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ギター、ベースに使われる7つの木材の特徴!査定士が感じた音の個性やメーカーについて解説!

ギターやベースを構成する主な素材は木となります。
木材が違えば木目も違うので、見た目がまず変わるのはわかりやすいですが、
楽器にとって最も重要と言える「音」にも当然ながら影響があります。
では、木材によってどのような特徴・違いがあるのか、
使用されることが多い、7つの素材に絞ってご紹介します。

バスウッド材(Basswood)

軽量で柔らかい為に加工がしやすく、尚且つ木材自体が安価で入手できることもあり、
廉価モデルのギター等に良く採用される木材になります。

特徴としては、目立ったクセがなく、ピックアップの特性も良く反映される傾向があります。
木材としては白っぽく、木目も薄っすらとして落ち着いた見た目になります。
そのため、木目を生かした薄目の塗装というよりも、全体を塗りつぶすように塗装されることが多いです。
廉価モデルの代表的な木材なので、安いというネガティブなイメージを持ってしまうかもしれませんが、バスウッドを採用しているからこそ、高価なシグネチャーモデルの廉価版が手に入るというメリットもあります。

また、軽量であり、電気パーツの特性を良く反映できる性質から、
Suhrなどのハイエンドメーカーでもバック材として採用することがあります。
個人的な雑感としては、フラットな傾向で、その分音作りはしやすいかと思っています。

木材そのものに目立った特徴はなく、他で特性を作っていくという点でいえば、まさに「水」のような存在ではないかと思います。

アルダー材(Alder)

エレキギターとしては標準的に用いられることが多い木材で、様々なメーカーが採用しています。
代表的なところではやはりFENDER!ストラトキャスターやテレキャスターはアルダーがやはり定番!
ギターとして加工された状態だと3.5~4kgと標準的な重量になります。

木目はアッシュとバスウッドの中間くらいになり、派手さはないものの、木目としての主張がしっかりとあります。見た目として比べると、アルダー材のほうがバスウッドよりもやや赤みがあること、アルダーにはバスウッドにはない細かい木目が多数みられます。

FENDERでは同じストラトキャスターでもアルダーとバスウッドが採用されているモデルがあるので、

上記の点を判断材料として見比べることで、モデルを特定することもできると思います。
FENDERのギターにはストラトキャスター、テレキャスター等の代表的なモデルを含め、ほぼ標準的に採用されております。

ベースでもジャズベース、プレシジョンベースには同じくアルダーが採用されています。
FENDER以外のメーカーでも、FENDERタイプのギター、ベースでは採用されていることが多いです。
音域としては中音域を得意とはしておりますが、低音から高音までバランスよく響き、
抜けの良いトーンを出せるのが、アルダー材の魅力かと思います。

製造から30年くらい経ち、木材の水分がいい具合に抜けたストラトは、
まさに「枯れたトーン、抜けの良いサウンド」といった、アルダー材の魅力が味わえます。

指板やピックアップの組み合わせも自由度が高く、合わせやすい点も大きなポイントです。
メイプルでレスポンスを求めるもよし、ローズウッドで甘いトーンを求めるもよし、
ストラトであればやはりシングル、コンポーネント系であればハムを加えたりと、プレイヤーの好みで音色の変化を楽しめます。

アッシュのように鮮やかな木目を持たないのと、色味が濃くなることで木目を生かした塗装に向いていないこともあり、家具の材として採用されることは少ないらしく、価格も高騰することなく安定しています。

まさしくギターやベースになるために存在する木材ではないかと思っています。

アッシュ材(Ash)

ハッキリと並んだ木目の美しさが目を引く木材なので、
楽器のみならず、家具や建築の資材としても多く使用されています。

アッシュ材は生育場所等で、硬さや重さといった性質が変わる素材となり、
重いものが「ホワイトアッシュ」、軽いものが「スワンプアッシュ(ライトアッシュ)」と呼ばれます。

