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古くて壊れていても大丈夫?査定士による中古オーディオ買取の裏話
もう何年も使わず物置に保管したままのオーディオ。
「当時高かったし手放すのは惜しいな…」と思いつつも、特に今後使う予定もないし処分をご検討されている方もいらっしゃるかと思います。
そこで問題になるのが「どこに相談したら良いだろう」というところです。お金が関わることなので絶対に損はしたくありません。
結論から先に書きますが「オーディオ専門買取店」に査定依頼することを一番オススメいたします。
理由は再販ルート(売り先)が豊富にあるため「古くても」「壊れていても」「劣化していても」対応できる商品の幅が広いからです。もちろん査定金額にも期待できます。
今回はオーディオ査定士の私が「なぜ買い取れるのか」という裏話も交えながら中古オーディオという特殊なジャンルの買取の世界をご紹介いたします。
古くても大丈夫?
オーディオ愛好家は音にこだわります。
例えば「80年代の歌謡曲は80年代のオーディオで聴きたい」など独自のこだわりを持っている方も多く、そのため古くても価値があるオーディオは多くあります。
私も最新のオーディオ機器でビートルズを聴くより、60年代の機器で聴いたほうが「当時の音の感じまで再現されていて味があるな〜」と感じます。
実は古くても買取ができる理由はこれだったりします。オーディオの世界に関しては一概に「高音質だけが正義」というわけでは無いのです。
ご自身のこだわりや独特の音の響きに価値を見出すオーディオ愛好家がいるため古いオーディオにも需要があります。そのため、一般的な電化製品に比べて古くなっても市場価値が下がりにくいという傾向があります。
壊れていても大丈夫?
久しぶりに聴こうと思ったときに「音が出ない」「ノイズが入る」「動作しない」なんてことも古いオーディオ機器であれば珍しいことではありません。
ただし、修理に出そうとすると「修理費が高い」「修理部品がないため、メーカーでは対応できない…」なんてことも多くあります。処分しようにも捨てるのは面倒だし、物によっては処分費用もタダではありません。
そこでオーディオ専門買取店に売るという選択肢があります。専門買取店であれば壊れたモノでも「部品として再利用する」や「修理できる業者に販売する」など独自の販売ルートで再利用できます。
例えば、こちらの「KENWOOD KA-990V(1985年発売)」のプリメインアンプ。
動作は通電のみで音出しは一切できませんでしたが、上記の理由で売れる見込みがあったため問題なく買取ができました。
リサイクルショップなどであれば「店内に置いておいて売れないものは買い取れない」なんてこともあると思いますが、オーディオ専門買取店であれば「どうしたら売れるか」をまず考え再販ルートを探します。売り先は国内に限らず海外に販売するなんてことも当たり前にあります。
もしもオーディオが「一切通電しない…」「CDプレイヤーのディスクトレイが出てこない…」なんて場合も買い取れる可能性があります。諦めずにまずは査定に出してみることをオススメします。
劣化してるけど大丈夫?
古いモノが劣化してしまうのは仕方ありません。
オーディオも機械なのでメンテナンスをしないと壊れたり劣化していきます。
お客様のなかには「状態も悪いし処分しようかな…」とお考えの方もいらっしゃいますが、諦めるのはまだ早いです。再利用できるモノに関しては売れる可能性があるかもしれません。
オーディオ愛好家の中には「聴くことが出来ればそれで良い」という方も多くいらっしゃいます。
私もどちらかといえばそっちのタイプです(笑)
ちなみに、こちらの「JBL L26 Decade(1972年発売)」のスピーカーですが、ネットに目立つシミがあります。
見栄えはよろしくないですが、お客様の中には「音質に影響がなければそのまま使う」という方もいらっしゃいます。その他にも「ネットは外す」「自分で加工する」という方法もあります。
また、ネットを外してみるとウーファーのエッジが劣化していて無くなっていました。
近くで見てみるとこんな感じです。
ウレタン素材は年数が経つことによって劣化します。
特にJBLのエッジのウレタン素材は加水分解する性質のため、約10年ほどでボロボロになってしまいます。
ただし、今回のスピーカーに関しては問題なく買取できました。
オーディオ専門買取店の多くは修理しなくても売れる販路をいくつか持っております。こういった販路を持つことにより壊れていても劣化していても買い取ることができます。さらに修理専門職の費用をカットして、買取金額に還元することもできるのです。
専門買取店ならではの強み
専門買取店の強みの一つに「売る(再販する)力がある」という点があります。
よくお客様にお話して驚かれることですが、当社ニーゴ・リユースが買い取らせて頂いたほとんどの商品は買取後2週間ぐらいで売れてしまいます。
売れる見込みがあるからこそ買取金額にも還元できるのです。
また、ニーゴ・リユースではお客様の満足のために力を尽くして査定をします。
私が車を売ったときの話ですが「車を売ってお金がほしい」というよりは「高い買い物だったから売るときに損をしたくない」「少しでも高く売りたい」という気持ちでした。
実際にオーディオをお売りになるお客様の中には、そのようにお話される方も多くいらっしゃいます。
ニーゴ・リユースではそういったお客様のお気持ちを汲み取りながら、最も高く売れる販路を選定しお客様に買取金額をご提示いたします。
そのため、どんなに古くて壊れていて劣化している状態でも専門スタッフが1点1点丁寧に査定いたします
「状態は悪いが買取できるだろうか…」「古くて何年も使ってないが誰かに使ってもらいたい」「処分は面倒だからまずは相談したい」など、どんな事でも構いませんのでお気軽にご相談ください。また、再販が厳しくお値段が付かない場合でも無料出張回収のご提案ができる場合もございます。
下の「かんたん査定見積」からご相談も可能なのでぜひ一度お問い合わせください!