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【2025年度版】日本が誇るバンドの男性ボーカリスト10選
見落としていました!ボーカリスト!音楽の顔とも言える存在なのに、一番のメインをなぜか忘れていました。
楽器の魅力にばかり目を向けていたせいでしょうか。改めて考えると、バンドやアーティストの象徴とも言える存在であり、多くの人が「歌声」に一番心を動かされるはずです。ということで、今回はボーカリストにスポットライトを当てた記事を書いていきます!
さて、日本のボーカリストといえば「レジェンド級」と呼ばれる方がたくさんいますが、皆さんは誰を思い浮かべますか?
圧倒的な歌唱力で聴く人を魅了する方もいれば、長年音楽シーンの最前線で活躍し続ける方もいます。一方で、たった一曲で時代を象徴し、今もなお愛され続けるアーティストも少なくありません。歌声や存在感だけで人々の記憶に深く刻まれるボーカリストには、特別な魅力がありますよね。誰を選ぶか考えるのは本当に悩ましい作業でした。それでも、自分なりの視点で「この人こそレジェンド」と思うボーカリストを選びました。
きっと皆さんの中にも「この人を忘れないで!」という推しボーカリストがいると思いますので、ぜひ比べながら読んでみてください。また、ボーカルに欠かせない機材といえばマイク。自分もステージで歌ってみたいという方にとっては、好きなボーカリストがどんなマイクを使っているのかは気になりますよね。わかる範囲で使用が確認できた機材についても紹介します。最後までお楽しみください!
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スピッツ 草野マサムネ

スピッツといえば、「ロビンソン」や「空も飛べるはず」など、今でもカラオケで人気の楽曲を数多く生み出してきたバンドです。その名前の由来にはユニークな背景があります。「短くてかわいいのに、どこかパンクっぽい名前」を意識して命名されたスピッツ。その由来には犬種の日本スピッツも関係しており、「弱いくせによく吠える」という、パンクバンドらしい精神も込められています。
そんなスピッツでボーカルを担当しているのが草野マサムネさんです。草野さんは福岡県出身で、1967年生まれの現在57歳。高校時代にバンドを組んだことがきっかけでギターを始め、学校内では「一番ギターが上手い生徒」として知られていました。
学生時代には、スピッツの前身である「ザ・スピッツ」を結成。当時はパンクに傾倒していましたが、THE BLUE HEARTSの「人にやさしく」と出会ったことで衝撃を受けます。自分の求めていた音楽を先にやられたと感じ、自信をなくして一時的に音楽活動を休止。その後再開してもしばらくはTHE BLUE HEARTSの影響から抜け出せず、自分らしい音楽を模索する日々が続きました。
やがて草野さんがたどり着いたのは、ドノヴァンを参考にしたアコースティックギターを取り入れたフォーク・ロック。同じく衝撃を受けたアーティストとして「たま」をTHE BLUE HEARTSと並べて挙げることもあります。
草野さんは「自分の声が好きではない」とたびたび公言しています。自身のハイトーンボーカルは、激しいロックのイメージとは異なり、コンプレックスを感じているそうです。また、イギー・ポップのようなシャウトする歌声に憧れを抱いているとも語っています。
しかし、草野さんの柔らかく繊細で優しい声は、多くの人の心に深く刻まれています。30年前にリリースした楽曲は、今でも名曲として歌い継がれており、その声の魅力は時代を超えて愛され続けています。
彼自身は自分の声に自信を持てないと語りますが、その声に憧れる人はきっと多いはずです。草野さんの声が届ける温かさと優しさは、これからも多くの人に響き続けることでしょう。さて草野さんが使用しているマイクは「Shure SM58」です。

1960年代の発売以来、世界中で愛され続けるロングセラーモデル。
ボーカル用に最適化された、明瞭で力強い中音域特性を持ち、低音域のロールオフにより近接効果を抑える設計です。
また、ダークグレイのダイキャストボディとスチール製のメッシュグリルを採用しており、耐久性にも優れています。
ライブステージやスタジオ収録など、あらゆるシチュエーションで活躍する信頼性の高い製品です。
THE BLUE HEARTS 甲本ヒロト

