真が撮りたい

せっかくX1を手に入れたので少し宮城県内を歩いてみました。
実際に外に持ち出してみると明らかに気分がワクワクしている。話には聞いていましたが「持ち出したくなるカメラっていうのは本当だ」と思いました。

そして、実際に撮影した写真がこちら。

柔らかい印象の写真ではなく、パキッとした線をしっかり出してくれてます。
背景のボカシが被写体のリアリティをさらに高めてくれます。

質感に関してもツヤツヤ感が出ていて「これがライカか!」って感じです。
ハイコントラストモードで絞り・シャッタースピードをオート(A)にして撮影。

驚くほどくっきりと線が出る。
さらにグレーの色の出方にとても「被写体の質感」を感じます。

総じて被写体の線がしっかり出て、質感も「そこに本当に存在してる感」をちゃんと残して描写されています。本体ディスプレイの解像度が低いため撮った段階では気付きませんが、パソコンに取り込んで画面に出したときに「こんな感じで撮れていたのか…」と驚くことがありました。

「Leica X1」を買ってみて

当時の店頭小売価格は約21万円。ただし、発売日からかなり年数が経っており、後継機も発売されているので、現在の中古市場だと購入を検討しやすい価格になっています。お求めやすい価格でライカブランドのレンズを使うことができるので、私のように「ライカで写真を撮ってみたい」という方にとってはチャンスかもしれません。

画素数に関しては一般的なスマホ以下ではありますが、単純にスペックでは測れない噂には聞いていた「ライカっぽい質感」で撮影することが出来て、私的には全然まだまだ楽しませてくれるカメラだなと思いました。

また、今回のカメラも含めてですが「ライカは値下がりしにくい」と言われております。

X1も10年以上前の他メーカーのデジカメと比べると値崩れもしていない状況です。それだけライカはカメラメーカーとしてのブランド価値と信頼があるのです。

もし、お家で眠っているライカのカメラをお持ちでしたら、ぜび査定に出してみるのはいかがでしょうか。ライカの査定に関しては「想像していた通りの金額がちゃんと出た」や「思ってたより良い金額になった」とお客様から仰って頂くことが多いです。しっかりとした買取実績がある専門買取「ニーゴ・リユース」が丁寧に査定致しますので是非一度ご相談ください!

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