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オーケストラとは?吹奏楽やブラスバンドなど楽器構成の違いも解説

吹奏楽やマーチング部に所属していた人なら、「オーケストラ」という言葉に馴染みがあり、聴く機会も多いでしょう。また、あまり馴染みがないと感じる方でも、学生時代の音楽の授業でオーケストラを聴いたり、J-POP曲のオーケストラバージョンの映像を見たことがある人、結婚式やイベントでオーケストラの演奏を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。オーケストラというと、クラシックのイメージが強いですよね。楽団員の演奏会ではクラシックを演奏しているケースが多いです。また、演奏会だけでなく、オペラやバレエの伴奏としてオーケストラの演奏を聴く機会もあります。このように、オーケストラはどちらかといえば西洋音楽の文化に根付いているものです。

さて日本でクラシックを普段聴いている人の割合は、全人口の1%程度と言われています。少し寂しい数字ですね。もちろん、誰でも一度は耳にしたことはあるでしょうが、日常的に聴く音楽としてクラシックを挙げる人は少ないのかもしれません。
しかし、最近の調査ではクラシックの聴衆が増えているという結果もあります。新型コロナウイルスの影響で外出を控える期間が長かった分、再び外に出られるようになった今、普段はあまりしないことに挑戦してみたいと思う人が増えているのかもしれませんね。

そこで今回は、「オーケストラとは何か?」「どんな楽器編成になっているのか?」について詳しく調べてみました。ぜひ最後までご覧ください!

オーケストラとは・・・

オーケストラといえば、管楽器を多重編成して演奏する団体のことをいいます。
現在の弦楽合奏に管楽器の加わった管弦楽の起源としては、ヴェネツィア楽派の大規模な教会音楽や、古典派期には交響曲や協奏曲、オペラの伴奏として大いに発展し、コンサートホールでの演奏に適応して弦楽を増やし大規模になり、またクラリネットなど新しい楽器が加わって、現在のような形となりました。

ロマン派音楽ではさらに管楽器の数や種類が増え、チャイムやマリンバ、グロッケンシュピールなどの打楽器が加えられ、時にはチェレスタ、ピアノなどの鍵盤楽器やハープが登場するようにもなりました。通常は4つの主要な楽器グループに分かれており弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器のグループに分けられます。さらにピアノやチェロ、バイオリンをソリスト楽器として登場させる協奏曲(コンチェルト)などもあります。

配置されている楽器をご紹介します。

弦楽器

【バイオリン】

オーケストラの中で最も重要な役割を担う楽器のひとつ。華やかなメロディを奏でることが多く、高音や速いパッセージも得意です。オーケストラの中では最も人数が多く、第一バイオリンと第二バイオリンに分かれています。特に第一バイオリンの中で指揮者のすぐ近くに座る「コンサートマスター(コンマス)」は、卓越した技術と豊富な経験を持つ奏者が選ばれます。

【ヴィオラ】

バイオリンより一回り大きく、低くて温かみのある音色が特徴です。目立つことは少ないですが、その渋く深みのある音はオーケストラに欠かせない“名脇役”です。楽器の見た目がバイオリンに似ているため、区別が難しいことも。ですが、その独特の存在感は、知れば知るほど魅力的です。

【チェロ】

体に寄り添わせるように構えて演奏する姿が特徴的なチェロ。中低音を担当し、時にはソロやメロディラインを奏でることもあります。チェロ奏者として世界的に有名なのが、2CELLOSというデュオ。彼らのYouTube総再生回数は18億回を超え、甘いルックスと激しい演奏スタイルで多くのファンを魅了しています。

【コントラバス】

全長約180cm、横幅は38〜67cmと弦楽器の中で最も大きく、最も低い音域を担当する楽器です。面白いことに、バイオリンがないオーケストラはあっても、コントラバスがないオーケストラはほとんどありません。伴奏の要として重要な役割を果たしているからです。吹奏楽でも唯一使われる弦楽器で、意外に感じるかもしれませんね。さらに、エレキベースと運指が似ているため、コントラバス奏者はベースを弾けることも多いです。

木管楽器

【フルート】

銀色の細長い横笛としておなじみのフルート。柔らかく澄んだ音色が特徴で、特に女性に人気が高く、吹奏楽部でも希望者が多い楽器です。映画『タイタニック』のテーマ曲「My Heart Will Go On」で流れる冒頭のフルートのメロディは、甘く切ない雰囲気を見事に表現していて印象的です。気になる方は、ぜひ映像をチェックしてみてくださいね。なお、冒頭のメロディが必ずフルートというわけではないので、その点も面白いポイントです。