私がこの人を初めてテレビで見たとき、正直少し怖いと思いました。
「なんでこんなに舌を蛇みたいに動かしているの?」と不思議に感じたのを覚えています。歌い方も独特で、当時の私には激しいバンド自体が馴染みのないものでした。幼少期には、その印象が少しトラウマになったくらいです。
学生時代は「リンダリンダ」という曲は知っていたものの、その曲がこのバンドのものだとは結びついていおらず・・・軽く知っているというだけでした。
改めて曲をしっかり聴く機会があり、そのとき、MVを見て「あれ?この人だったのか!」と再発見をした記憶があります。
THE BLUE HEARTSといえば、「リンダ リンダ」「TRAIN TRAIN」「情熱の薔薇」など、数々の名曲を世に送り出したバンドです。
その歌詞は、誰もが一度は抱いたことのある心の内を、素直に表現しているのが特徴です。さらに、甲本さんのどこか荒削りで棘のある歌い方が、歌詞への思いをより強く感じさせ、多くの人の心に響いたのではないでしょうか。その感情の込められた歌声とメッセージ性の強い楽曲は、今なお多くのファンに愛され続けています。
さらに現代でも多くの企業CMで使用されています。アサヒ、味の素、ドコモ、東芝、earth music&ecology、花王といった名だたる企業がその代表例です。心に響くハートフルな楽曲は、どこか他人に冷めがちな現代社会においても、人々の心を温かく包み込みます。忘れかけていた熱い感情を思い出させてくれる、そんなアーティストなのだと思います。
ちなみに甲本ヒロトさんの弟さんは俳優の甲本雅裕さんでトップバイプレイヤーとして有名です。名前だけ聞くとピンとこないかもしれませんが、写真を見たらきっと1度は見たことがあるでしょう。

甲本さんが使用しているのは、草野さんと同じ「Shure SM58」です。
しかし、ハーモニカを演奏する際には、GUYATONEのHarpist-15Mというハーモニカ専用マイクを使用しています。

「ハーモニカ専用マイクなんてあるの?」と思った方もいるかもしれませんね。
調べたところ、現在は中古品でしか流通していないようです。
もし気になる方は、ネットオークションなどで探してみてはいかがでしょうか?
B’z 稲葉浩志

みなさん、上記の写真は現在の稲葉浩志さんです。ちなみに、なんと60歳!イケオジすぎませんか???!!!え~無理、カッコ良すぎる…。
それにしても、こんなに肌が焼けているのにシミがないのはなぜ…?(←化粧の力ですかね?)
さて、B’zといえば1988年にデビューし、翌年の『太陽のKomachi Angel』で初のオリコンチャート1位を獲得しました。同年発売の4thアルバム『RISKY』、さらに1991年の8thシングル『LADY NAVIGATION』で初のミリオンセラーを達成するなど、作品が次々とヒット!これまでにシングル15作品、アルバム19作品がミリオンセラーとなっています。中でも1998年に発売されたベストアルバム『B’z The Best “Pleasure”』は、日本国内で初めて売上500万枚を突破。さらに同年発売の『B’z The Best “Treasure”』と合わせると、2作品で約1,000万枚の売上を記録しました。この数字、まさに“バケモノ”レベルです!
稲葉さんが音楽を始めたきっかけは、高校時代。
同級生から「高い声が出る」という理由でバンドのボーカルに誘われたそうです。
同級生のその判断、ナイスすぎますよね!
ちなみに、私が学生時代に水泳をやっていたこともあり、B’zの『ultra soul』はとても身近な曲でした。世界水泳選手権のオープニング曲や選手登場シーンなどでよく流れていたため、「ウルトラソウル=水泳」という印象が強いです。今年の大会はシンガポールで開催予定です。今年もあの曲が流れると思うので、楽しみに待ちましょう!
稲葉さんの使用マイクはやっぱり定番のShure SM58。一番ライブで見かける頻度が高いようです。
Mr.Children 桜井和寿

