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査定士による神レンズ探訪(個人的)銘玉オールドレンズで撮影してみた!

みなさま、オールドレンズという言葉を聞いたことはありますでしょうか?

近代のデジタル一眼レフ、ミラーレス一眼カメラが登場し、従来のフィルム式でマニュアルフォーカスカメラと組み合わせて使われていたレンズをおおむねこう呼ぶようになってきました。

そんなマニュアルフォーカスレンズですが、古いものでは、60年も経っていているにも関わらず、実用レベルの写真が撮影できるものも多いので、レンズ収集にハマっています。銘玉や神レンズと呼ばれることもあるおすすめのオールドレンズで実際に撮影して遊んでみました!

今回の記事はニーゴ・リユース郡山店の査定士まこTがお届けします!

なお、今回掲載の写真はほぼこのブログのために撮影しました!

フィルムカメラの歴史

35mmフィルムカメラの始まりは、1913年エルンスト・ライツ社の開発技術者 オスカー・バルナック氏が試作機を設計したのが始まりと言われています。

ほとんどの35mmカメラの共通事項として

・画面(フィルム感光部分)サイズが24x35mm
・フィルムをパトローネに入れた状態で装填し、巻き上げ機構を持っている
・ファインダー、ストロボなどを取り付けられるアクセサリーシューがあること

このような形があり、基本的な姿・形は近代のカメラと共通の部分が多く見受けられます。

アクセサリーシューに関しては、機器の制御やマイクなどの当時想定されていなかったアイテムを装着することを考えて、メーカー独自で形状や通信方式を持ったものも存在します。

また、レンズについても各メーカーが独自に開発し、
嵌め合いの形(マウント)を決め、機械式ながらも撮影の手助けになる機能を持ち合わせていました。

カメラの基礎を作ったと言われるライカのカメラ・レンズは現在の中古市場でも価値がさがりにくく、販売価格は一般のサラリーマンの趣味としては中々手が届きにくいのも事実です。

今回はお小遣いの範囲内で気軽に遊べるものを紹介いたします。

日本のカメラ事情

カメラのメーカーといえば

・ニコン
・キヤノン
・オリンパス
・ペンタックス

まず、誰しもが手にされたカメラといえば、ペンタックスのスポットマチックではないでしょうか。

35mmフィルム一眼レフカメラの基本を押さえ、交換できるレンズのラインナップも豊富。70〜80代の方々がファーストカメラとして選ばれ、『正直使いみちはないけど今でも大切にしているよ』とエピソードをお持ちの方が多いカメラです。

そんな、スポットマチックに対応する標準レンズと言えば

TAKUMAR 1:1.4/50

※発売時期、コーティングの違いにより、TAKUMARの前に入る名称が異なります。

私もオールドレンズ遊びはここから始まりました。

発売当時、50mmのF1.4というと、実は売れ線のセット 50mm F1.8よりも、より贅沢な選択でした。

それでも、かなり売れたレンズでモデルチェンジも結構頻繁だったので同じ焦点距離でも若干のスペック違いがありました。

オールドレンズを近年のボディでどのように使えるのか

カメラには、ボディとレンズを結合する「○○マウント」という規格があります。

・ニコン              Fマウント
・キヤノン           FD or EFマウント
・オリンパス       OMマウント
・ペンタックス   K or M42マウント

同じメーカーのレンズしか装着できないのが当たり前でした。ほぼ物理的に入りません。

一部例外があり、レンズ専売に近いメーカーがあります。

・トキナー(現 ケンコー・トキナー)
・タムロン
・シグマ

特徴としては

・純正レンズと同等性能で純正より安価なもの
・純正レンズにはない性能のもの

こういったラインナップを研究し、販売されていました。
なかなか数は少ないですが、銘玉、良スペックと言い伝えられるレンズがあります。
タムロンにおいては、各メーカーのボディに対応するマウントアダプターを当時から開発・販売されており、一つのレンズを異なる複数のメーカーに容易に対応できる構造を持っていました。

なお、今はというと

シグマは一部レンズでマウント交換サービスを実施。

カメラが変わっても、レンズを引き続き使えるのは、追加で買い直さなくて済むので助かりますね。

タムロンは、実施しておりませんでした。今後に期待します。

※公式FAQから引用

マウントアダプターについて

オールドレンズと近年のカメラを組み合わせて使うためには、マウントアダプターの装着に加えてクリアしなければならない条件があります。

※ここでご紹介する組み合わせが、必ずしもお手元のカメラにマッチする保証はございません。

マウントアダプタの設計精度によりボディ内部へのキズ、部材の摩耗、よきせぬトラブルを引き起こす可能性がございますので、その点ご承知おきいただけますようお願いいたします。

マウントアダプターとは、ベースとなるボディのマウントに異なる形のレンズを装着するために必要なアクセサリです。

私は、メインのカメラがCanon EOS 7D(初代)ですので、EFマウントとなります。

持っているマウントアダプタは、

・M42 ねじ込みマウント
・ペンタックス Kマウント
・オリンパス OMマウント
・タムロンアダプトールマウント

また、クリアすべき条件として、カメラのフランジバック。
フランジバックとは、マウント面〜センサー(フィルム)面までの距離です。

キヤノンEFマウントのフランジバックは44mmですので、その距離がより長いメーカーのレンズがマウントアダプタの厚みで補正され使用することができます。
※極端なことを言うと、無限遠が出ず近接撮影のみでよければミノルタSR、キヤノンFDマウントも使用可能です。

