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次世代を担う日本人ベーシスト5名と愛用ギター!

前回は次世代のギタリストにスポットを当てましたが、今回はベーシストに焦点を当ててご紹介します。今回も比較的「王道」と呼ばれる、誰もが一度はテレビや音楽番組で目にしたことのあるベーシストたちを取り上げました。

彼らのバンドの楽曲は知っていても、ベーシストの名前までは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。この機会にぜひ覚えていただければ幸いです。

特にベースという楽器は、曲全体の土台を支える重要な役割を担いながらも、表舞台で目立ちにくいことが多い存在です。しかし、その音がなくては曲の魅力が大きく損なわれてしまうほど重要なポジションでもあります。今回は、そんなベースの魅力を再発見しながら、日本の音楽シーンを支えてきた名プレイヤーたちの功績を振り返ります。

彼らの華麗なテクニックや独自の音作りは、バンドの世界観を形成する大きな要素のひとつです。この記事をきっかけに、音楽を聴く際にベースの音に注目してみてはいかがでしょうか?

KingGnu 新井和輝 Deluxe Jazz Bass V

https://www.instagram.com/kazukiarai_/

前回の記事でもKingGnuのギタリストをご紹介しましたが、ベーシストも紹介させてください。

14歳でバンドに参加した新井さんですが、なぜベースにしたのかという点についてはバンドで余っている楽器がベースしか無かったという話は有名です。
高校では軽音部に所属し、「ザ・キパネバ」というバンドを組みました。また、先輩に誘われて観たジャズセッションのライブをきっかけにジャズに目覚めたそうです。さらに、福生市にある「福生チキンシャック」の木曜ジャムセッションに高校1年生から通い始め、岡田拓郎、君島大空、高井息吹といったミュージシャンたちと出会いました。

高校入学後、ベーシストの日野賢二に師事。また、大学4年生からの2年間は、ジャズベーシストの河上修の自宅に住み込みで修行を積み、同じレッスン生と同額の月謝を支払いながら、技術を磨きました。

大学時代には、友人が在籍していた国立音楽大学の授業に「モグる」(聴講する)ことで音楽知識を学び、同大学公認の名門学生ジャズバンド「NEWTIDE JAZZ ORCHESTRA」にも参加。山野ビッグバンドジャズコンテストでは最優秀賞を受賞するなど、実績を積み上げていきました。

常田大希からバンドのサポート依頼があった際、新井は当時、セッション活動に少し飽きていたこともあり、「このバンドに入りたいんだけど」と常田に直接伝えたということです。その後、サポート活動を通じて常田や井口理との関係を深め、正式にバンドメンバーとなっています。

そんな新井さんが愛用するベースはDeluxe Jazz Bass Vです。

FENDERから、新井和輝さんのシグネチャーモデル第2弾「Deluxe Jazz Bass V」が登場しました。

「長く愛用してほしい」という新井さんの思いが込められたこのモデルは、細部にまでこだわりが詰まっています。

注目すべきポイントの一つは、約1.2mm厚のゴールドアノダイズドピックガードの下に、約1.0mmの薄いピックガードを挟む仕様です。これにより、見た目はそのままに、3-plyピックガードと同等の弾き心地を実現しています。また、ネックプレートにはこのモデルのためにデザインされたシグネチャーが刻印されており、さらに無地のネックプレートも付属。これはファンだけでなく、すべてのベースプレイヤーに向けた新井さんの配慮とこだわりを象徴しています。

この一台は、プレイヤーとしての視点と実用性を兼ね備えた、まさに新井和輝さんのスタイルが体現された特別なモデルです。

Official髭男dism 楢﨑 誠 Fender Jazz Bass

https://www.instagram.com/macoskitchen/

私がOfficial髭男dismを知ったのは、ラジオがきっかけでした。「Tell Me Baby」を初めて聴いたときは、「どこかのバンドが新曲を出したのかな」と思いながら、特に深く気に留めていませんでした。しかし、当時のラジオのパワープッシュ曲として毎日何度も流れていたため、無意識のうちに曲を覚えていたように感じます。

その数カ月後、次に「ノーダウト」がパワープッシュされ、これも自然と耳に馴染んでいきました。そしてさらに次は「Pretender」が流れたとき、「あれ?この声、どこかで聴いたことがある…」と気づき、調べてみたのがバンドに本格的に興味を持つきっかけでした。

そこから私がファンクラブに入るまでのスピードは、非常に早かったことを覚えています。
Official髭男dismの勢いは、2019年から本格化しました。「Pretender」の大ヒットにより、彼らは一気に全国的な注目を集めます。
この曲は、Billboard JAPANのストリーミングチャートで史上最速の1億回再生を突破。さらに2023年には、「Subtitle」が日本の「2023年トップソング100」で第1位を獲得しました。2019年から2024年1月までの約5年間で、彼らの売り上げ総額は約141億円を記録。Official髭男dismは、まさに令和を代表するバンドとなったのです。