Mr.Children、いいですよね…。耳に残る曲が本当に多いと感じます。たとえば、「HANABI」「Sign」「365日」など、日常的な恋愛をテーマにした楽曲は、多くの人の共感を呼びますよね。
桜井和寿さんのシャウトな声も、聴き馴染みが抜群です。稲葉さんもそうですが、長年第一線で活躍している方々は、やはり声が変わらないものですね。この声を聴きたくてライブに行くファンの気持ちがとても分かります。
さて、Mr.Childrenの凄さは、デビュー後の1990年代に数々のオリコンヒットを飛ばしたことだけではありません。2020年に発売された20thアルバム『SOUNDTRACKS』がオリコン週間チャートで1位を獲得したことで、1990年代、2000年代、2010年代、そして2020年代に至るまで、4つの年代での1位を達成しました。この記録は、彼らの根強い人気を証明するものと言えるでしょう。さらに、『日本レコード大賞』では、10年以上の間隔を空けての受賞という、バンドとしては初の快挙を成し遂げています。(1994年の「innocent world」と2004年の「Sign」)本当にすごいですよね!
私がMr.Childrenの曲をしっかり聴き始めたきっかけは、2006年のドラマ『14才の母』の主題歌「しるし」だったように思います。ドラマ自体は少し重い内容でしたが、当時の私にはとても印象深かったです。ちなみに、このドラマの最高視聴率は27.4%という高い数字を記録しており、多くの人々の記憶に残っている作品ではないでしょうか。
「しるし」の歌詞については、さまざまな視点から解釈・考察がされていますが、改めて歌詞を見てみると、自分の考えた解釈とネット上の考察がまったく違っていて驚きました。みなさんも一度、歌詞をじっくり読みながらこの曲を聴いてみてください。きっと新たな発見があるはずです!
桜井さんがライブ中に使用しているマイクは、「SHURE (シュア) / KSM9 CG コンデンサーマイク ハンドタイプ」だと言われています。

さらに、マイクスタンドも少し珍しい形状だったので、こちらもご紹介します。
桜井さんが使用しているのは、「K&M (ケーアンドエム) / 234B 卓上マイクスタンド」です。台形型で、根元から角度をつけられるデザインが特徴です。

見慣れない形状ですが、非常に安定した作りになっているようですね。
気になる人はぜひリンクからご覧ください。
サザンオールスターズ 桑田佳祐

私がサザンオールスターズや桑田佳祐さんの曲をしっかり覚えたのは、2007年に放送された月9ドラマ「プロポーズ大作戦」の影響です。このドラマの主題歌「明日晴れるかな」は桑田さんが作詞・作曲しており、今でもその曲を聴くとドラマの情景が鮮明に蘇ります。当時は曲の意味まで深く理解していませんでしたが、大人になって改めて聴くと、懐かしさと同時に切なさも感じるようになりました。
「明日晴れるかな」のミュージックビデオ(フルバージョン)は4年前にYouTubeにアップロードされ、すでに4,000万回以上再生されています。リリースから18年経った今でも、多くの人が映像と楽曲を求めていることが、この再生数からもわかりますね。
そして2025年の新春、サザンオールスターズが10年ぶりにアルバムを発売し、単独ライブの開催も発表されました!私も応募しましたが、残念ながら落選…。とても悲しいです。
サザンといえば、1978年に「勝手にシンドバッド」でメジャーデビューを果たしました。当時は昭和歌謡が主流の中、エロティックな歌詞や独特の世界観が物議を醸し、とっつきにくい存在として見られることもありました。しかし、デビューから47年が経った現在でも、多くの人々に愛され続けています。その理由の一つには、楽曲によっては風刺や反戦、さらには生まれ育った日本への強い愛情や世界平和への願い、国民へのエールなど、多様なメッセージが込められていることが挙げられます。こうした普遍的なテーマが世代や時代を超えて共感を呼び続けているのでしょう。
桑田佳祐さんといえば、あの独特なしゃがれ声と歌い方ですよね。多くの人が憧れを抱き、モノマネする芸人も登場しましたが、あの声は彼にしか出せない唯一無二のものだと思います。特に声量が圧倒的で、喉がとても強いのが魅力です。
その「喉の強さ」がわかる映像としておすすめなのが、2018年のライブ映像で歌われた「いとしのエリー」です。ラストシーンでの迫力には圧倒されます。当時の桑田さんは61歳でしたが、「61歳でこんなに声が出るの!?」と驚かざるを得ません。圧倒的な歌唱力にただただ感服する映像です。
気になる方は、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてください!
https://www.youtube.com/watch?v=htMGeeLObNM
桑田さんが収録時に使用しているのは、1947年製のアナログマイクロフォン「ノイマンU47」です。