見た目としては、密度が高く、鮮やかともいえるハッキリとした木目が特徴的です。
アルダーと比較すると木肌は白く、どんな色でも鮮やかに仕上がるため、木目を生かしたシースルー塗装と相性が良いです。

スワンプアッシュはホワイトに比べるとおとなしめの木目が多いです。
音質もそれぞれ異なるものとなり、ホワイトアッシュはアタック感とレスポンスに優れ、
全域で音の輪郭もハッキリとしたサウンド特性になります。

重いほど低音域が豊かになるという特徴もあるため、重量をおいてもサウンドを取る!という人もいます。ギターでも明瞭なサウンドは人気ですが、低音でも音が立つ傾向はベースでこそ生かされ、人気が高いです。

ギター、ベースとして加工された場合、4~5kg程の重量でやや重いのがネックになります。対してスワンプアッシュはホワイトに比べて密度が低く、軽量になっております。軽量になった分、低域が薄くなってしまいますが、レスポンスの良さはそのままに、中・高域は音の抜けも良く、カラっとしたサウンド特性です。

加工してもアルダー材と同じくらいの重量となり、取り回しが良いのもポイントです。
現在のメインとしてはスワンプアッシュとなり、重量のあるホワイトアッシュは少なくなっています。

マホガニー材(Mahogany)

マホガニーは加工のしやすさや赤みがかった美しい杢目(もくめ)から、

こちらも楽器だけではなく、家具などにも使われますので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ギターでもエレキギターのみならず、アコースティックギターでも使用されることが多い木材です。

エレキギターではバック材として用いられることが多く、メイプルトップ・マホガニーバックというのは、ギブソン・レスポールを代表する定番の組み合わせになります。

レスポール系の厚みのあるボディでは4~4.5kgとそこそこの重量ですが、SGやフライングV、エクスプローラーなどの薄型ボディだと3~3.5kg程と軽量な素材でもあります。

音の傾向としては、低中域が豊かで、ファットなサウンド特性です。その性質上、ハムバッカーのピックアップと組み合わされることが多いですが、レスポールスペシャル等に搭載されるような、P90等の大型シングルピックアップとも相性抜群です。

代表的に使用されているメーカーといえば、やはりギブソンですね!定番のレスポールではバック材として、SG、フライングV、ファイヤーバード等はメイン材として、ギブソンのギターのほぼ全てを占めています。

また、IbanezやPRS、コンポーネント系ギターのバック材としても良く使われていますね。ネック材としても、セットネックの材として採用されることがあります。

音質はボディと同様に中音域が豊かで、特徴も共通しています。
ただ、メイプル材と比べると強度が低く、倒してしまったりすると折れてしまうことがあります。

レスポールを倒してしまって、ネックを折ってしまったという人もいるのではないかと思います・・・
ギブソンやPRSに多いですが、マホガニー特有の甘い香りがハードケースから漂うのが個人的には大好きです!

メイプル材(Maple)

マホガニー同様、ギターの世界ではレスポールのボディトップや、ネック全般、
アコギのサイドやバック材等、幅広い用途で使用される木材です。
かなりの重量があるのでボディ全部がメイプルで採用することはなく、上記のように部分的に使用することが殆どです。

主にはハードメイプル、ソフトメイプルと強度によって分かれるのですが
ハードはクリアーでアタックの強い輪郭のハッキリしたサウンド、
ソフトは中域から高域にかけての鳴りと音の立ち上がりが良いという特徴を持ちます。
特にハードメイプルはレスポール等のマホガニーボディのトップ材として用いられることが多く、
マホガニーのもつ低中域に、クリア感やメリハリを与えるようなカバーができるため、相性が良いです。