そんなバンドでベースを担当するのが楢﨑 誠で、愛用するベースはFender Jazz Bass1963年製です。

ジャズベースは、1960年にフェンダー社が発売したエレクトリック・ベースで、レオ・フェンダーが設計開発した2機種目のモデルです。先行モデルであるプレシジョンベースに続き、幅広いジャンルの音楽で支持されています。1959年から採用されていたスラブ貼り仕様のローズウッド指板は、1962年中期にラウンド貼り仕様に変更されました。この変更は、指板とネック本体のメイプル部をアーチ状に加工して貼り合わせるという手間のかかる工程を伴いますが、ローズウッドの質量を抑えることで、スラブ貼りネックの「動きやすさ」に関する顧客の不満を改善するための対応策でした。
楢﨑さんがこのベースを使用しているMVを挙げるとするならば、「Pretender」や「Stand By You」・「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」などで見ることができますので、気になる方はぜひご覧下さい。

ONE OK ROCK RYOTA Sadowsky NYC Single Cut Natural

https://www.instagram.com/ryota_0809/?hl=ja

前回はONE OK ROCKのギタリスト・TORUさんについてご紹介しましたが、今回はベーシストのRYOTAさんをご紹介します。次回はドラム担当のTomoyaさんの記事になるかもしれませんね。

RYOTAさんは大阪出身で、ギタリストのTORUさんとは幼馴染。小学校5・6年生の頃には上原卓也さん、中村公平さんとともにヒップホップダンスグループ「HEADS」を結成し活動していました。1995年から1999年頃にはダンスコンテストにも参加するなど、デビュー前からその才能を発揮していたのです。

バンド結成当初、RYOTAさんは自信が持てず、TORUさん以外とはあまり話さなかったそうです。特にボーカルのTakaさんとは、1年ほど会話することすらできなかったとか。その後、徐々に打ち解けていったことが現在のバンドの結束力につながっているのでしょう。

現在のRYOTAさんは、髭をたくわえた大人びた雰囲気で、一見すると少し怖そうにも見えます。しかし、笑顔になると柔らかな印象を与える優しい一面が魅力的です。

そんなRYOTAさんの妻は、カナダ出身の金髪美女、ミシェル・ラヴィーンさん。名前にピンと来た方もいるかもしれませんが、彼女は2000年代にポップパンクを切り開いた世界的歌手、アヴリル・ラヴィーンさんの妹です!この縁には驚かされますね。
RYOTAさん夫妻は2017年に第一子を授かり、現在も幸せな家庭を築いています。

そんなRYOTAさんが愛用しているベースはSadowsky NYC Single Cut Naturalです。

Sadowsky NYC Single Cut Naturaは、Fenderのジャズベースを基本としたデザインですが、少し小ぶりな形状が特徴的です。このベースは、現在開催中のONE OK ROCK PREMONITION WORLD TOUR 2024でもメイン機として使用されています。
ナチュラルなボディに独特な木目が美しく、どこか鼈甲のような印象を与えるデザインは、RYOTAさんによく似合っています。このベースを持って演奏する姿は、彼のInstagramでもたびたび見ることができます。

Instagramで注目してほしいのは写真だけではありません。投稿に添えられる説明文にもRYOTAさんらしさが表れており、最後の語尾が「ね」で終わったり、絵文字が使われていたりと、見た目からは想像できない可愛らしい一面を感じられます。そのギャップには思わず微笑んでしまうでしょう。気になる方は、ぜひRYOTAさんのInstagramをチェックしてみてください!

BOH ATELIER Z Beta6 BOH-Custom

https://www.instagram.com/bassistboh/

BOHは、北海道旭川市出身の6弦ベーシストです。18歳で上京、音楽学校を卒業し、ベース講師と並行して「彩 with SUPER VIBRATION」に加入しました。2006年3月にバンドが活動休止した後、中島美嘉のシングル「一色」のバックバンドを務めるなど、精力的に活動を続けました。

2007年、SIAM SHADEの元ギタリスト・DAITAが結成したロックバンドBINECKSに加入し、2008年にはアミューズ所属でメジャーデビューを果たします。しかし、2010年にバンドが活動休止となり、その後はフリーのスタジオミュージシャンとして多岐にわたる活動を展開。サンプラザ中野くんや松岡充のロックバンドMICHAELのサポートを務めるほか、ニコニコ動画の歌い手赤飯やイベント「超パーティー」の超バンドにも参加しました。