【オーボエ】

木管楽器の中でも、特に演奏が難しいと言われるオーボエ。2枚のリードを重ねて振動させることで音を出しますが、このリードの調整が非常に繊細です。自分でリードを削ったり、水分量を調節したりするため、細かいメンテナンスが欠かせません。その手間がかかる分、感情豊かで心に響く美しい音色を奏でることができる楽器です。

【クラリネット】

クラリネットといえば、童謡「クラリネットをこわしちゃった」を思い浮かべる人も多いのでは? 今思うと、安くても10万円はするクラリネットを壊してしまうなんて、なかなか衝撃的ですよね。しかも歌詞の後半では「ドからシまで音が出ない」と言っています。ぜひパパに怒られてほしいものです(笑)。そんなクラリネットは、複雑なキー構造を持ち、広い音域をカバーできる“万能楽器”です。滑らかで優しい音色を持つ、シングルリード楽器の代表ともいえます。

【ファゴット】

 ファゴットは、こもったような低音とユーモラスな音色が特徴的。楽器を斜めに構えて演奏する姿も印象的ですね。日本人には意外と馴染みがあるかもしれません。というのも、ジブリ作品でファゴットのソロ演奏を耳にすることが多いからです。ジブリ好きならきっと「あの曲か!」と思い当たるメロディがあるはずです。

【サックス】

サックスといえば、やはりジャズのイメージが強いですよね。ビブラートを効かせた力強く太い音色が魅力です。見た目は金色に輝いているため金管楽器と間違われがちですが、実は木管楽器に分類されます。吹奏楽やビッグバンドには欠かせない存在で、そのセクシーで情熱的な音色にうっとりする人も多いはずです。

金管楽器

【トランペット】

トランペットといえば、天空の城ラピュタでパズーが吹いていた楽器です。パーパーと空に向かってまっすぐ伸びる音色は、聞いていて気持ちいものですね。また軍隊の音楽隊などでもトランペット担当は責務が大きいと言えます、登場やソロなど任されることが多い楽器です。他にはカップミュートと呼ばれるアイテムを使い音を変化させることもできます、ラプソディーインブルーの演奏映像を見るとイメージが掴みやすいのでぜひ見てみてください。

【チューバ】

足の間に挟み、抱えてもつ印象のチューバ金管楽器の中で一番大きい楽器です。最近では「響け!ユーフォニアム」の主人公の楽器として話題になっています。低音で伴奏を担当することが多く、縁の下の力持ちとして役割を果たしています。吹奏楽などでは楽器選択時に競争率が非常に低い楽器ではあるものの、その競争率の低さから1年生からコンクールに出れる可能性も・・・。

【ホルン】

ホルンといえば、管がぐるぐると巻き付いているかのような見た目が特徴で、ベル部分に手を添えて演奏する楽器です。やわらかい音色と高音・中音が得意な楽器で、単体の音ももちろん綺麗ですが、他の楽器と音色が重なりあったときのマッチ感は非常に綺麗です。

【トロンボーン】

スライドを動かしながら音を変化させる楽器であり、大音量を出すのが得意な楽器です。また動きが大きい為、演奏している姿が非常にパワフルに見えるでしょう。左手を軸に楽器を支えメロディーを奏で、自分で音程を調整しなければいけない楽器なので初心者はハードルが高いと感じる楽器でもあります。

打楽器

【スネア】

スネアはドラムセットにも含まれる小太鼓の一種です。リズム担当として重要な役割を果たし、マーチングバンドでは花形とも言われる楽器です。音のイメージが湧かない方でも、あの「ドラムロール」の音は聞き馴染みがあるでしょう。

【ティンパニ】

オーケストラの打楽器といえば、やはりこのティンパニでしょう。
「第二の指揮者」とも呼ばれるほど重要な楽器で、正確なリズム感で他の楽器をリードする役割を担います。ちなみに、趣味でティンパニを演奏する人は少なく、太鼓ひとつの価格はおよそ50万円ほどと非常に高価です。さらにサイズも大きく、持ち運びが大変なため、運搬の際には少々敬遠されがちな楽器でもあります。

【マリンバ】

マリンバという名前より、「木琴」と言ったほうがピンとくる方も多いかもしれません。
木の温もりを感じる独特な音色は、癒しと迫力の両方を兼ね備えています。また、一つのマリンバを複数人で演奏することもできるため、音の重なりがとても美しく、アンサンブルでも映える楽器です。

どこにどの楽器が?

