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【2025年最新版】ギターを極めた50代の円熟ギタリスト3名!愛用ギターも紹介!
本記事では、50代のギタリストをピックアップしてご紹介していきます。
50代という節目を迎えた彼らは、ギターを手に世界を魅了し続けています。キャリアを重ね、豊かな人生経験を糧に、独自のギタースタイルをさらに磨き上げている彼らの、これまでの軌跡や現在の活躍をチェックしていきましょう。
SUGIZO
SUGIZO / MESSIAH – from STAIRWAY to The FLOWER OF LIFE (Official)
まず最初にご紹介するのはSUGIZO(スギゾー)さん。SUGIZOさんはギタリスト兼ヴァイオリニスト。ロックバンド「LUNA SEA」のギタリストとして活動されていたことは有名ですが、バンド活動、サポートミュージシャンの他にも作曲、音楽プロデューサーとしても幅広く活躍しています。
SUGIZOさんは、少し聴くだけでSUGIZOさんだと分かる個性のあるギターや、独特の世界観や雰囲気、自身の魅せ方がすごく上手な所など、まさにアーティストとしての才能が溢れている方ですよね。
そんなSUGIZOさんは1969年7月8日生まれ。
ご両親がオーケストラの団員で、3歳の頃からヴァイオリンを習い始めたそうです。
1989年にLUNACY(LUNA SEA )に加入。
1992年にLUNA SEA のギタリストとしてメジャーデビュー。
1997年にはソロ活動も開始。自身のレーベル「CROSS」を発足します。
2000年の年末、東京ドームでのライブを最後にLUNA SEAは解散。
その後、SUGIZOさんはソロとして活動を続け、LUNA SEA再結成時には再びギタリストとして参加しています。
また、2008年、X JAPANが再結成された際、SUGIZOさんは故hideさんの代わりにサポートギタリストを務め、その後の2009年に正式メンバーとしてX JAPANに加入。
代役はX JAPANのYOSHIKIさんからの指名だったそうで、実力や人気、実績を考慮したうえで納得の人選だなと思いました。
SUGIZOさんは最近では音楽活動の他に、SNSやYouTubeを通じて情報を発信し、50代を迎えた今もなお活躍の場をさらに広げています。
SUGIZOさん愛用のギター
SUGIZOさんは、ESPやNavigator、FenderやGibsonなど様々なギターを愛用していますが、その中でも今回紹介するこちらのギターは、ライブでもSUGIZOさんが実際に使用していたESPのシグネチャーモデルのギターです。
ESP ECLIPSE S-I SUGIZO model

このギターは、SUGIZOさんが実際に様々なピックアップを試して音を聞き、試行錯誤して完成したこだわりのギター。
採用されたピックアップは、本来のストラト用とは異なる形状のピックアップでした。取り付けるために、ピックアップザグリの内側を少し削る必要がありましたが、削らずに搭載するため、出っ張りのない台座を使用しています。
横山 健
Hi-STANDARD – The Sound Of Secret Mind [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
横山健(よこやま けん)さんは1991年にパンクバンド「Hi-STANDARD」を結成、ギタリストとして一躍注目を集めました。90年代に、横山健さんに憧れてギターを始めた!という方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
「Hi-STANDARD」の活動休止以降もソロ活動、新たなバンド活動、サポート、さらにレーベルの創設など、現在も精力的に音楽活動をされています。
横山健さんは、とにかく楽しそうにギターを弾く姿が印象的で、心の底からギターが好きなことが伝わってきます。シンプルで力強いコード、疾走感のあるメロディ、センスの良いリフに重厚な音が加わり、横山健さん独自のパンク・ロックを作り上げていると感じます。
横山健さんは1969年10月1日生まれ。
高校生の時にエレキギターを購入し、バンド活動をスタートさせました。
1991年に「Hi-STANDARD」を結成、一世を風靡するバンドとなりました。
2000年に「Hi-STANDARD」は活動休止。
2002年からBBQ CHICKENSのギターを担当。
2004年からは「Ken Yokoyama」のバンド活動を開始します。
2015年にGretsch(グレッチ)のシグネチャーモデル「Kenny Falcon」のギターを発表。こちらのギターは、なんとGretsch史上で初の日本人シグネチャーモデルのギターでした。
そして現在は、「Ken Yokoyama」のバンド活動を中心に精力的に音楽活動を続けています。
横山健さん愛用ギター
横山健さんのギターといえば、「Hi-STANDARD」でメインに使われてきたNavigatorのギターにガムテープを貼っているイメージが強いですが、このガムテープは、ピックアップをリアに固定し、スイッチが変わらないようにするために貼っていました。
最近では、横山健さんは2014年頃よりGibson(ギブソン)ES-335を愛用しているそうです。
Gibson(ギブソン)ES-335

