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【2025年最新版】60代以上のレジェンドギタリストは?日本の音楽シーンを築いた大御所3名を紹介!
日本の音楽シーンには、伝説的なギタリストが存在します。独自のスタイルと圧倒的な演奏で、多くの次世代のギタリストたちにも影響を与えてきました。
人生の大半をギターと共に歩んできた彼らは、現在も更なる活躍を続けています。本記事では、60代以上の大御所と呼ばれるギタリストに焦点を当てて、紹介していきます。
布袋寅泰
布袋寅泰 / HOTEI – バンビーナ
まず初めにご紹介するのは布袋寅泰(ほてい ともやす)さん。
日本人ギタリストといえば?という質問をすれば、多くの方が布袋寅泰さんの名前を挙げるのではないかという程の、圧倒的な知名度を誇るギタリストですよね。
布袋寅泰さんのギター演奏は、まるでメトロノームのようにリズムが正確そのもの!弦さばきのスキルはまさに神業で、特に独自のカッティングの技術が秀逸だと感じます!
布袋寅泰さんといえばロックバンド「BOØWY」のギタリストで、80年代に若者を中心に一世を風靡しました。当時、何人ものギタリストが布袋寅泰さんに憧れてギター演奏のコピーをしたかは計り知れません。バンド解散後から現在も40年以上にわたり日本の音楽シーンを牽引し続けている、まさにレジェンドギタリストです!
そんな布袋寅泰さんは1962年2月1日生まれ、群馬県出身。
14歳の時にストラトキャスタータイプのギターを購入して、ギターを始めたそうです。
群馬県から上京後、布袋寅泰さんは同じく群馬県出身の氷室京介さんを中心にバンドを結成。お二人は群馬県にいた頃、それぞれ別々のバンドで活動しており、どちらのバンドも地元の群馬で大人気、その頃からの知り合いだったとのことですね。
その後、他のメンバーを集めて1982年にバンド名を「BOØWY」とし、メジャーデビュー。疾走感のあるビートロック、衣装や髪型などの斬新なスタイルが注目され、BOØWYはブレイク。ロックバンドブームの火付け役の存在となりました。
1988年4月、人気絶頂の中「BOØWY」は解散。
それから半年後、布袋寅泰さんはソロとしてデビューします。
同年10月、吉川晃司さんと音楽ユニット「COMPLEX」を結成。
2年後の1990年に音楽の方向性の違いなどで「COMPLEX」は解散。
その後、布袋寅泰さんはソロアーティストとして、2012年には拠点をロンドンに移して現在も音楽活動を続けています。
布袋寅泰さん愛用ギター
布袋寅泰さんはFERNANDES(フェルナンデス)などのメーカーとギターを共同開発し、そのギターをご自身でも愛用されています。
FERNANDES 布袋寅泰モデル ギター

布袋寅泰さんといえば、このトレードマークともいえる柄のギターを持っている印象です。
黒字に白の幾何学模様のボディにコンコルドヘッドのギターは、インパクトが抜群ですね。
松本孝弘
松本孝弘 / Tiger’s Eye
続いてご紹介するのは、松本孝弘(まつもと たかひろ)さん。言わずもがなご存じ、ロックユニット「B’z」のギタリストです。作曲家、編曲家、音楽プロデューサーとしても活躍しながら、ソロ活動や他アーティストとのコラボレーションなども精力的に行っています。
松本孝弘さんのギターは、聞けばすぐに「あ、松本孝弘さんだ」と分かる、綺麗なトーンが特徴的です。個人的には、ミュージックステーションのテーマ曲(#1090 〜Thousand Dreams〜)のイメージがとても印象的で頭に残ってます・・。
松本孝弘さんは、1999年にGibsonから世界で5人目、日本人では初となるギブソン・レスポールのシグネチュア・アーティストに選出されました。
さらに、2011年の第53回グラミー賞において、米ギタリストのラリー・カールトン氏との共作アルバム『TAKE YOUR PICK』が「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞」を受賞。ポップス部門では日本人として初の快挙を達成しています。
これらの輝かしい実績から見ても、まさにレジェンドギタリストと呼ぶにふさわしい存在ですね!
そんな松本孝弘さんは1961年3月27日生まれ、大阪府出身。
「B’z」の結成前はプロのギタリストとしてスタジオミュージシャンやサポートギタリストなどを務めていました。
1988年に稲葉浩志さんとともに音楽ユニット「B’z」を結成。
以後、B’zとしての活動と並行し、ソロアーティストとしても多数のアルバムをリリースしています。
2024年には邦楽カバーアルバム『THE HIT PARADE II』をリリース。昭和後期の名曲をGLAYのTERUさんやLiSAさんなどの多彩なアーティストと共にカバーし、話題になったことも記憶に新しいです。
松本孝弘さん愛用ギター
松本孝弘さんはGibsonやfender、エピフォンなどをはじめ、様々なギターメーカーとコラボしてシグネチャーモデルのギターを発表してきました。
Gibson TAK Matsumoto Les Paul TAK Burst