アナログマイクを使用することに強いこだわりを持っており、その理由も興味深いです。最新の機材は音の揺らぎが少なく正確ですが、人の声はそもそもアナログであり、揺らぎを持つもの。
だからこそ、「アナログ同士の方が相性が良い」という考えから、この機材を選んでいるそうです。
音楽の第一線で長年活躍し続ける方ならではのこだわりですね。
XJAPAN Toshi

X JAPANといえば、日本のヴィジュアル系ロックバンドのレジェンド的存在ですよね。そして、そんなバンドでボーカルを務めているのがToshiさんです。最近ではバラエティ番組のMCを務めることも多く、さらに「超甘党」で「いつもサングラスをかけている」というイメージが強いですよね。もしかすると、10代の若い人たちの中には、ロックバンドのボーカリストというより、バラエティでの姿のほうが印象的という人もいるかもしれません。
X JAPANには数多くの伝説があり、すべてを語るのはここでは難しいので、気になる方はぜひウィキペディアをチェックしてみてください。それでも少しだけ面白いエピソードを紹介すると、YOSHIKIさんとToshiさんは幼稚園からの幼馴染。X JAPANは何度もメンバーチェンジを繰り返してきましたが、この二人だけは変わらず、ずっと一緒に活動を続けていました。バンドが一度休止に追い込まれるときまでは…。
そのきっかけは、YOSHIKIさんの完璧主義とToshiさんの優しさの間で生まれた小さなズレが、次第に大きくなってしまったこと。そして、ある出来事をきっかけに、バンドは解散に至ってしまいます。この「ある出来事」の詳細については、ウィキペディアや知恵袋などで調べてみるとわかります。ただし、少し切ない気持ちになる内容なので、ここでは深く触れません。
それでも、X JAPANの影響力は今もなお健在です。Toshiさんも最近はテレビ出演が増え、「なんでこの番組のMCをしてるんだろう?」と思うファンもいるかもしれません。でも、Toshiさんをたくさんテレビで見られるのは、やっぱり嬉しいですよね!しかもバラエティ番組では時々歌唱を披露することもあり、ファンにとってはたまらない瞬間です。これからの活躍にも期待が高まりますね!
Toshiさんがyoutubeの収録で使用しているマイクはSONY ( ソニー ) / C-800G/9Xです。

このマイクは、豊かで芯があり、滑らかで伸びやかな音を実現することで知られています。また、スピード感のある力強いサウンドを提供し、ボーカルから楽器まで、幅広い収音に対応しています。さらに、防鳴筐体構造を採用したユニークな二体構造のマイクボディも特徴のひとつです。この設計により、マイクボディの共鳴を抑え、濁りのないクリアで厚みのある音を実現しています。
GLAY TERU

