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こんな楽器知ってる?個性溢れる珍しい世界の民族楽器や電子楽器5選を紹介!

夜、身体は疲れているのになかなか眠れない…そんな経験、誰しもありますよね?

そんなとき、私は癒される音楽を聴きながらリラックスして眠ることが多いです。先日、音楽の映像を見ているときに、とても不思議な楽器に出会いました。指をスナップさせるようにして音を鳴らす「ハンドパン」という楽器です。まるで亀の甲羅のような形をしていて、私も初めて目にしたのですが、その独特な姿と美しい音色にすっかり魅了されました。

世界には、私たちが普段目にする和楽器や西洋楽器とは異なる、ユニークな楽器がたくさん存在します。見たこともない形をした楽器や、どうやって音を出すのか想像もつかないもの、そして一度聴いたら忘れられないような美しい音色を持つものなど、実にさまざまです。

そこで今回は、日本ではあまり知られていない、世界の珍しい楽器たちをいくつかご紹介したいと思います。ぜひ最後までお楽しみください!

ハンドパン

ハンドパンは、鉄を主成分とする金属製の体鳴楽器で、素手で叩いて演奏する楽器です。スティールパンをルーツに持ち、2000年にスイスのPanArt社が開発した「ハング」と、それに似た形状の楽器を総称してハンドパンと呼びます。
この楽器は、ドーム状に加工された二枚の金属板を上下に貼り合わせた独特な形をしています。上面には通常7つ以上のトーンフィールド(音階を持つ部分)があり、下面の中央にはサウンドホールと呼ばれる開口部があります。サイズは直径45〜60cm、高さ20〜40cm程度が一般的です。
ハンドパンは種類によってトーンフィールドの数が異なり、それによって音域の広さも変わります。音色は柔らかく、余韻が長く残るのが特徴です。中央部分を叩くと最も低い音が出て、響きも長く続きます。
最近ではAmazonなどの通販サイトで、2万円程度から購入できるものもあります。気になる方はぜひチェックしてみてください。

ニッケルハルパ

ニッケルハルパは、スウェーデンの民族楽器のひとつで、「ニュッケルハルパ」とも呼ばれています。弓で演奏する擦弦楽器でありながら、フレットの代わりに「タンジェント」と呼ばれる小さなパーツを持つキーを使って音程を変えるため、鍵盤楽器の要素も併せ持っています。このように、弦楽器と鍵盤楽器の特徴を融合した独特な楽器です。

ニッケルハルパの歴史は非常に古く、最も古いとされる記録はスウェーデンのゴトランド島にあるKällunge教会の門のレリーフに見られます。このレリーフは1350年頃のものと推定されており、当時からこの楽器が存在していたことを示しています。

演奏方法は、弓で弦を擦って音を出し、キーを押さえることで音程を変えていきます。ニッケルハルパには、メロディを奏でる4本の弦と、共鳴弦と呼ばれる12本の弦が張られています。共鳴弦は1オクターブ内のすべての半音階に調弦されているため、どの音を弾いても必ずいずれかの共鳴弦が響き、深みのある豊かな音色を生み出します。これがニッケルハルパの大きな特徴であり、最大の魅力です。

さらに、2023年には、ニッケルハルパの演奏技術と製作技術の伝統がユネスコの無形文化遺産に指定されました。この指定は、スウェーデンの民族音楽文化におけるニッケルハルパの重要性と、その革新的な普及活動が高く評価された結果です。

チンバッソ

チンバッソは、金管楽器の一種で、低音用のバルブトロンボーンです。全長は約340cmにも及び、その長さからくねくねと曲がった独特のフォルムをしています。実際に持ったときの姿はとてもインパクトがあり、まるで大砲でも発射されるかのような持ち方になることから、見た目のインパクトも抜群です。

チンバッソという名前の由来には諸説ありますが、正確にははっきりしていません。おそらく、イタリア語で「低音の金管楽器」を意味する「corno in basso」を略して「c. in basso」と表記したことに由来すると言われています。この言葉は19世紀初頭からイタリアで使われていましたが、当時は特定の楽器を指すものではなく、最低音域の金管楽器全般を指す広い意味を持っていました。
音色は低音が特徴で、深みのある響きを持っています。独特の見た目と音色の両方で強い存在感を放つ、非常に個性的な楽器です。

