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カメラ好きの査定士がデジタル一眼レフカメラから、とうとうミラーレスカメラに移行した話

読者の皆様、最近カメラで写真を撮っていますか?
ミラーレス一眼カメラが世の中の主流となりつつある今日この頃、
やっとのこと重い腰を上げて、ミラーレスカメラを購入したまこTです。

デジタル一眼レフカメラからミラーレスカメラに移行して、何がどう変わったのか。
オールドレンズと組み合わせた撮影事例やミラーレスに変えてわかったメリットデメリットと共に、ご紹介いたします。

今はやりのミラーレスカメラってどんなカメラ?

巷で流行りのミラーレスカメラ
今までの一眼レフとは大きな構造の違いがあります。

引用:Canonが教える写真のコト カメラ初心者教室 より

大きな違いが、ミラーとペンタプリズムの有無です。
フィルムの代わりにセンサーに受光させる構造は同じですが、
ファインダーへ光を届けるペンタプリズムが省かれています。
これにより、従来の一眼レフカメラよりも小型・軽量に設計することができるようになりました。

また、ファインダー内部も液晶画面になっているので、露出や色のシミュレーションも、液晶モニター同様に確認することができます。

今回購入したミラーレスカメラ

今回の機種選定にあたり、大変悩みました。
まず、新品はいまのお財布事情では難しい為、必然的に型落ちの中古となります。

検討条件として
・フルサイズセンサーを搭載
・チルト液晶搭載
・ボディ内手振れ補正機能搭載
・フルHD以上の動画を撮影可能
・小型軽量すぎないもの

と、諸条件考えてみると、SONYのα7III 以降となりますが、中古市場でまだ15~30万円と
高価な買い物となります。
そこで、α7II までランクを下げると、10万円前後となり買いやすいのですが、
最近カメラと動画編集に興味を持つ息子に相談したところ、ぜひカメラを選ばせてほしいと。

カメラに興味を持ってくれたことはうれしいので、ここはひとまず機種選定を任せてみたところ、
Sony α7III or α7II と迷いに迷ってPanasonic LUMIX DC-S5を選定。

引用:Panasonic 公式ホームページより

自分の中で検討にすら上がっておらず、全くのノーマークでした。
とはいえ、チルト液晶がバリアングルになるくらいで、そこさえ我慢できれば4K動画も撮れますし、その他の要件は満たすので今回はこちらを採用。

ただし、キットレンズを含めてしまうとやはり20万円近い買い物になってしまうのでボディのみの手配と相成りました。

ミラーレスとオールドレンズの組み合わせによる撮影事例

以前、このブログでオールドレンズのことを書かせていただきました。
私は無類のオールドレンズが好きな人間です。
ミラーレスカメラに移行しようとしたのも、メーカー純正のオートフォーカスレンズをほぼ使わない撮影ばかりなのと、
オールドレンズの魅力を、より引き出せるようにと考えた挙句
そこそこ新しめのボディに、古いレンズを組み合わせて使っていこうと考えたのでした。

そこで、今回ご紹介するレンズは、この4本です。
作例も、合わせてご紹介いたしますので、ご覧ください。

標準レンズ CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4

言わずと知れた50mm F1.4 標準レンズの帝王とされるモデルです。
シリアル番号から後期の物で日本製なのでMMJです。
マウント:Y/C(ヤシカコンタックス)
入手難易度:★★☆☆☆
中古販売価格相場:10,000円~30,000円

アスファルトの質感が好き

6枚絞り独特の光芒も綺麗
フィルターでのエフェクトではなく、絞り値 F16

広角レンズ Asahi Pentax Super-Takumar 1:3.5/28での作例

Pentax SPの販売拡大に向けて設計製造されたレンズ。
いたって普通の28mmです。
順光のキリっとした描写と、逆行時のフレア・ゴーストが特徴的。
マウント:M42
入手難易度:★★☆☆☆
中古販売価格相場:500円~3,000円

同じこと考える人がいるもんだ

冬の猪苗代湖
この冬一番冷えた日でした

マクロレンズ Asahi Pentax Super-Multi-Coated MACRO-TAKUMAR 1:4/50での作例

1971年に販売された、最後のTakumar銘の標準マクロレンズです。
フードは、なんか適当につけてます。
無限遠もきちんとでて、遠景から最大倍率1/2の接写性能も持ち合わせています。
マウント:M42
入手難易度:★★★★☆
中古販売価格相場:4,000円前後

アルバイトスタッフとのお別れに頂いた緑のだるま

小指の先くらいの太さのLANケーブル先端

望遠レンズ TAMRON  SP 60B 300mm F2.8 LD IFでの作例

1984年~1992年の間販売されていた、大口径望遠単焦点レンズ。
マウント:タムロンアダプト―ル2
入手難易度:★★★★☆
中古販売価格相場:15,000~50,000円前後

三脚がふにゃふにゃで安定感全くなしでした。
この手の超望遠レンズを使うときには、大型の三脚が必要となります。

300mm に1.4倍、2倍テレコンを装着しました

画面上で等倍まで拡大してみたところ

オールドレンズを、現行のカメラに装着するには?