GLAYといえば、函館を代表するアーティストとして多くの人に知られています。実は私もこの記事を書くまでは「名前」と「函館出身」という情報くらいしか知らず、今回あらためて学ばせていただきました。
まずはYouTubeで「GLAY」と検索。最初に出てきた曲を再生しながらこの記事を執筆しているのですが……聞いた瞬間に「これ知ってる!」となりました。現在聴いているのは名曲「HOWEVER」。平成初期の雰囲気が感じられるMVがエモいです。この曲はGLAYの12枚目のシングルで、累計売上134.2万枚を記録し、彼らのシングルとして初のミリオンセラーとなった作品です。
そんなGLAYでボーカルを務めているのがTERUさん、愛称は「テッコ」。
高校生のとき、同級生のTAKUROさんに誘われてGLAYを結成しました。
当初はドラマーとしての加入でしたが、TAKUROさんが家に置き忘れたデモテープにTERUさんが試しに歌を入れたところ、その声を聞いたTAKUROさんが「神がかった声」と感動。これをきっかけにTERUさんはボーカルへと転向します。
後に正式なドラマーが加入するまで、ドラムを叩きながら歌うというスタイルで活動を続けていたそうです。
そんなTERUさんの性格は、いつも明るくて、かなりの天然キャラとしても知られています。ファンの間では「TERU語録」と呼ばれる名言集があるほどで、そのユニークさは注目の的です。たとえば、ハワイの有名な料理「ロコモコ」を「モコロコ」と言い間違えたり、ライブで感極まって「もうね、この時間が止まらなければいいのに……」とゆっくり語ったりと、ほっこりするエピソードがたくさんあります。
こういった天然な一面を見ると、TERUさんがますます愛らしく感じられますよね。これからも、思わず笑顔になるようなエピソードが増えていくことを期待したいです。
TERUが使用しているマイクはSENNHEISER EW 100 G4-835-S-JBだと言われています。

このモデルの特徴は、マイクカプセルが取り外し可能で、さまざまな種類のカプセルに変更できる点です。ゼンハイザーのマイクは種類が豊富で、個人的にもとても好きなブランドです。特にボーカル用には、935以上のクラスがオススメです。
音のクリアさと透明感が際立っており、800MHz帯ではあまり見られないデジタル風な質感も魅力的です。受信機側で音作りが少し加えられているのかもしれませんね。
さらに、このマイクはステージや設備での信頼性・安定性が非常に高いのもポイントです。受信機「EM 300-500」は、ワイヤレスのマネジメントソフト「Wireless Systems Manager(WSM)」とも接続可能で、管理性にも優れています。
米米CLUB 石井竜也

石井竜也さんの名前を知っている10代の方は少ないかもしれませんが、米米CLUBの名曲「浪漫飛行」を知らない人はきっといないのではないでしょうか。もし知らない方がいたら、ぜひ今すぐ聴いてみてください。この曲は、どこか懐かしくも壮大なメロディが特徴で、多くの人に愛され続けています。ちなみに「浪漫飛行」は、日本航空(JAL)の沖縄キャンペーンのCMソングとして使用されたことでも有名です。
石井竜也さんの歌声は、そのセクシーさと伸びやかなビブラートが最大の魅力。独特の声質は、一度聴けば耳に残り、思わず真似してみたくなるような印象的なものです。そして、米米CLUBの音楽はその個性的なボーカルを中心に、楽器演奏やダンスパフォーマンス、映像演出が融合した総合エンターテインメントとして、観る者を引き込む魅力があります。
米米CLUBは、文化学院のサークル仲間だった石井竜也(カールスモーキー石井)、小野田安秀(ジェームス小野田)、大久保謙作(BON)らによって、卒業後の1982年秋に結成されました。結成当初からアマチュアながら積極的にメディア出演を重ね、1985年にレコードデビューを果たします。「浪漫飛行」や「君がいるだけで」といった数々のヒット曲を生み出し、当時の音楽シーンを大いに盛り上げました。
また、米米CLUBはダンサーチーム「SUE CREAM SUE(シュークリームシュ)」やインストバンド「BIG HORNS BEE(ビッグ・ホーンズ・ビー)」をはじめとしたサポートメンバーを多く抱える大所帯バンドとしても知られています。さらに、石井竜也さんが手掛ける舞台美術やコンサートでの寸劇、映像制作など、音楽に限らず幅広いエンターテインメントを追求するスタイルも魅力の一つです。
その多彩な活動は、単なるバンドを超えたアートの世界を築き上げ、日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。米米CLUBの楽曲は時代を越えて親しまれており、今なお多くのファンを魅了し続けています。
石井竜也さんが使用しているマイクとして「Myburgh M1」が話題に挙がっています。確定情報ではありませんが、石井さんのレコーディングを担当している方がこのマイクを使用しているという投稿を目にしました。

