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カビていても大丈夫?査定士による中古カメラレンズ買取の裏話

もう何年も使わず防湿庫やケースに保管したままのカメラのレンズ。

「いつか使うかもしれないし…」と思いつつも、何年も使わずそろそろ手放すことをご検討されている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、残念ながらレンズはどれだけ気をつけていてもカビチリなどが原因で劣化していく可能性があります…もし使うことがなくなったのであれば、レンズの市場価値が下がってしまう前に売るのがおすすめです。

今回は「カメラ専門買取店」の査定士の私が「なぜ状態が悪くても買い取れるのか」「メルカリなど買取店以外で売る方法」などの裏話も交えながら中古カメラレンズの買取についてご紹介いたします。

「カメラ専門買取店」であれば再販ルート(売り先)が豊富にあるため査定金額に期待できます。また「古いレンズ」「カビ・チリ・クモリ有り」でも対応できる商品の幅が広いという圧倒的利点があるのです。

中古レンズには需要がある?

キャノン レンズ

中古のレンズには需要があります。
なぜならレンズは新品でも中古でも写りは変わらないからです。

「誰かが既に使用したモノ」という事を気にしなければお得にレンズを買うことが出来るため中古レンズは人気があります。私もカメラレンズは中古でしか買ったことがありません(笑)

また、中古レンズの中にはオールドレンズと呼ばれるレンズがあります。

はっきりと定義は決まっておりませんが、フィルムカメラ時代に使われていた1970年代前のマニュアルフォーカスレンズがオールドレンズと呼ばれ、フィルムカメラと共に再ブームが起きております。

オールドレンズ

このオールドレンズファンは若年層含め多く存在します。


「彩度・コントラストが柔らかで、撮影するとレトロな雰囲気の色味が出る」

「フレアやゴーストが写りこみやすく撮影のバリエーションが増える」

「独特なボケ味が出て幻想的な仕上がりになる」

「クラシックな設計で重量感があるのが逆に良い」

など、需要は様々です。間違いなくカメラレンズの楽しみの一つとして確立されております。
「オールドレンズはどうやって使うの?」という疑問があるかもしれませんがマウントアダプターというアクセサリーを使う事で、デジタル一眼・ミラーレス一眼に装着する事ができます。

今ではインスタグラムなどでも多くのユーザーが見受けられます。
なかには「昔おじいちゃんが使ってたレンズで撮りました」なんて方も…(めちゃくちゃ素敵な話です!)

また、レンズによっては安価で手に入れることができコストパフォーマンスが良いのも魅力の一つです。

こんな状態でも大丈夫?

状態の悪いレンズ

「かなり使い込んだレンズだし買い取ってくれるのかな…?」という方もご安心ください。

もちろん見た目も大事ですが「撮れれば状態は気にしない」という方が一定数いる以上は需要があります。

また、レンズ全面の多少のカビ、クモリ、キズや微量なチリなども撮影にほとんど影響しない場合も多いです。

レンズ全面の多少のカビ、クモリ、キズや微量なチリなど

私に関しては価格と状態のバランスを考えてあえて状態の悪いレンズに手を出すこともあります。(そこそこ危うい橋を渡ってきましたが今のところ失敗したことはありません!笑)

例えば、このキヤノンのズームレンズ。

後玉は無事でしたが前玉にカビが結構生えてます。

前玉にカビが結構生えてます

せっかく買うなら状態はキレイな方が良いので、これだけカビがあると少し躊躇してしまいますよね…

しかし、実際に撮ってみるとほとんどカビの影響が無いことがわかります。

カビの影響なし
カビの影響なし

不思議と問題無いんですよね(笑)

厳密に言えば強い逆光の状態で撮ると影響がゼロではないです。

しかし、これぐらいのレベルのカビレンズだと逆にカビの影響を写真に出す方が難しいかもしれません…

ただし、なかには「中古市場に大量に出回っているレンズ」等に関してはお値段が付きにくい場合もあります。

付属レンズ(レンズキット)として売られていたレンズがそれに当たる場合が多いです。

そういったレンズも専門買取店であれば「どうしたら売れるか」をまず考え再販ルートを探します。売り先は国内に限らず海外に販売するなんてことも当たり前にあります。

そのため、リサイクルショップでは対応できないカメラでも査定金額が付く場合も多いです。

その他にも再利用できなさそうなレンズに関しても「部品として再利用する」「修理できる業者に販売する」など様々な販売ルートで再利用できます。そのため状態が悪かったり壊れたレンズでも対応できるのです。

メルカリ、ヤフオクで売るのはどうなの?

専門知識が必要な個人売買について

カメラやレンズを売る方法としてメルカリやYahoo!オークションなどの「個人売買」という方法があります。

売値を自分で設定することも出来るので、とても魅力的なサービスですよね。

ただし、カメラやレンズの売買には商品知識が必要な場合が多いです。

レンズを売ろうと思ったときに

「レンズの動作確認」

「状態のチェック」

「商品の撮影」

「説明文を考えて出品」

「購入者とのメッセージでのやりとり」

「発送中に商品が壊れないように丁寧に梱包」

など様々な工程が発生します。

これから気合を入れて「レンズを出品しよう!」と思っている方には大変申し訳ありませんがカメラやレンズの出品は間違いなく面倒な部類だと思います。

購入者は出品画面の画像や商品説明の文章を頼りに、商品を購入していくのである程度の商品知識がないと厳しい場合がありますし、なんとなく他の出品者のページを真似して出品したとしても、お客様とのメッセージでのやり取りが発生した際にそれなりに専門的な説明が求められる場合もあります。

1個や2個であれば良いんですが…点数が10数個あるのであれば結構な負担になることが想像できます。

また、クレームが起きた場合は送料は出品者負担で返品になる場合もあります。

服や本を売るならいいのですがね…カメラやレンズを売る際にはそれなりに覚悟が必要です。

「カメラの専門買取店」へ売るメリット

せひニーゴリユースへ

「カメラ専門店」に売る利点は「専門的に対応できる範囲が広い」という点だと思います。

リサイクルショップなどであれば「店内に置いておいて売れないものは買い取れない」なんてこともあると思いますが、専門買取店であれば古いカメラレンズはもちろん壊れていても査定の対象になります。

なぜなら再販ルートが豊富にあるため売れる見込みがあるからです。ちなみに当社ニーゴ・リユースが買い取らせて頂いたほとんどの商品は買取後2週間ぐらいで売れてしまいます。

それに加えて「後腐れなく売れる」という点もメリットです。ネットでの個人売買や知人に売った後に不具合が発覚した場合、トラブルになる可能性があるからです。

迷ったらカメラの専門買取店へ!

迷ったらカメラ専門点へ

また、カメラやレンズを売ろうか売らないか迷っていらっしゃる方全てに共通することですが売るタイミングが遅くなれば遅くなるほどレンズの価値はゆっくりと下がってしまいます。

もし「少し未練はあるが値段次第で売りたい」「状態は悪いが買取できるだろうか…」「遺品整理をしていたら出てきたが誰かに使ってもらいたい」など、何かありましたらどんな事でも構いませんのでニーゴ・リユースまでお気軽にご相談ください。

どんなに古くて壊れていて劣化している状態でも専門スタッフが1点1点丁寧に査定いたします。下の「かんたん査定見積」からご相談も可能なのでぜひ一度お問い合わせください!

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