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ギターアンプの定番!ジャズコーラス「Roland JC−120」の特徴、強みとは?

どこのスタジオに行っても常設されているギターアンプ「Jazz Chorus JC-120」

日本製でありながら70年代から世界中のギタリストに愛用され、令和になった現在でも「決して替えが効かない存在」として使われ続けています。

今回は人気の理由の一つである「定番だから」といったポイントも押さえて、Roland社を代表する唯一無二の名機「JC-120」をカンタンにご紹介します。

まず、ジャズコーラスとは?

ジャズコーラス (Jazz Chorus) は、1975年に日本のローランドが発売したギターアンプのシリーズ。基本的には誰でも使いやすいオールラウンダーなギターアンプで、ジャズはもちろん、ロックやポップスなどの幅広いジャンルのギタリストに愛用されています。

個人的にはロックのギタリストが愛用しているイメージがあり、有名なギタリストでいうところのレッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテ、U2のエッジ、メタリカのジェームズ・ヘットフィールド、BOOWY時代の布袋寅泰が使用していたことは有名です。

特に、JC-120は定番中の定番のギターアンプとしての地位を確立しています。発売されてから40年以上(なんなら50年近く)経つこともあり、親世代から息子世代へ引き継がれるなんてことも珍しくありません。

初号機にして完成形「JC-120」の特徴

ローランドからジャズコーラス第一弾として発売された「JC-120」ですが、驚くことに1975年に発売されて半世紀近く経つ今でも現行品として販売されています。ちなみに、JC-120にはトグルスイッチの初期型とスイッチ式の現代型があります。画像のJC-120は初期型になります。

音質の特徴はなんといっても「JCクリーン」と呼ばれる透き通ったクリアなサウンドで、ギターアンプで色気を足さずに出したい音を忠実に再現してくれるので音作りをするギタリストが好んで使う傾向にあります。さらに、音にしっかりとした芯があるので、複雑なコード進行や和音が多い音楽でも重宝されます。

また、音自体に癖がなく扱いやすいアンプなので多くのリハーサル・スタジオやライブハウスで使われています。「JC-120を置いてないリハスタの方が珍しいよね」なんて話もよく聞きます。

「相性が良い人が多いアンプ」というより「相性が悪い人が少ないアンプ」として圧倒的信頼があります。食べ物でいうところの白米みたいな存在ですね。特徴的な味がないので様々な面で合わせやすいです。

その他にも、ジャズコーラスには、コーラス、ビブラート、リバーブといったステレオコーラスエフェクトが内蔵されおり、ギターアンプ1個で立体感のある音を出すことも可能(特にコーラスとリバーブは唯一無二の良さがあると定評があります)

さらに「片側はダイレクト主力」「片側は少しピッチをいじった出力」なんて使い方をすれば、左右で完全に独立した2つのスピーカーからダブリング効果が得られ、音に厚みや広がりを与えることができます。

なぜ、定番として愛されているのか。

そんな超ド定番なジャズコーラスには「定番として愛される理由」があります。今回は個人的に感じたポイントを3つご紹介します。

①ジャンルを選ばない汎用性

ジャズコーラスは音自体に癖がないので「音を出す」ことに関してとても素直な仕事をしてくれます。良い意味で個性がないのでいろんなギタリストが集まるスタジオやライブハウスで重宝されます。

また、音がクリアなのでエフェクターとの相性もよく、エフェクトを多用するロックやオルタナティブ、エレクトロニカなどのジャンルでも使われます。

②多少酷使しても壊れにくい優れた耐久性

JC-120は耐久性が高く、故障や演奏中のトラブルが少ないです。頑丈な木製キャビネットに金属のコーナープロテクターで保護されているので、ツアーでの移動やライブ中の衝撃に耐えられるよう設計されています。

そういった長期間にわたって酷使される状況でも安定した音質・状態を維持できるのでプロの現場でも多く使われています。

また、パーツが手に入りやすいので壊れてもメンテナンスが容易。そもそも壊れにくいうえに維持もしやすいのでリハーサルスタジオで重宝される理由がわかります。

③40年間変わらない伝統的なデザイン

ひと目で見ただけでジャズコーラスだとわかるデザインは50年近くほとんど変わっていません。デザインが完成されているので家に置いておいても古くさくならず、いつまでも定番ギターアンプとして愛用されています。

特にダークグレーのグリルクロスがめちゃくちゃクラシックな外観を貫いてます。フロント上部にある「Roland」のロゴ配置もブランドの存在感を示していてすんごく渋いです。

また、フロントパネルはシンプルなコントロールレイアウトが採用されているので、直感的に操作することができます。スタジオで初めて使用する際も安心して使えますね。

中古でも人気な「Jazz Chorus」

今回はジャズコーラス「Roland JC-120」の魅力に関してご紹介しましたが、ジャズコーラスは現行品の人気はもちろん、中古品でも人気があります。特に「JC-120」は買取市場でも安定した需要が高いです。

もちろん、状態が良いに越したことはありませんが、外観の傷があったり、ガリ音やノイズなど多少動作に問題があるものでも比較的高額な金額で査定してもらえることが多いです。

もし、あなたのお家に使っていないジャズコーラスやギター類がありましたらこの機会にご売却をご検討されるのはいかがでしょうか。

もし少しでも「どれぐらいの値段になるか知りたい」ということであれば、オーディオ・楽器・カメラ専門買取店「ニーゴ・リユース」までお気軽にご相談ください。

どんなに古くて劣化している(または音が出ない)状態でも、無料出張査定で1点1点丁寧に査定いたします。是非お気軽にご連絡ください!

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