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アナログとは違うオーディオの世界!ハイレゾ音源用のオーディオ機器について解説!

現代ではCD等のメディアを通して音楽を楽しむ・・・といったことは少なくなり、
音楽配信サービス等の普及によって、デジタルデータの音源で音楽を聴かれる方が多いと思います。2013年頃にハイレゾ音源が登場したことにより、デジタルの高音質音源が徐々に一般化されていきました。
現在のデジタルオーディオのスタンダードでもあるPC・スマートフォンを主軸としたオーディオ環境や、そのスタイルを確立させる一因にもなったハイレゾ音源について、簡単ながら綴っていきたいと思います。

ハイレゾ音源とは?

「High-Resolution(高解像度)」、一般的にはCD以上の音質を持つ音源が該当します。
CDは限られたディスク容量に音楽データを収めるため、
オリジナルの音楽データを圧縮・カットして、容量を小さくしていました。(CDの記憶容量は約640~700MB。現代の記憶媒体と比較すると相当コンパクトです。)
ハイレゾ音源は圧縮・カットを行っていない為、当然ながらCD以上の音の情報量を持ちます。
音源の録音環境によって差異はあるものの、音圧・空間表現・繊細さ・空気感・音の実在感、人間の可聴範囲を超える超高音・低音域まで描き、CDでは表現しきれなかった音を体感できます。

CDとハイレゾ音源ではどれくらい情報量に差があるのか

音の情報量は「サンプリング周波数(Hz)」と「量子化ビット数(bit)」であらわされます。

簡単に説明するとHzは音域、数字が大きければ大きい程、音域の表現がより原音に近くなります。
bitは密度と考えるとわかりやすいかと思います。
bit数が大きい程より多くの情報(bit数の二乗)があり、細かい音の表現力・密度を持つようになります。
CDの情報量を超えていればハイレゾとなるのですが、音源によって情報量が異なります。
一般的には「96kHz/24bit」や「192kHz/24bit」の形式が主流です。
CDの情報量は「44.1KHz/16bit」となりますので、1秒間に44100回のデータのやり取りを行うのですが、それがハイレゾであれば96000回、192000回となるので、情報量の違いは明らかですね。

上記の表は1秒間における音の波形を図にしたもので、色の濃さは密度を表現しています。

見比べてみると判りやすいと思いますが、ハイレゾ音源はCDと比べても、より原音に近い音の細かさ・密度を持ち、波形も原音に近い形を描きます。

ハイレゾ音源の種類

配信等で手に入るハイレゾ音源にはFLAC、DSDの2種類があります。

FLACは可逆圧縮音源と言われる形式で、通常時のデータサイズは圧縮されておりコンパクトですが、再生時に展開され、CD以上の音質で再生が可能となっています。

ポータブル機器やスマートフォンにも納めやすいので、FLAC形式がハイレゾでは主流です。

逆に不可逆圧縮と言われるものはmp3、WMA等が該当します。

こちらはCD音源を更に圧縮、不要な部分をカットしてデータをコンパクトにできるのが最大のメリットです。音質は当然ながらCD音源よりも下回ります。

FLACとは違い、圧縮・カットした部分はオリジナルには戻りません。

ただ、データサイズは非常にコンパクトなため、音楽配信では未だに主流な音源ではあります。

※参考までに、5分前後の楽曲のデータサイズとして、CD音源は約50MB前後、mp3等圧縮音源は約5MB前後になります。

DSDはFLACとは違う形式になります。

詳細な説明は複雑なのでここでは省きますが、FLACを超える高音質を持つ形式です。

サンプリング周波数はCDの64倍となる2.8MHz、そしてさらなる高音質となる5.6MHzにいたってはCDの128倍に及びます。

単純に上記のようなデータ容量にはならないものの、FLACと比べても膨大になります。

一つのアルバムをダウンロードするにも数GBのデータ量となるため、

PCに比べ容量に乏しいポータブル機器では運用が難しいです。

また、再生するにはDSDに対応したハードウェアも必要となります。

いずれもCDを超える容量を持つ為、基本的には配信で購入するのが大半ではありますが、

ブルーレイディスクに収められて、CDのようにパッケージ販売されるケースもあります。

ブルーレイプレーヤー、ブルーレイドライブが搭載されたPCで楽しむことが可能です。

筆者が所有しているブルーレイの音楽ディスクになります。

PCで再生すればハイレゾで楽しめますし、ポータブル用にMP3の音源も用意されています。

ハイレゾ音源を楽しむのに必要なデジタル製品

ハイレゾで再生するには、対応する機材を整える必要が出てきます。

いつも通りスマホやPCで再生しているだけだと、出力側が音源のポテンシャルを活かしきれなかったり、実は今までと同じCD音質で再生されていたなんてことも…。

ですので、充分に楽しむためにオススメな機材を一部紹介します!

