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震度7にも対応?貼るだけでも効果があるおすすめの防災グッズ-プロセブン耐震マット-とは?
皆さんは「耐震マット」をご存知でしょうか?
耐震マットとは粘着性のあるジェル状のマットで、家具やオーディオなどの下に貼り付けるだけで、突然地震が起こった際も揺れや衝撃を吸収することが出来る防災グッズです。
私は宮城県を中心に東北エリア(岩手県や山形県など)でオーディオの査定士をしておりますが、お客様宅でこの耐震マットをよく見かけます。
ただし、この耐震マットを初めて見たとき「こんなに小さいのに効果あるの?」と正直思いました。
私自身大きな地震を何度か経験してしまっていることもあり「大きな揺れに耐えきれるわけがない」と少し疑ってしまっていたのです。
そこで今回はこの耐震マットが「どのような製品なのか」「効果はあるのか」について調べてみました。
昨今、地震災害が多いなか少しでも参考になれば幸いです。
耐震マットとは?
耐震マットとは地震による振動や衝撃を吸収するジェル状のマットで、オーディオや家具の下に貼り付けることで棚板や床と密着させ効果を発揮します。
完全に対策したいモノの下に入るため目立たず、インテリアのイメージが損なわれる心配もありません。作業も少し浮かして下面の四隅に貼るだけで完了です。
また、穴を開けたりする必要もないため賃貸での使用も可能です。
耐震マットの必要性
日本国内では地震が頻繁に発生しています。
私は宮城県仙台市に住んでおりますが、特にそれを実感することが多いです。
また「地震大国」の日本で昔から危険視されているのが「地震慣れ」です。大なり小なり地震を多く経験しているため「地震が起きても大丈夫だろう」と過信してしまうのです。
しかし、大きな地震はある日突然発生します。
最近では、1月に起きた能登半島地震でもたくさんの被害があったのも記憶に新しいのではないでしょうか。
皆さんはお部屋の家具や家電の地震対策はされているでしょうか。
自宅で大きな地震があったときの事をシミュレーションしてみると色々わかってきます。
「もしこのタンスが転倒したらドアが開かなくなってしまうかもしれない…」
「寝室のベッドの横に大きな物があり落ちてくる可能性がある…」
「落ちたら確実に壊れる高さに高価なオーディオがある…」
など。考えてみると何ヶ所か「危険なポイント」があるものです。
もちろん、壁に直接固定したり、突っ張り棒やベルト等で固定するなど本格的に対策することに越したことはありませんが「地震対策はしたいがなかなか行動出来ない…」という方にはお気軽に出来る対策としてオススメです。
「対応震度表記あり」の耐震マットを選ぼう
さて、この耐震マットを使用する上で疑ってしまう点が1点あります。
それは「気休め程度にしかならないのでは?」という点です。
いくら安価な対策とはいえ効果が無いのであれば使用する意味がありません…
そこで耐震マットに関して調べてみましたが、耐震マットには大きく分けて2種類あるようです。
それが「対応震度表記なし」と「対応震度表記あり」です。
「対応震度表記なし」の耐震マットはとても安価に購入でき、安いものだと100円程度で購入できる商品もあります。
「100円で対策できるならコレで良いじゃない!」と思うかもしれませんが、パッケージに「対応震度表記なし」の製品は耐震能力に関しては全くの未知数です。命に関わる地震対策としては気休め程度になってる感は否めません。
大きな地震があった際に全く意味がない対策になる可能性も高いです。
逆に「対応震度表記あり」の製品に関してはメーカー独自で耐震実験によって確認している製品なので1つの大きな目安になります。
製品によってはなんと「耐震度7」と強気に表記されている商品もあります(震度7とは東日本大震災相当の震度に当たります)
もちろん、実際に震度7に耐えられる保証があるかと言えばそれは違います。あくまで効果があるかは実際に地震が起きてみないと分かりません。
しかし、対策をする段階で「気休め程度の対策をするか」「しっかり意味のある対策をするか」のどちらかを選ぶという意味では大きな基準になります。
「公的機関の認定取得済」震度7に対応した耐震マット
意味のある耐震マットを選ぶことの大切さについて簡単にご紹介致しましたが、防災グッズを選ぶうえでもう一つ大切な基準があります。
それが「公的に安全基準をクリアしているか」です。
そこで今回は「公的機関の認定取得済」のプロセブン耐震マットをご紹介致します。
プロセブン耐震マットは多くの公的機関の安全基準に合格・認定を受けた全省庁入札資格(90573)製品です。その性能は、耐久性・安全性・粘着力などに非常に優れており、震度7クラスの大地震からあなたの生命と財産を守ります。
(公式ホームページより抜粋)
また、このプロセブン耐震マットは1000ガル(震度7クラス)の耐震試験に合格しており、高層ビル・高層マンション特有の揺れ「長周期地震動」にも対応してます。
オーディオの査定士をしていると「高層階に住んでいるから諦めている…」というお客様もいらっしゃいますが、そういった方にもオススメできる製品です。
また、実際の製品レビューを見てみても「テレビの下に使用したが余震が続いたときも揺れが少なく助かった」「接地面が少なく心配したが、手で揺らしてみてもピッタリくっついていて感激」など、かなり評価が高いです。
手軽な地震対策として耐震マットがオススメ
もちろん耐震マットでしっかりと地震対策をしたからといってお家のモノが全て大丈夫といった保証はありません。しかし耐震マットは「四隅に貼り付けて置く」という簡単な対策のみで転倒のリスクを大幅に下げることができます。
また、地震対策は少しハードルが高いので「どんな対策をしたら良いかわからないまま結局何もしていない」といった方もいると思います。そこで、すぐに実行できる有効な地震対策としてこの「耐震マット」がオススメです。
一度地震対策をすると「ここはもう少し他の対策をした方が良いな…」などいろいろと気になってくるものです。もしもの事態に備え、皆さんにも何かしらの地震対策をご検討頂ければ幸いです。
また、お客様のなかには地震災害が起きる前に使っていないオーディオを売却されるという方もいらっしゃいます。お家のなかで破損し市場価格が下がる前に売ってしまいたいとお考えになる方も多いです。
もし、使っていないオーディオなどありましたら「オーディオ・楽器・カメラ」専門買取のニーゴ・リユースに是非一度ご相談ください。古くても一点からでも喜んで無料出張査定致します。
また、もし破損や故障した商品でも一つ一つ丁寧に査定致します。ご処分をご検討する前にまずはお気軽にご連絡ください!
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