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防水フィルムカメラはどんな水中の写真が撮れるのか?MINOLTA WEATHERMATIC DUAL35レビュー

釣りや水辺での写真を撮るときに重宝される「防水カメラ」。実はフィルムカメラにも防水カメラがあるとご存じでしたか?今回はカメラ買取のスタッフが防水カメラを実際に使ってみた感想や解説を書いていきます。「面白い写真を撮れるフィルムカメラを使ってみたい」「防水カメラについて知りたい」という方はぜひご一読ください。

「防水フィルムカメラ」との出会い

先日、面白いフィルムカメラが買い取られてきました。

その名も「MINOLTA WEATHERMATIC DUAL35」なんと防水のフィルムカメラです!

MINOLTA WEATHERMATIC DUAL35

最初は色や丸みを帯びたかわいい見た目に惹かれ、つい購入してしまったのですが、どうやら防水機能を持ったカメラだったようです。

「どうせ雨をはじくくらいの性能なんじゃ?」と思っていたのですが、意外と水中でもしっかり撮影できるとのこと。

防水カメラといえば、釣りや水遊びのときに重宝されていると思います。

今では通常のカメラと同じようにデジタルものが主流で、水中でも使えるように設計された高機能なものも多く流通しているようです。

陸上と水中では撮影環境の明るさや見通しの良さが異なりますが、撮影画像の明るさをカメラ内で調整できるデジタルカメラであれば綺麗な水中写真が撮れるのも納得です。

今回紹介するMINOLTA WEATHERMATIC DUAL35も防水とある程度の水中撮影機能がついていますが、アナログな「フィルムカメラ」でも水中で綺麗な写真を撮れるのでしょうか?

冬が始まりそうなこの頃ですが、次の夏への楽しみをつくるつもりで防水カメラ「MINOLTA WEATHERMATIC DUAL35」の機能や作例について執筆していこうと思います。

MINOLTA WEATHERMATIC DUAL35

今回使う「WEATHERMATIC DUAL35」です。

日本のカメラメーカー、MINOLTA(ミノルタ)から1987年に発売された防水コンパクトフィルムカメラです。

使用電池紹介

使用電池は6Vのリチウム電池、もしくは単四電池4本。レンズは35mmと50mmの二つの焦点です。レンズやフィルムバックなどがゴムやプラスチック素材で完全に防御されており、雨の中や水中での撮影が可能になっています。また、陸上ではオートフォーカス、水中では固定焦点でボタンを押してレンズを切り替えることもできます。

発売当時は水深5mまで防水OKだったようなので、本体が劣化していなければ水中で撮った面白いフィルム写真ができそうです。

カメラの中を覗いてみた

たまたま私が査定したカメラの状態が良かっただけかもしれませんが、35年前に発売されたカメラには見えないくらい綺麗です。防水の為カメラのモルトプレーンの部分はすべてゴムパッキンになっているのでカメラにありがちな「モルトプレーンの劣化」も心配ありません。

現代でも通用しそうなスッキリとしたデザインの鮮やかな黄色のカメラ。友人と遊ぶときにこんなカメラがあるとちょっとした話題になりそうです。

防水カメラ自体使うことが初めてです。水の中で撮った写真はどんな感じになるのでしょうか。

機能紹介・耐水チェック

撮影前に機能や耐水性をチェックしておきます。

機能紹介・耐水チェック

①電源ボタン

②シャッターボタン

③レンズ切り替えボタン

④フィルムバック用ツマミ

⑤クローズアップボタン

基本的に自動で動いてくれるカメラみたいなので便利そうですね。フィルムを入れると自動で巻き上げ、フィルムが終わると自動で巻き取りをしてくれます。

フィルムを入れるところが右側なので、通常とは上下逆に写真が写り込みます。現像だけ業者さんにお願いし、自分で写真プリントや加工を入れるようなときにはちょっと注意ですね。

陸上では完全AF動作ですが水中ではレンズが固定されるため、③のレンズ切り替えボタンや⑤のクローズアップボタンを使ってピントやアングルを決められるようです。

レンズ部分のゴムを確認

電池を入れると無事に動いてくれました!念の為ゴムパッキンの劣化がないか、シャッターは切れるかなど簡単なチェックをしましたが問題なさそうです。

淵の状態

一応撮影前に水漏れしないか耐水チェックしておきます。

淡水チェック

バケツに水を張り、カメラを浮かせたり数分間沈めてみました。

その後にフィルムバックを開けてみます。

水が入っていない

フチに若干水滴がついているくらいでしょうか?フィルムが入るところには全く水が入っていないので大丈夫そうですね!

それではいよいよ撮影です!

WEATHERMATIC DUAL35 作例

海

(海1)

街並み

(街中)

砂浜

(海2)

コスモス

(川1)

水の中

(川2)

近場の海と川で撮影をしています。

海では波打ち際、川では水中を撮影したのですがファインダー越しに撮影していないので当たり前ですがピントが微妙にあっておらず、ぼんやりとした写りになっていますね。

川に至っては撮影場所近くに来ていた魚を撮ろうとして何枚もボケた写真を撮ってしまいました。

ぼやけた魚

(魚 失敗写真)

陸上ではしっかり撮れているので、撮影環境を整えてあげれば良い写真が撮れそうです。

防水フィルムカメラを使ってみて

防水カメラの機能や作例を紹介していきました。

今回使用した「WEATHERMATIC DUAL35」の真価は夏場のプールや海など「カメラを構えて水中に飛び込める」場なのかもしれません。

他にも「自宅の水槽で観賞魚の綺麗な写真を撮ってみる」等面白い使い方も出来ると思います。ただ「WEATHERMATIC DUAL35」はオートフラッシュ搭載でフラッシュの動作を設定することができないので使う場所が限られてくる可能性もあります。

使い勝手の難しいカメラかもしれませんが筆者は写真が簡単に撮れる時代にあえて時間や手間をかけて写真を撮ったり、どんな写真ができるのか楽しみに待ったりする「撮影」という行為を楽しんでいるので、今回も使っていて楽しさ・面白さを十分に感じました。

一方で私と同じように防水のフィルムカメラやデジタルカメラを使ってみて、「思ったり難しいな」「想像と違った!」という感想を持つ方がいるかもしれません。そのようなときは売却もひとつの道だと思います。

今回紹介したようなもの以外にも使わないカメラがお家にあったり、カメラの買い替えを検討されている方。この機会に一度査定に出してみるのはいかがでしょうか。

例えば「今年の夏に防水カメラが壊れてしまった」という方。

壊れていても、一台からでもカメラ好きなスタッフが買取査定に伺います。ぜひ、ニーゴ・リユースにご相談ください!

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