さて、今回手にしたDC-S5ですが、レンズのマウントはLeica Lマウント(フルサイズ)です。
オールドレンズと呼ばれるものには、以下のようにメーカーごとに嵌め合いの形がマウントとして存在します。

キヤノン:FD及び EF(EOS)
ニコン:F
オリンパス:OM
ペンタックス:M42及びPK
コンタックス:Y/C
タムロン:アダプト―ル

この、形とフランジバックの距離を調整するアイテムが、マウントアダプターです。

左上から
M42-EOS PK-EOS EOS-L
Y/C-L M42-PK TAMRON-EOS

以前、キヤノンの7Dを使っていたこともあり、一部EOS(EF)マウントが含まれていますが、現在は移行期間ということもあり、一部レンズはマウントアダプタを重ね付けしております。

いずれは、焦点工房製のマウントアダプタでボディとレンズを直結する予定です。

フランジバック(レンズ後端からセンサーまでの距離)の関係上、純正以外のレンズは無限遠がでませんので、どうしても野暮ったく見えてしまいますが、そこは目をつぶりましょう。
このアダプタの長さがないと、無限遠がでません。

Y/C-Lのアダプタを使って、レンズとボディを接続したところ。
あやしい中華製で、ただマウント変換してるだけのような気がします。
精度はあまりよくない。

ミラーレスにして感じたメリット・デメリット

ミラーレスデジタルカメラとオールドレンズの組み合わせで、どんなふうに撮影ができるか というところですが、オートフォーカスと自動絞りが使えないだけでいたって普通です。
以下にメリット・デメリットを上げてみます。

【メリット】

昔ながらの撮影方法を再現できる
ほとんどのメーカーのカメラとボディを組み合わせて、無限の可能性を感じられる
最近の機種であれば、フォーカスピーキングを使える
ボディ内手振れ補正があれば、機能する
フルサイズ機であれば、レンズの焦点距離をそのまま活かせる

【デメリット】

オートフォーカスが基本的に動かせない(一部例外あり)
絞り値を写真のExifに記録できない

メリットデメリットについて、より具体的に説明します。
これまで、デジタル一眼レフを使っていましたが、老眼が進んだのと標準マットのスクリーンでは、
ピント合わせがほぼ困難になってしまったのですが、
フォーカスピーキングがあることによって、ピントが合っている位置がおおむねわかるのです。

また、光軸が変わってしまうのですが、バリアングル液晶になったことで
ハイアングル・ローアングルの撮影は圧倒的に楽になりました。
ただし、マニュアルフォーカスレンズを物理的につなげているだけなので、絞り値が記録できないのが、写真の再活用するときに物足りないです。

今後のカメラの楽しみ方は?

今や、スマートフォンのカメラの性能が向上しすぎて、コンパクトデジタルカメラですら持つ方が大分少なくなってきました。
また、旧来のデジタル一眼レフカメラから機材ボリュームをコンパクトにできることから、
ハイアマチュア、プロカメラマンもミラーレス一眼カメラに移行しています。

個人的な考えとなりますが、いくらスマートフォンのカメラの性能が上がっても、所詮メモなのです。
例えば…食事、ちょっと気になる景色、メモ書き代わりのスナップなど

スマートフォンのカメラで撮影できない、接写、望遠、さらには表現が難しいボケ感。
こういった表現の限界を突破することができます。
※スマホでもできるじゃない!と言われそうですが、データ的にぼかしたり、ざらざらなデジタルズームが大嫌いなのです。

個人的な意見として、一眼レフカメラからミラーレス一眼カメラへ移行し、
いいことづくめでした。
実は、大きなカメラ・大きなレンズは持っているだけでも、優越感に浸れるアイテムではあるのですが、
世の中の流行りがミラーレス一眼へ移り変わり、回りの見方も変わってきています。
逆に、フィルム一眼レフカメラを持っていることの方が、注目されていくかもしれません。

皆様がお持ちのオールドレンズもミラーレス一眼カメラとの組み合わせにより、これから活躍の場が広がるはずです。
ぜひ、昔を懐かしみながらわざと面倒くさいかもしれない撮影にトライしてみませんか?
今まで見えてこなかった世界が待っているかもしれません。

ぜひご自宅に眠っているカメラ・レンズ・アクセサリ等、フィルム価格の高騰からもう使わないとか、故障している、カビが生えているなど条件は問いませんので、なんでも一度お気軽にご相談ください。
私のように、古いレンズが好きな人が世界中にいます。
カメラ好きの査定士が1点からでもお伺いいたしますので、皆様の大切なカメラはぜひ、ニーゴ・リユースにお任せください!

ポッドキャストでもオーディオ・楽器・カメラについて話しているのでぜひお聞きください。
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