2013年にはangelaやBABYMETAL(神バンド)のツアーサポートを担当し、翌年にはゲーム音楽作曲家・下村陽子の25周年ライブにも出演。そして2015年、藤岡幹大、前田遊野とのセッションをきっかけに結成した「仮BAND」では、ジャズピアニスト桑原あいを迎えた初ライブを行い、2017年には1stミニアルバム『仮音源-DEMO-』をリリースしました。

また、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」や浜田麻里など、幅広いジャンルのアーティストのライブやレコーディングにも携わっています。6弦ベースを自在に操る希少なベーシストとして高く評価されており、BABYMETALのライブでは死神のような特殊メイクで登場し、迫力ある演出で観客を圧倒しています。

そんなBOHさんの愛用ベースはATELIER Z Beta6 BOH-Customです。

BOHさんが愛用するベースは、見た目にも機能性にもこだわりが詰まった一本です。正面から見るとネックが非常に太く感じられますが、横から見ると実は薄く設計されているのが特徴です。この設計により、厚みのある音を生み出しながらも、演奏時の快適さが追求されています。

さらに、ボディとネックのジョイントには4点止めが採用されており、万が一ネックに問題が発生しても、取り替えが容易に行えるようになっています。この実用性は、長期間安心して使用できる設計といえるでしょう。また、ハイポジションでの演奏を考慮して、ジョイント部分に彫りが入れられている点もポイントです。これにより、高音域の演奏がしやすく、プレイヤーの負担が軽減されています。

BOHさんのこだわりと職人技が凝縮されたこのベース、気になる方はぜひ楽器ショップでその魅力を体感してみてください。

WANIMA KENTA EDWARDS エドワーズ E-助平(Green)

ベースとボーカルを兼任するスタイルは、音楽シーンではあまり多くない珍しい組み合わせではないでしょうか。一般的には、ボーカル単体やギターとボーカルを兼任するスタイルが目立ちます。そのため、WANIMAのKENTAさんの存在感は特別と言えます。

WANIMAといえば、明るく派手な楽曲が多いことで知られています。代表曲としては「ともに」や「シグナル」が挙げられ、多くの人に馴染みがあるのではないでしょうか。一方で、「1chance」や「いいから」といったアダルトな要素を含む楽曲もあり、男性の率直な欲求を歌った内容が人気を集めています。

KENTAさんの歌声は、一度聴けば耳に残る独特の魅力を持っています。ハスキーでありながらストレートな歌声が特徴で、多くのファンを惹きつけています。また、ニカッと笑う表情も彼のトレードマークでしたが、最近ではその印象が少し変わり、大人の渋さが漂うようになりました。30代に差し掛かり、以前のように無理に笑うことをしなくなったのかもしれません。そうした変化も彼の魅力の一部と言えるでしょう。

そんなKENTAさんが愛用するベースは、EDWARDS「E-助平(Green)」です。このベースを手にした彼が生み出すサウンドは、WANIMAの音楽に欠かせない要素となっています。

名前に「助平」と入っているのもユニークで、名前にまで個性が宿るこのベースは、ファンにとって堪らない存在でしょう。

このベースの特徴としてまず挙げられるのは、そのデザインです。
目立つグリーンボディにはWANIMAのロゴがペイントされており、裏面には「1chance」の文字があしらわれています。細部にまで拘りが感じられる仕上がりです!

また、ピックアップにはESPブランドと同じSeymour Duncan SMB-4Dが搭載されています。このピックアップはパワフルでレンジの広いサウンドを生み出し、WANIMAの音楽に欠かせない要素となっています。

もしこのベースに興味がある方は、ぜひネットなどで調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ここまで、5名のベーシストと彼らが愛用する楽器をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回取り上げた中には、初めて名前を聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は、ぜひこの記事をきっかけに、彼らが生み出す音楽に触れてみてください。どの楽曲にも、ベーシストたちの個性や情熱が宿っています。

音楽を聴きながら、この記事で得た情報を思い出してみると、演奏の魅力やテクニックがより深く理解できるでしょう。また、彼らの音楽が一層身近に感じられるはずです。

ぜひ、ベーシストたちが奏でるサウンドに耳を傾けて、その世界観を存分に楽しんでください!

最後に、ニーゴ・リユースではギターやベースの買取を行っています。

「家族が昔使っていたけど、最近は使っていない」「処分したいけれど、どうやって処分したらいいかわからない」とお困りの方は、ぜひニーゴ・リユースにご相談ください。どんなに古くて劣化している状態でも、商品1点から専門スタッフが無料で出張査定いたしますので、お気軽にお問い合わせください!

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