メイプルの中でも、美しい杢目が出ているものは「フィギュアドメイプル」と呼ばれます。

このうちストライプ模様のものはフレイムメイプル(虎杢)、
また、雲のような模様はキルト/キルテッドメイプル(玉杢)と呼ばれます。

アメリカのギターメーカーであるPRSでは、細かな杢目が出た、美しいトップ材に定評がありますが、

その中でも、「10本の中で最も美しい杢目の一本」というほどの美しいフィギュアドメイプルを採用した「10TOP」という個体が存在します。
その謳い文句に違わず、思わず見惚れてしまうほどの美しい杢目を持ちます。

メイプルはネック材として使用されることも多く、強度に優れ、反りや捻じれにも強く、簡単に折れることもありません。

またアタックとサスティン、レスポンスにも優れているため、ネック材として最適なマテリアルの一つです。FENDERが主に採用している材であり、このほか多くのブランドでもデタッチャブル(ボルトオン)ネックで盛んに使われます。

ローズウッド材(Rosewood)

指板で主に使用される代表的な木材の一つで、茶色の見た目の指板は大体がローズウッドです。

貴重な木材である「ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)」など、様々な種類がある木材です。
ローズウッドと表記されていて、主に使用されるのは「インディアンローズウッド」という木材になります。

希少価値の高い「マダカスカル・ローズウッド」や「ホンジュラス・ローズウッド」などは
ハイエンド・ギターの指板に採用されることがあります。

メイプルやエボニー指板と比較すると、サスティンは少なめで軟らかく、角の取れた少し丸みのあるサウンドが特徴。

所謂「甘いトーン」を演出するには適した素材になります。
指板の表面は塗装されておらずオイルで仕上げてあり、木地に直に触れることが出来ます。
メイプルと同様に重量がある為、ボディ材として使用されることは少ないですが、

ボディからネックに至るまで、全てローズウッドを使用して制作された、FENDERのオールローズ・テレキャスターは有名なモデルです。

また、アコースティックギターではサイドやバック材として使われます。

エボニー材(Ebony)

エボニーは、指板に用いられる木材となり、日本では「黒檀(コクタン)」呼ばれます。
高密度の堅い漆黒の木材で、高級機種に用いられることが多い素材です。

サウンド面においても硬質さは表れており、
クリアでアタック・サスティン・レスポンスに優れ、硬質でタイトな傾向。

硬質なため、指板が擦り減ったりということはあまりないですが、
乾燥によるヒビ割れは起きるため、オイル等を使用した指板のケアは欠かせません。
高価な木材の為に乱獲されてしまったという経緯もあり、エボニー自体が絶滅を危惧されています。

また、指板に用いられる部分はエボニーの心材部分のみなので、元々の採取量が少なく、
さらに資源保護の関係上、採取も難しくなり、今では希少な木材となっています。そのため、現在はエボニーに代わる素材として、人口樹脂である「リッチライト」が使用されています。

大手メーカーとしてはギブソンが皮切りとして、2012年頃から一部のモデルに使用し始めました。
度重なるテストを重ねた結果、見た目、サウンドともにエボニーとほぼ大差がないとも言われています。

人口樹脂という特性上、木材のように頻繫なケアも必要とせず、メンテナンス性でも優れている点は大きく、現在では他メーカー(MARTINなど)でもリッチライトを使用することが増えてきました。

木材それぞれの特徴を理解し、自分にあった1本を見つけよう

ギター、ベースに使用される木材を7つご紹介いたしました。

それぞれに特徴があることは上記の通りですが、ボディとネック、指板の素材、エレキギター・ベースであればピックアップとの組み合わせの分、音の傾向は変わりますので、自分好みの組み合わせを考えるのも面白いと思います。

以上は代表的な木材なので、当然これ以外にも数多の木材が存在します。
また、Tokaiのタルボで有名なアルミ、スタインバーガーで採用されていたグラファイト、FERNANDESのhideモデル等で使用された、透明なアクリルをボディに使用したギターなど、木材以外のマテリアルで構成された楽器も存在します。

それぞれが個性的かつ、面白い特性をもったモデルなので、こちらも機会があればご紹介したいですね。ギター、ベースなど、楽器は多岐にわたってニーゴ・リユースで買取を行っております。

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