Myburgh M1は、ドイツ・ベルリンを拠点とするアンドリュー・マイバーグ氏の新しいプロオーディオ会社から発表された、革新的な真空管マイクです。アンドレアス・グロッサー氏とエクハード・ダックス氏のこだわりが詰まったこのマイクは、ピアノや弦楽器に限らず、幅広い音源に対応可能。高い耐圧性能を持ち、現代音楽にもぴったりの性能を誇ります。
プロ仕様の音質やこだわりの設計に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!
安全地帯 玉置 浩二

「歌が上手い日本人といえば?」と聞かれると、多くの人がこの方の名前を挙げるのではないでしょうか。その名前を出すことで、「曲を知っている自分ってイケてる」と思っている人もいるのかな、なんて正直思っていました。ですが、すみません、私が間違っていました。玉置浩二さんの歌声は圧倒的です。
玉置浩二さんといえば、他のアーティストとよくコラボしている印象がありますが、その歌唱力は共演者の声をも食ってしまうほどの迫力があります。そもそも声量が大きいのか、あるいはマイクとの相性が抜群なのか、とにかく他のアーティストと並んで歌っていても、圧倒的に声が通っているんですよね。そのため、一緒に歌うアーティストにとっては光栄な経験であると同時に、少し自信を失くしてしまうのでは?と思うほどです。
そんな玉置浩二さんの名曲といえば、やはり「メロディー」でしょう。この曲は数々のライブで披露されており、特に1997年のライブ映像が印象的です。観客の興奮を一瞬で静め、ただひたすら耳を傾けさせる歌声。その場の空気を支配する圧倒的な表現力には、思わず息を呑んでしまいます。
しかし、1997年当時の歌声も素晴らしいものの、現在の玉置さんの「メロディー」はさらに太く、渋く、深みを増しているように感じます。年齢を重ねながらも歌唱力を進化させていくというのは本当に稀有な存在です。むしろ、歳を重ねたからこそ表現できる感情や奥行きがあるのかもしれません。
どんな時代でも人々を魅了する歌声を持つ玉置浩二さん。その姿は、単なるアーティストを超えた生きる伝説とも言えるでしょう。これからも進化し続ける彼の歌声に期待したいですね。
玉置浩二さんが使用しているマイクは、「SHURE SM58系ワイヤレスマイク」ではないかと言われています。このモデルは、ライブパフォーマンスやステージでの使用に最適な安定性と信頼性を誇る、スタンダードなダイナミックマイクです。

1960年代の発売以来、世界的なロングセラーを続けるSM58は、ボーカル用に特化した設計が魅力で明瞭で力強い中音域特性を持ちながら、低音域のロールオフで近接効果を軽減します。さらに、ダークグレーのダイキャストボディとスチール製のメッシュグリルを採用し、非常に高い耐久性を実現しています。
ライブステージからスタジオ収録まで、幅広いシチュエーションで活躍するこのマイク。パフォーマンスの質を高めたい方に、ぜひおすすめです。
キャロル 矢沢永吉