テルミン

テルミンは、1920年にロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンによって発明された、世界初の電子楽器です。ロシア語や英語では「テルミンの声」という意味の「テルミンヴォクス」とも呼ばれています。

この楽器の最大の特徴は、楽器本体に手を触れることなく、空間中の手の位置によって音の高さ(音高)と音の大きさ(音量)を調節できることです。テルミンの正面に向かって右側に垂直に伸びたアンテナは「ピッチアンテナ」と呼ばれ、音高を決める役割を持ちます。左側面から水平方向に伸びたアンテナは「ボリュームアンテナ」と呼ばれ、音量を調節します。

右手をピッチアンテナに近づけたり遠ざけたりすることで、演奏者とアンテナの間に蓄えられる静電容量が変化します。これによって可変発振器の発振周波数が変動し、固定発振器との周波数差から「うなり」が生じ、このうなりから可聴周波数を抽出して音を作り出します。最終的にアンプとスピーカーを介して、その音が発せられる仕組みです。

テルミンの音色は独特で、低音はどこか空気が詰まったような質感があり、高音は太くしっかりと響くのが特徴です。さらに、手を震わせることでビブラートをかけることができ、まるで弦楽器を操っているかのような演奏方法は、見ているだけでも不思議な魅力を感じさせます。

ディジュリドゥ

https://fujinkoron.jp/articles/-/12611?display=full

ディジュリドゥは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニが使う伝統的な金管楽器です。この楽器は、シロアリによって自然に中が空洞になったユーカリの木を素材として作られており、非常に独特な形状と音色を持っています。ディジュリドゥは、儀式的な用途や演奏方法が多岐にわたることでも知られています。
ディジュリドゥには、特別な民族文化も根付いています。かつてはこの楽器の名前を口にすることさえ禁じられていたり、特別な儀式でのみ使われる特別なディジュリドゥも存在したほどです。楽器の形状や音色は部族やクランによって異なり、長さは80センチメートルから2メートルを超えるものまでさまざまです。また、管の太さや内径にも統一された規格はなく、地域や製作者の伝統によって多様性があります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%89%E3%82%A5#%E8%84%9A%E6%B3%A8

ディジュリドゥの外観は、木肌をそのまま生かしたシンプルなものから、ウレタン樹脂でコーティングされたもの、あるいは鮮やかな塗装が施されたものまでさまざまです。吹き口は木の幹の細い部分に蜜蝋を使って加工され、演奏しやすい形状に仕上げられています。

音を出す方法も特徴的です。管の一端に口を当て、息を吹き込みながら唇を振動させることで音を発生させます。筒の中で共鳴することで、ゴムが震えるような低く独特な音色を生み出します。この深みのある音は、一度聞くと忘れられない魅力を持っています。興味のある方は、ぜひその音色を体験してみてくださいね。

チャンネル名:時事通信トレンドニュース
世界最古の管楽器のライブ

まとめ

ここまで、普段なかなか目にすることのない、個性的でユニークな楽器を5つご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

独特な形や演奏方法に驚かされた方も多いかと思います。特に、最後にご紹介したディジュリドゥは、最古の楽器とも言われています。1000年以上前に作られたとされるもののありますが、実際の文献は残っていないため、その存在を正確に証明することはできません。それでも、長い間語り継がれているという事実自体が、とても興味深いですよね。

一方で、比較的新しく登場した楽器もあり、現代においても新しい音が生み出されていることには驚かされます。どの楽器も時代に関係なく、奏者が絶えることなく受け継がれていくことを願わずにはいられません。

さて、当社ニーゴリユースでは、和楽器をはじめ、管楽器や打楽器など、さまざまな楽器を専門に買取しています。「興味本位で買ったけれど、最近はしまったまま」「昔、子供が部活で使っていたけれど、今は実家に置きっぱなしになっている」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。どんなに古いものでも、壊れていても、商品1点から査定にお伺いします。

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