オールドレンズ遊びに適したボディとして
キヤノン EF マウントと、ほとんどのミラーレス一眼カメラが使えます。
これらのマウントアダプタは、実はかなり安価で1000円台から購入できるものもあります。

所有しているオールドレンズで撮影実践

私は中古でカビがなければレンズを買ってしまうクセがあり、休みの日のは店舗巡り。家で時間があるとヤフオクやメルカリなどネットで探しています。そんなコレクションから、何本かご紹介いたします。

PENTAX SUPER MULTI COATED MACRO TAKUMAR 1:4/50

レンズの特徴

ペンタックス SPOTMATICの説明書に唯一ラインナップされているマクロレンズ。

接写はもちろんですが、ポートレートに使っても良いです。

M42マウント
発売時期 1971年
販売価格 23,000円

↓作例 

手前の猫の左目にフォーカスを合わせ、10cmまで寄ることができます。
背景のボケもキレイで、他と比べて色乗りが濃い。

掃除に使っている刷毛を接写。

毛先の幅はおおよそ2cm。ピントが合う部分はパキッと、離れれば徐々にとろけていくような描写はマクロレンズの得意とするところ。

RICOH RIKENON P 1:1.2 55mm

レンズの特徴
絞り値 1.2というレンズは、今でもなかなか手の出しにくいレンズ。

CarlZeiss Planar 55mm f1.2なんて、高嶺の花過ぎて…。

このレンズは、あまり数が出なかったのかオーナーが少なかったのか、情報がほとんどないレンズです。最短焦点距離は約60cmと結構長めですが、あまり風が吹かない屋外で草花を撮るのにいいかもしれません。

35mmフルサイズ換算で88mm。

屋外で十分な光量があれば、ちょっと絞ってポートレートもいけます。ただし、絞り開放は輪郭のフリンジが気になってボケがうるさいかも。
もはやソフトレンズなみにぽやぁっとしています。

背景を整理して被写体を浮かび上がらせるにはもってこいのレンズです。

OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC 1:2 f=35mm

レンズの特徴

ルビー色のコーティングが印象的なレンズ。撮影してみると、コッテリとした印象。

場合によっては背景うるさいかも。APS-CのEOS 7Dに装着すると、換算後の焦点距離が56mmとなり、概ね標準レンズ的な使い方ができる。
このレンズは訳ありで、内部のコバ落ち、前玉に傷あり。

OMマウント

発売時期 1975年以降

販売価格 58,000円

作例↓

番外編 TAMRON SP 60B 300mm 1:2.8 LD

私が所有するレンズで一番長い望遠単焦点レンズ 通称サンニッパです。
このレンズは、見た瞬間購入を決めていました。
ロマンしか感じられなかったです。
その後純正の1.4倍、2.0倍のエクステンダを購入しましたので300x2x1.4×1.6≒1,344mm 単焦点レンズとして使えます。
マニュアルフォーカスレンズなので、動きモノは苦手ですが、満月の日にタイミングがよかったら出番となります。
でも、これをベランダから出してると通報されそうです(^_^;)

タムロンアダプトール
発売時期 1984〜1992年
販売価格 372,000円

作例↓

オールドレンズ選びで頭に入れておくべきこと

オールドレンズを使うにあたって、概ねここだけ覚えていただければと思います。

1,ボディはキヤノンEF、ミラーレス一眼カメラ全般が合わせやすい
2,ボディ、マウントアダプタ、レンズの組み合わせは実際組み合わせて見ないと精度が出ないことがある
3,誰も動作を保証してくれない
4,レンズ表記の焦点距離が変化する(おおよそです)
フルサイズセンサーの場合  1.0倍
APS-Cセンサーの場合 1.6倍
マイクロフォーサーズの場合 2.0倍
Pentax Q の場合 5.5倍  
5,オートフォーカスは使えない
6,撮影はオートより、絞り優先AEかマニュアルMで
7,写真にレンズのデータがほぼ入らない

実はミラーレスカメラのライトユーザーはオリンパス(マイクロフォーサーズ)に多いと実感しています。
ガチガチの過酷なロケではなく、お散歩中のスナップがメインと想定すると、実はオールドレンズの中でも広角レンズの人気が出てきています。
例えば21mmのレンズですと、換算後42mm。スナップにぴったりです。

最後に

皆様いかがでしたでしょうか。
中々出番がなく、使ってあげることのできないカメラやレンズでもこういった活躍の場があります。
フィルムカメラが人気再来!?
と、耳にすることも多くなってきましたが、同じくレンズのなかでも、注目されつつあるモデルもあります。
10年…いや20年カメラバッグ開けてないからカビだらけじゃないかな、といった場合でもあきらめず、まずはニーゴ・リユースにご相談ください!
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