遂に登場です、永ちゃん!矢沢永吉さんといえば、生きる伝説そのものですよね。御年75歳にして、2023年にはフジロックに降臨し、多くの観客を魅了しました。この年齢で第一線に立ち続けるその姿は、まさに衝撃的です。
私が学生時代に所属していたゼミの教授も矢沢永吉さんの大ファンでした。それも、40歳を過ぎてからハマったというから驚きです。その熱狂ぶりを見て、ゼミ生全員で教授の誕生日にYAZAWAのDVDをプレゼントしたこともあります。教授の喜ぶ姿を見て、「永ちゃんって本当に多くの人を惹きつける存在なんだな」と実感しました。なんでこんなにかっこいいのでしょうね。
ちなみに、矢沢さんはソロデビュー50周年を迎えた2022年には、国立競技場で記念ライブを開催。2日間で12万人を動員するという驚異的な数字を叩き出しました。さらに、この国立競技場(新国立)での単独ライブは、有観客としては初の開催。旧国立競技場を含めても、単独ライブを実現したアーティストはたったの8組というから、その偉業が際立ちます。
そして、この50周年記念ライブのゲストも超豪華でした!1日目にはMISIAさんが登場し、2日目にはB’zが参加するという熱い展開に、観客も大興奮だったことでしょう。そんな盛り上がる会場で、永ちゃんの代名詞ともいえる“タオル投げ”を体験できた人が本当にうらやましいです。私も一度でいいから生で参加して、全力でタオルを投げたいものです。今年もライブがあるなら、ぜひ応募したいですね。
矢沢永吉さんの魅力は、その歌声にもあります。50年以上のキャリアを誇るだけあって、圧倒的な歌唱力と喉の強さ、そしてロックな魂が詰まった歌声はまさに圧巻です。そのエネルギッシュなパフォーマンスは、何歳になっても衰え知らず。気になる方は、ぜひYouTubeでライブ映像をチェックしてみてください。きっと彼の持つ圧倒的なカリスマ性に引き込まれるはずです。

最後に、矢沢永吉さんのマイクについてですが、実はマイク本体よりもマイクスタンドが特徴的なんです!矢沢さんのマイクスタンドは、白いテープでマイクとスタンドががっちり固定されているのが印象的。この独特のスタイルは、ファンなら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
しかも、このマイクスタンド、毎年矢沢永吉さんの公式オンラインショップで販売されています。これが家にあったら、ちょっとYAZAWA気分を味わえそうですよね!
気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね!
まとめ
ここまで、10名の素晴らしいボーカリストをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
日本の音楽シーンを彩ってきた彼らの魅力を少しでも感じていただけたなら嬉しいです。
正直、これほどまでに個性が強く、多くの人々に影響を与えてきた方々を一度にご紹介すると、その魅力のすべてをお伝えしきれない気もします。それでも、彼らの名前を一つの「関心」として、心のどこかに記憶していただけたら幸いです。それぞれの声、それぞれの生き様には、音楽だけでなく、時代を超えた何か特別なものが込められています。

音楽というのは、その時代の空気や感情を映し出すもの。彼らが歌い上げてきた楽曲には、ただの音楽以上の力があります。それは、心を奮い立たせるメッセージであったり、人生の大切な瞬間に寄り添ってくれる存在だったり。今回ご紹介した10名のボーカリストたちは、そんな音楽の力を体現してきた存在だと言えるでしょう。
これからも、彼らの活動やエピソードを追いかけていきたいと思います。そして新たに生まれる楽曲やライブパフォーマンスにも期待が高まります。皆さんもぜひ、この10名の名前をきっかけに、彼らの楽曲やライブ映像に触れてみてください。彼らの音楽を通じて、きっと新しい発見や感動があるはずです。そして、そんな素晴らしい音楽の世界を、これからも一緒に楽しんでいきましょう!
最後に、ニーゴ・リユースではCDやレコードの買取を行っています。
「家族が昔使っていたけど、最近は使っていない」「処分したいけれど、どうやって処分したらいいかわからない」とお困りの方は、ぜひニーゴ・リユースにご相談ください。どんなに古くて劣化している状態でも、商品1点から専門スタッフが無料で出張査定いたしますので、お気軽にお問い合わせください!
YouTubeでも音楽とカメラの歴史を紹介していますので是非ご覧ください!