こちらのギターは、ホロウボディにセンターブロックを備えたセミアコースティック構造のエレキギターで、リアピックアップ付近に穴があり、ブリッジ直下の空間によって、箱物ギター(ギター内部に空洞があるエレキギター)特有のエアー感を出すことが出来ます。
横山健さんは、こちらのギターを使ったことがきっかけで箱物ギターにハマったそうです。
押尾 コータロー
押尾コータロー 『EDEN』(Music Video / Short Version)
最後にご紹介するのは、押尾コータロー(おしお コータロー)さん。
押尾コータローさんは、アコースティックギターを演奏するアコースティックギタリストで、日本だけでなく海外でも高い人気を誇り、国内外で精力的にライブ活動を行っています。ピックを使わず爪で演奏するスタイルが特徴で、そのため爪にはスカルプを施しています。動画でも、キラキラしたおしゃれな指先が確認できますね!
押尾コータローさんの演奏は、オープンチューニングやタッピング、スラップ、パーカッシブ奏法などを駆使し、リズム、メロディ、コードを同時に表現する独自スタイルです。
1本のギターからまるで複数の楽器を演奏しているような、10本の指だけで演奏できるとは思えないほどの音の多さに驚かされる一方で、余計な音を一切出さない正確さには、圧倒的な技術力の高さを感じさせます。
カバー曲のアレンジのセンスも抜群で、原曲を活かしながら、ギターで美しい音楽に仕上げています。
そんな押尾コータローさんは、1968年2月1日生まれ。
中学2年生の時にギターを始めました。
初めはバンド活動からスタート。バンド解散後、ソロギタリストとしてインディーズ活動した後、2002年にアルバム『STARTING POINT』でメジャーデビュー。
同年10月には全米デビューも果たしました。
現在はライブ活動を中心に、映画やCMの音楽の作曲、ラジオやYouTubeでの情報発信、さまざまなアーティストとのコラボレーションなど多方面で活躍しています。
押尾コータローさん愛用ギター
押尾コータローさんといえば、メジャーデビューアルバムのジャケット撮影でも使用されている、アメリカ在住のギター製作者John Greven(ジョン・グレーベン)氏が製作したギター、Grevenのアコースティックギター(ドレッドノート)を長年愛用されています。
そのJohn Greven氏が押尾コータローさんの為に設計、監修したモデルのアコースティックギターがGreven Guitars Japanとして誕生、日本向けに発売されました。
Greven Guitars Japan Oshio-DC HR

プロトタイプから製品版までJohn Greven氏の念入りなチェックがあり、Grevenギターオリジナルの見事な音色が表現されています。

最近では、押尾コータローさん自身もGreven Guitars Japanのギターを使用していることが多いとのことでした。
まとめ
50代のギタリストをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。彼らは50代を迎えた今も、ギターを片手に、時代に合わせて積極的に自己発信を続けています。昔からの憧れの存在であることは今も変わらず、その輝きは色あせることがありません。
この記事で気になるギタリストがいた方は、ぜひライブなどもチェックしてみてください。youtubeやブログ、SNSなどのインターネット上でも積極的に活動されている方たちなので、一度ご覧になってみるのもおすすめです!彼らの今後のさらなる活躍に、注目していきたいと思います。
最後に、ニーゴ・リユースではギターなどの買取を行っております。上記で紹介したGibsonやESPをはじめ、コラボモデルなども勿論、ギターであればメーカー問わず全て買取の対象となっています。
「最近使ってないな・・」という方や「新しいものに買い替えたい!」と思っている方はぜひニーゴ・リユースにご相談ください。
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