https://www.mottainaihonpo.com/kaitori/contents/cat06/004-orchestra-gakki.html

オーケストラの楽器は、上記の図のように主に決まった配置で並べられています。
演奏する曲によってはピアノなどの楽器が追加されることもあり、配置が若干変わることもありますが、大きな変化はありません。また、指揮者がピアノを演奏しながら指揮をする「弾き振り」が行われることもあります。この場合、ピアノは指揮者の位置に配置され、演奏者は観客に背を向けながら演奏することになります。

「弾き振り」では、指揮者、ピアニスト、オーケストラの一体感が求められます。全体の音を聴きながら、自分の演奏にも集中する高度な技術が必要です。
こうしたスタイルに憧れるピアニストも多いのではないでしょうか。クラシックをあまり聞かない方でも少々馴染みがある曲を弾き振りで演奏している映像を見つけました。

映像は1976年時のモノで、およそ50年経った今でも多くの人の記憶に残る理想的な演奏として、今もなお多くの人が視聴している映像です。気になる方はYouTubeにも動画があがっているので、検索してみてください。

名門オーケストラ団を知ろう!

オーケストラに入りたいと夢見る人は多いでしょう。特に、一時的な学生オーケストラではなく、名誉と歴史ある楽団の一員になることに憧れるものです。
世界で最も有名なオーケストラといえば、やはりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団でしょう。圧倒的な名門として、西洋クラシックの豊かな伝統を守り続けており、177年の歴史の中でリヒャルト・ワーグナー、アントン・ブルックナー、ヨハネス・ブラームス、グスタフ・マーラーといった音楽家たちからも称賛を受けてきました。
毎年1月1日に行われる「ニューイヤー・コンサート」は、世界中で放送され、ヨハン・シュトラウスの名曲を届ける一大イベントです。このコンサートのチケットは非常に高額で、最も高い席は一枚約20万円。立ち見席でも約5000円かかります。
しかも、チケットは公式抽選でしか入手できず、日本で手に入れる場合は代理店を通してプレミア価格で購入するしかありません。そのプレミア価格はなんと約100万円!お正月にウィーンへ行ける人だけが見られる、まさに特別なコンサートです。いつか誰か、連れて行ってくれないかなぁ……なんて思ってしまいますね。

これほど敷居が高く、名誉と伝統を守り続けてきたからこそ、ウィーン・フィルには大きな憧れがあります。現在、ウィーン・フィルは147名の正会員(演奏者)で構成されています。しかし、ウィーン・フィルの団員になるには、非常に狭き門をくぐり抜けなければなりません。
まず、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のオーディションに合格し、その団員になることが最初のステップです。そして、国立歌劇場の奏者となって初めて、ウィーン・フィルのオーディションを受ける資格が得られます。さらに、ウィーン・フィルに欠員が出なければオーディション自体が行われないため、その機会も限られています。
オーディションに合格しても、すぐに正会員になれるわけではありません。およそ3年間の試用期間が設けられ、その間はエキストラとして活動し、団員として認められるのを待つ必要があります。最終的に本採用とならない場合もあるほど、非常に厳しい道のりです。
ただし、元コンサートマスターのライナー・キュッヒルのように、卓越した演奏能力を団員が即座に認めた場合、例外的に早期入団が叶うこともあります。

ウィーン・フィルの団員になるのは、まさに夢のような道のり。確実に一歩一歩進んでいくことが、その夢を叶えるための唯一の方法かもしれませんね。

楽器を演奏したい人へ

日本の現代の若者はクラシックをあまり聴かなくなったと言われていますが、それでも音楽を愛し、努力を重ねている学生は少なくありません。毎年、約4000人の音楽大学卒業生がいることからも、その情熱がうかがえます。近年は少子化の影響で減少傾向にありますが、音楽に力を注ぐ若者たちは今も多く存在します。ニーゴリユースとしても、そうした学生たちを全力で応援したいと考え『ニーゴ未来応援プロジェクト』を立ち上げました。

もし「音楽を続けたいけれど、楽器がない」「部活動で楽器が足りない」といった悩みを抱えている学生の皆さん、ぜひ当社のプロジェクトを活用してください!
ニーゴリユースは、全国の中学校・高等学校へ楽器を寄贈し、学生たちの音楽活動を全力でサポートしています。
詳しい内容は下記のリンクからご覧いただけます。

最後にニーゴリユースではピアノやヴァイオリンなどの楽器の買取をしています。
「家族が昔使っていたけど、最近は使っていない」「処分したいけれど、どうやって処分したらいいかわからない」とお困りの方は、ぜひニーゴ・リユースにご相談ください。どんなに古くて劣化している状態でも、商品1点から専門スタッフが無料で出張査定いたしますので、お気軽にお問い合わせください!

YouTubeでも音楽とカメラの歴史を紹介していますので是非ご覧ください!

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