ボディの杢目が美しいです。
シグネチャーモデルらしく「Tak Matsumoto」の文字もプリントされています。
TAK Matsumotoモデルはピックアップが特徴的で、松本孝弘さんの音色を再現しやすいように独自のピックアップを搭載したギター。当時は、実際にライブでもこちらのモデルと同じギターを使い、曲を演奏されていたこともあるそうですよ!
高中正義
TAKANAKA SUPER LIVE 2020 Rainbow Finger Dancin’@LINE CUBE SHIBUYA
最後にご紹介するのは高中正義(たかなか まさよし)さん。
1980年代のフュージョン(ジャズを基調に、ロック、ファンク、ラテンなど、さまざまなジャンルの要素を融合した音楽ジャンル)ブームもあり、一世風靡した高中正義さん。日本のフュージョン界で最も成功を収めた人と呼んでも過言ではないでしょう。まさに、レジェンドギタリストですね。
高中正義さんのギターは、多彩な音色とロック色の強いフレーズが特徴で、南国や夏といった明るいイメージにピッタリです!そしてご本人がとても楽しみながらギターを演奏しているので、観る人までも楽しい気分にさせてくれます!
そんな高中正義さんは1953年3月27日生まれ。
高校3年生の時に観客として観に行っていたライブで学生服のままステージに上がってギターを弾いたことがきっかけでプロデビュー。
1972年にサディスティック・ミカ・バンドにリードギターとして加入。
バンドは、独特の音楽性とユーモアあふれるスタイルで、日本だけでなく海外でも評価されました。バンドは解散後はソロとして活動を継続していきます。
1981年に発表されたアルバム「虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS」は
同年の日本レコード大賞を受賞し、アルバムの世界観を再現したライブは大成功を収めました。
現在、70歳を超えた現在も定期的にライブを行い、精力的に音楽活動を続けている高中正義さん。ギター演奏は衰えるどころか年々さらに深みを増し、その明るく心地よいサウンドは、多くのファンに元気を与えているのではないでしょうか。
高中正義さんの愛用ギター
高中正義さんといえば、YAMAHAのSGシリーズのギターを使用されていることで有名ですが、高中正義さんのギターは、ヤマハ側から無償提供を受けて使用されていたそうです。
ヤマハ SG1000

SGシリーズは、ダブルカッタウェイのデザインで、ハイフレットが弾きやすくなっています。
厚みのあるサウンドとバランスの取れたトーンが特徴で、ロック、ジャズ、ブルースなど幅広いジャンルで活躍するギターです。
高中正義さんは、パーツを変更したものや、虹色に塗装したもの、オリジナルのカラーをオーダーしたものなど、様々なSGシリーズのギターを使用して曲を演奏していました。
まとめ
長年にわたり日本の音楽シーンを牽引してきた60代以上のギタリストたち。彼らは卓越した演奏技術と独自のスタイルで、多くの名曲を生み出し、今なお多くのファンに愛されています。この記事を通して、60代を迎えてもなお活躍し続けているレジェンドギタリストたちの偉大さを改めて実感して頂けたらと思います!
最後に、ニーゴ・リユースではギターなどの買取を行っております。上記で紹介したGibsonやFERNANDESをはじめ、YAMAHAのSGシリーズなど、ギターであればメーカーや型式を問わず全て買取の対象となっています。
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