USB-DAC/ポータブルヘッドホンアンプ

D/Aコンバーター(DAC)はデジタル信号をアナログ信号に変換する装置です。

USBでPCに接続するものを、USB-DACと呼びます。
PCやスマートフォンでは、ハイレゾ音源を再生できるものの、対応していない機器ではCD音質相当の出力となるため、ハイレゾの音域を楽しむにはUSB-DACを使う必要があります。

(一部PCやスマートフォンではハイレゾに対応しているものもあります)

昨今では中華系メーカーのラインナップが多く、安価で販売されており人気が高いです。
DACが内蔵されているデジタルアンプを接続すれば、スピーカーを通して楽しむことができます。

ヘッドホンやイヤホンで楽しむ場合は、DAC内蔵のポータブルのヘッドホンアンプがあります。

PCやスマートフォン、ポータブル機器にUSB接続することで出力を増幅でき、音質も向上します。ハイレゾの有無を問わず、能率の低いヘッドホンやイヤホンを駆動することができるのもポイントです。

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

ポータブル用のデジタルオーディオプレーヤーになります。

国内のメーカーではSONYのウォークマンが有名ですが、現在では海外メーカーの製品の種類が豊富で人気があります。大容量のハイレゾ音源に対応できるよう、microSDを追加できるスロットが付いているものが多いです。

デジタルアンプが内蔵されており、スマートフォンに比べると出力が高いです。OSにandroidが採用されているものであれば、PCを介さずにDAP単体で音源を入手することもできます。

圧縮音源(MP3等)では、圧縮・カットされた領域を補完して、
高音質にアップスケーリングする機能を搭載する機種もあります。

筆者は長年SONYのウォークマンを使用しています。
独自OSを採用している為、androidOSの機種よりも電池持ちが良いのが気に入っています。

スピーカー/イヤホン/ヘッドホン

パッシブタイプのスピーカー、アンプやDACが内蔵されているアクティブスピーカー等があります。
いずれもブックシェルフ型が多く、コンパクトで置き場所にも自由度があり、PC環境にも最適です。

アクティブであれば、AUXやUSB、光デジタル端子等でPCと直接接続できます。
Bluetooth接続に対応している機種もあるので、スマートフォンと接続できるのも便利です。

パッシブスピーカーを使用する際はアンプが必要になります。

ハイレゾ対応しているイヤホン、ヘッドホンもあります。
ハイレゾのロゴがついているものが対応製品となります。

種類はスピーカーよりも豊富で、安いものは5000円くらいから、高いものでは10万円オーバーのものまでさまざまです。こちらも有線タイプ、ワイヤレスと大きく二つに分かれます。

有線のメリットは電池切れ・接続切れがなく安定した接続が可能な点、ワイヤレスに比べ種類が豊富な点かと思います。ケーブルが脱着可能なモデルであれば、ケーブルを変更することで音質変化・向上も望めます。ワイヤレスは文字通りケーブルがないので取り回しが良く、断線の恐れもありません。通勤・通学には最適ですね。

高音質のコーデック(LDAC、aptX Adaptive、aptX HD)に対応した機器でないとハイレゾでは聴けないので、その点には注意が必要です。
耳の近く、もしくは内部にて音を聴き取り、脳内定位するイヤホン/ヘッドホンのほうが、より細かい音を認識しやすいということもあり、スピーカーよりもハイレゾを体感できるのでは?と思っています。
(あくまで筆者の個人的な体感なので、その点はご容赦ください)

まとめ

いかがでしょうか。
デジタルにおいては、PCやスマートフォンといった身近なデバイスを主体に構成できるため、Bluetoothのヘッドセットやスピーカーを1ランクアップする、PCにアクティブスピーカーを設置する、といったちょっとした機材のプラスで音質向上を見込めます。

オーディオには興味あるけど、1から機材を揃えていくのはお金がかかる・・・と心配される方にはオススメ!低コストでの導入もできますし、機材に興味が出てきたら、そこから発展させていくのも楽しいです。突き詰めて行くとアナログとはまた違った奥深さを感じられると思います!

アナログのみならず、デジタルオーディオ製品も買取行っています!
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